■ 発見。

その日。校了を終えた僕は、漸く深い眠りから醒めた。躯がニコチンを求めたが、生憎と煙草が切れている。そこで僕は心地好い泥濘の中から抜け出し、のろのろと着替えると外出した。

昼下がりの外は春の陽差しが強い。陽光に眩暈を感じつつ、僕は一路、近所のコンビニエンスストアへと向かった。

通り掛かりに、ふと思い出す。大手の薬局チェーン店には、僕の求める物が破格の値段で売られているという情報――そこで僕は、そのドラッグストアに寄ることにした。

目指すのは清涼飲料水の展示棚。そして、見つけた。探し求めていた物を。







購入した数は二十四本(三ケース)。僕は今、倖せだ。無茶をして持ち帰った為に、現在、腰痛再発の気配が濃厚であったとしても、僕は今、倖せなのである。

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