じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

【 2005年06月13日-11:34 のつぶやき】

僕と僕の足の角質との確執。 -宴の続きの顛末-


プロローグ(?)

随分ご無沙汰してしまいました。生きてます。むしろ水虫じゃ死にませんから。皮膚科に行きますってのが最後の更新になったからって、どんな心配しているんですか、メールをくれた一部の皆さん。

さて、時間をおいたのは少々理由があります。本当は皮膚科から帰ってきたら、すぐにでも記事を書こうかと思っていたのですが、ちょっと感情的な記事になってしまいそうなので、時間をおくことにしました。

で、落ち着いたり新展開があったりしたので、今これを書いています。ぶっちゃけ笑いナシのシリアス話になってしまうのですが、僕が行った皮膚科は、とんでもない医者だったんです。

というのも、カカトの角質のヒドさやヒビ割れの痛みなどをどうにかして欲しくて診察を申し込み、なおかつ水虫かどうかを調べてもらいたかった訳なんですが、結論からいえばどちらもまるで進捗がなかったんです。


まず初診にも関わらず、問診票もなし。「今日はどうしました?」の一言から始まった診察は、見せた足の裏を一瞥しただけで「痛みますか。そしたら軟膏出しますので、これ塗って様子みましょう。一週間くらいしたらまた来て下さい」。これで終了。

ちょっともう、驚いちゃいましたね。まぁ確かに角質を削るだの処置をするだのは皮膚科の領分というか医者の領分ではないのかもしれません。でもこの角質が白癬菌による角化型の水虫かもしれないわけで、検査しなきゃわからないんですよ。顕微鏡覗けばわかるレベルらしいんですけど、それすらしない。というか触りもしませんでしたね。本当に見るだけ。

挙げ句処方された軟膏を見て二度ビックリ。中程度のものとはいえステロイド軟膏です。それも一切のインフォームドコンセントなしに「塗って様子見て下さい」だけってんですから恐れ入ります。「塗って治らなきゃ水虫だから別の薬出します」ってことらしいんですけどね。

ステロイド軟膏の問題点に関しては今更僕が云うまでもないと思いますが、最低限用法用量の説明はあってしかるべきでしょうし、場合によっては副作用の説明も必要でしょう。それら一切なしです。


結局診察代と軟膏代1200円也を支払って、痛む足はそのままにされて帰されたわけです。ぶっちゃけますが、いくらなんでもコレはヤブ医者と呼ばれても仕方ないでしょう。頭に来るというより、かなりがっかりしてしまいました。

その皮膚科に過剰な期待をしていたわけではないんですが、皮膚科を進めてくれた読者さん達のメールに寄れば、多くの皮膚科では最低限痛まないようにする処置方法を教えてくれたり、軟化剤やケアの仕方を教えてくれたり、場合によっては角質を除去してくれたという話もあったんですよ。

それらの好例にカスリもしなかった事が、さすがに本当にがっくり来てしまったんですよね。さらになんの説明もなくステロイド軟膏を処方する神経にも驚きました。まだ世の中にこういう医者がいるんだなぁと、変に感心してしまう程でした。


さて、ここまでが簡単な皮膚科にいった結果報告です。結論としては、その病院には二度と行かないということだけですね。

しかし、そんな目に遭いながらも、現在僕のカカトは角質も人並み程度になり、表面は普通の足の裏の硬さであり、なおかつ、ひび割れも薄まって、歩いても体重をかけても痛くありません。時々カカトを撫でては、そのすべすべな表面にニヤニヤしてしまうくらいの変わりっぷりです。

全ての出来事は、先週末に起こりました。皮膚科でのあしらいっぷりに肩を落としていた僕のところに舞い込んだ一通のメール。それが全てを変えたんです――。



というわけで、次回
『僕と僕の足の角質との確執。第2部』
に御期待下さい。

(まぁそう長くはならないはず)



その他の記事
僕と僕の足の角質との確執。 -宴の続き-
この記事の直前の記事です。
../2005/200506081545.html
僕と僕の足の角質との確執。第2部 -1-
この記事の直後の記事です。
../2005/200506160526.html