じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

【 2004年05月07日-21:13 のつぶやき】

ツバサガオレタ。 -2-


まぁパンダに翼が生えているワケはないのですが、バイクという翼を折られて以来、激しく落ち込んでいます。ぶっちゃけてしまえば限りなく鬱。


バイクは僕にとって日常の足。さいたま市という「新都心」をもつ政令指定都市ながら、その端っこ住まいの僕にとっては、バイクはまさに欠かせない生活の足なんです。

ちなみにチャリという手段はない。っていうか、ウチにはないんですよ、チャリ。それにここ最近のように寒暖差が激しかったり雨が降りそうな日は、腰が大激痛を催してしまうので、歩くとかまず無理。家庭内の動きですら億劫なのですよ。

まぁ、それはおいといてバイクですね。掲示板にも書きましたが、今のスカイウエーブ400が故障するのは、今回で5回目。修理も5回目。購入してわずか1年でこれです。どういうことなのだと罵りたい。激しく罵りたい。

それにしても、掲示板でも、いただいたメールでも、購入先の赤ヒゲ男爵の評判はヒドイ。一体どういう事なんでしょうねぇ。


本社に電話で問い合わせをしたところ、クレーム処理のような感じで営業担当さんかなんかに電話が繋がりまして、その顛末はコチラに書いたのですが、まーなんというか、いわゆる「大企業」な対応をされました。

といっても、それしきの事で心を折るほど、僕の怒りは小さくないんですよね。バイクの整備というのは、命に関わること。そして個人では出来ないことだからこそ、購入店と懇意にして、チェックしてもらい整備をしてもらうわけです。

サービスや整備費用云々だけで云っているわけではなく、これまでの故障歴などもトータルで考えて、こういうバイクを『中古車も万全な整備をして販売』という企業ポリシーで出荷していること、今回のような対応について正式な見解が欲しいところです。っていうか1〜3は初期整備不良ですよ。


そして顧客に対してのサポートの駄目さと、報告の遅滞。引き上げと修理に一週間以上かかるということを、事前に伝えないという点が、まずおかしいです。本社のサポートの見解は、整備スタッフに、そういうスケジュールが伝わっていなかったという事でしたが、本当にそれはありえてはいけないこと。

回収に来てくれた足立店のスタッフの人は、バイクのトランクにコートを詰めて、ヘルメットを持てあましている僕に「それもおもちしますよ」と云ったんですよね。「一緒にすぐにお届けしますから」と。

これは先日本社に問い合わせた時にはいわなかったことですが、貴重品が入っているか等の確認含めて、、どれくらいかかるかということも事前にはいわれていませんでした。「一週間かかる」ということも、まるで連絡がないので、こちらから問い合わせて、ようやくわかったこと。これも随分おかしな話ですよね。


さらに、本社に電話で問い合わせた当日には、最寄り店からも本社からも、その後の連絡がまるでナシ。これもおかしい。あきれ果てて翌朝(今朝ですね)10:30くらいに最寄り店に電話をしたところ

「実は代車を昨日取りに行きまして、今整備中なんです。出来上がりましたら、すぐにご連絡しますので。本部の方にもお問い合わせいただきましたようで、ありがとうございます」

とのこと。へぇ、本社から云われればそういう対応はするんですね。っていうか、それ以前に「即時代車の準備をさせていただきますので」と、昨日の段階で連絡してくるのが当たり前の事だと思うのは、僕の常識がズレているのでしょうかね?

まぁそんな態度で、全てを許すと思ったら大間違いでして、ええ。僕は、これまでの整備表を、全てコピーして出して貰えるように依頼しました。なにをどう整備したのか、チェックしたいと思います。

ついでに僕に対しての出荷前の整備記録も出してもらう予定です。それまでの走行距離と、故障時の走行距離なども資料として、その上で、ここまでの故障の多さを、どう思うか見解を出してもらうつもりです。「走ればいい」というような状況で出荷しているとしか思えませんので。

ああ、そういえば21時前現在、代車の整備が出来上がったという連絡は来ていません。「すぐに」っていうのは、どういう対応を指して云うんでしょうね?

ともあれ、現状はこんなところです。どういう対応をしてくれるのか非常に楽しみなわけです。


しかしまーグダグダとした愚痴更新で、楽しい更新を楽しみにして閲覧してくれている方々には大変申し訳ないです。でも「こういう事があった」ということを記しておくのも、1消費者、1ユーザーとして大事な事だと思いますので、解決まで今しばらくお付き合いください。

掲示板・メールなどで励ましのお言葉を寄せてくれた皆さん、本当にありがとうございます。掲示板の方は順次レスをつけられるモノはつけていきますが、メールの方はレスがたまっておりまして、なかなかお返事が出来ません事、お詫び申し上げます。
さて。メールや掲示板でも「どうして悪評高い赤ヒゲ男爵なんかで?」という意見が寄せられた。僕も第三者の立場なら、そう思う。何故ならば悪評のことは知っていたからだ。

では何故そんなところで?それは少なくとも「近いから」という理由だけではなかったことが確かだ。

実は、この赤ヒゲ男爵には、メカニックスタッフの方に僕の高校時代の同級生が入社している。そいつとは直接的な繋がりはなかったが、拳法部員で、卒業後の仲間との格闘技の自主トレに彼も何度か参加した事があるのだ。

そいつは僕の親友(拳法部副主将)を介してとはいえ、かつては拳を交えた仲。赤ヒゲ男爵は、そいつが一浪して受かった大学を中退して、専門学校に入り直し、整備士の資格を取って就職した会社だった。

別にそいつが入社した会社だからといって、そこの会社を贔屓にする必要はない。そもそも、そいつが整備するわけでも購入交渉をするわけでもないのだから。

それでも敢えて赤ヒゲ男爵にしていた理由は、極めて単純だ。そこに僕自身が「縁」を感じたからだ。

センチメンタルだと嘲笑われても、僕はそういう「縁」は大事にしたいと思っている。その上での、こういう不始末だから、余計に辛いのだ。余計に憤るのは、つまりはそういうことなのだ。



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