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【 2003年10月28日-14:04 のつぶやき】
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■ 深くなる傷
智史君がスゴイ。
さすが芸人さんを志している熱い若者だけのことはあると思う。というか熱すぎる。彼とその友達と、友達の友達は一体、何喰ったらこんなおバカな事が出来るのだろう。プールに入って塩素とラムネを間違って食べ続けでもしたのだろうか。
この企画を考えたのは僕だった。bdrzの過去ログを全て読み、本人とも会って話をして、その上での決断。イケる――そう思った。
そもそも友達の友達の話を紹介しあうという、本人同士は蚊ほども痛くないハズの企画だったのに、何故だろう。語れば語るほど、お互いの傷が深くなっているような気がする。なにしろ友達の友達の話なのだから、語るネタは尽きないし、別に勝ち負けというものもないのだ。だが、いつの間にか凄絶極まりない流血をしつつのチキン・ランになっているような気がする。どうしたんだろう。
しかも何故か話はシモの方にシモの方に流れてしまっていっている。逃れようともがけばもがくほど深みにハマって行く蟻地獄にも似ている。どうしてだろう。
仮にも当サイトはマナーアップサイトだ。シモネタは笑いを誘うには安易だが、サイトのカラーによっては扱いが難しい。だが彼の第4弾を読んで、僕はある種の覚悟を決めた。無論、「グラップラー刃牙」のアントニオ猪狩の言を引用するまでもなく、覚悟の量を誤ればあの世行きだ。
それでも僕はこの話に、何かを託そうと思う。これは僕にとってある意味での冒険。サイトも5周年を迎えた今、「コレくらい許されるだろう」という、危うい目測の元に、今夜、執筆する。とっておきの『友達の友達の話』を――。
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