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■ 続・夏休みの宿題。
僕の田舎は長野県を縦に見た時に、真ん中よりの北側になります。っつーか長野市のはずれの方です(何件かお問い合わせがありましたのでお応え)。
というわけで、早速地図を書いてみたりしました。
なんといいましょうか、イイワケをさせていただきますと、マウスで手書きなんで、かなり荒れた感じになっています。まぁ見てやってくださいよ。ヒドイもんです。
クリックすると別ウインドウが開いて拡大図を見ることが出来ますが、出来れば見ないでやってください。なんだこりゃあ。
なんつーか、もう、随分といい加減です。ファジイを通り越して、なにがなんだかさっぱりわかりません。さすが小学校低学年の頃の記憶です。
それが顕著に現れているのが、地図の中心である「いえ」を拠点に、全ての方向の位置づけが右か左かなんですよね。
地図ってのは普通、東西南北というもので配置を考えるモノなんですけど、ガキの記憶ですから、そんな概念はなく、あるのは徹頭徹尾右か左です。あ、いや、思想的に偏ったりはしておりません。ええ。
昨日の記事では「なにもないところ」と書きましたが、この地図では本当になにもないですね。
「なにもない」という記憶を元に書いているのですから、当たり前の事なんですけれど、この地図が現実だとしたら、物凄い寒村、いやそれすら通り越して廃村です。
鄙びているとかそういうのを通り越して、絶滅寸前ですよ。どういうことだ。失礼極まりない。まだ祖母をはじめとして、分家の方々も長生きしてらっしゃるっつーの。平均寿命と平均年齢記録絶賛更新中ですよ(それはそれで問題)。
ですが、なにはともあれ、ここまで位置関係を掴んでいるということに、少々驚きました。そして「田舎」での「ぼくの世界」の狭さにも驚いたもんです。これじゃあねえ、そりゃあ飽きるよなあ。遊び相手は姉ちゃん達だけだったしなあ。
そんな風に、なんとなく、この地図モドキを書きながら、より鮮明に「田舎」の記憶が蘇ってきました。
そりゃあもう、稲穂を渡る風の音やら、ツクツクホーシの鳴き声が、遠くに聞こえるくらいです。
そうすると不思議なもので「子ども時代」の退屈だけど「不思議」と「知らないモノ」に満ちていた、あの夏休みの頃の気持ちまで蘇ってくるんですよね。
まぁ、そんな「楽しかった少年時代の気持ち」で地図を書き上げたわけなんですが
いくら少年時代の気持ちでも 「いえ」とか「たけやぶ」くらい漢字で書けよな。 (「気持ちが戻る」と「退行」は別ですからね…しっかし、汚い字だなぁ…)
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夏休みの宿題。
この記事の直前の記事です。
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この記事の直後の記事です。
../2004/200408240935.html |
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