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■ 男色ディーノ!
先日書いた男色ディーノの話だが、DDTが現在行っている船橋ららぽーとでの大会のみに参戦なのかと思っていたら、同じく男色キャラに覚醒してしまった、O.K.Revolution選手とタッグで「DDTタッグリーグ」に参戦を表明しているではないか。僕の活動範囲から後楽園への距離がますます伸びたような気がする。尻を押さえて後ずさり。
ところでこの男色ディーノ選手の必殺技男色インターネットだが、どうやら別にネットサーフィンをたしなんでいるというわけではなさそうだ。というのも、この男色インターネットという技の正体がわかったのである。
ディーノの必殺技というこの特集ページの「終盤略奪愛編」をチェックして欲しい。この技の正体がわかるはずだ。ちなみに正体がわかったところで、人としての何かを失うことになるかも知れないが、当方は一切の責任を負わないので、くれぐれも自己責任において読み進めて欲しい。クレームは一切うけつけない。
というわけで、男色ディーノ選手がインターネットでウチのサイトをみていたりコラムを読んでいたりという可能性は随分と下がったと思う。一安心だ。
しかし、今回の一件で男色ディーノ選手について、さらに深く知ることになったのだが、学生プロレス時代は常勝チャンピオンだったというのだ、そして破れることなく王座返上。そうして男色ディーノという学生プロレスラーは消えた事になっていた。…のだが、今何故かそのままのキャラでちゃっかりプロに転向。そして今一部で大ブレイクしているわけである。
正直「プロレスファン」は彼の存在を認めない、という人の方が多いだろう。だが、学生プロレスからプロに転向し成功しているレスラーは決して少なくない。
テリー・ファンクに憧れ、学生プロレス時代はテリー・ファックというリングネームで闘っていたテリー・ボーイ、現・MEN’sテイオー選手(大日本プロレス)は、今ではチャンピオンベルトも巻いている玄人好みのメジャーな選手になっている。
「強烈な個性」はプロレスラーにとって重要な要素だ。といっても正直にいえば男色ディーノのキャラクターはアングラだし、強烈すぎて対処に困るくらいなのだが、プロレス界に性倒錯者キャラクターが他にいないわけでもない。
最もメジャーなところでは、往年の名レスラーアメリカンドリームダスティー・ローデスの息子ダスティン・ローデスはゴールダストというリングネームで、全身金色の衣装に顔も金に塗り、どぎついアイメイクと黒のルージュでメイクを施し、さらにはブロンドロングヘアーのカツラというとんでもないキャラクターでリングに上がっていたのだ。
この両者を並列に語るのは些か問題があるとは思うけれども、決して市民権を得られないキャラクターではないのだ。無論ゴールダストは入退場時に観客を襲ったりはしなかったが。
学生プロレス時代からテリー・ファンクのテキサスブロンコキャラクターを貫いていたMEN’sテイオーは、後に憧れのブッチャーと試合をしている(ファンクスvsブッチャーは往事の超名勝負だった)。そう考えると、ある意味では、続けることそのものに意義があるのかも知れないとも思えないこともない。ゴニョゴニョ。
彼、男色ディーノが目指すモノがなんなのか、どこにあるのかはわからないが、僕はこのキャラのままのディーノがどこまでいくのか見てみたいと思っている。
テ、テレビとかで。 (会場は怖いし……。)
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