■ 産声を待つ八月。

はーやくおいでー。でっておいでー。


僕には二人の姉がいることは何度も書いていますが、二人とも無事に嫁いでおります。

そして、時々ここの記事に登場する甥っ子は上の姉の子でして、下の姉貴はといいますと、現在絶賛臨月中だったりするのです。

っていうか只今現在ナウ絶賛予定日近辺です。


実はもう予定日は数日前に過ぎてしまっているのですけれども、どうにもこうにも僕の姪っ子一号は(女の子であるのはわかっているんです。ビバ現代医学)、まだママのお腹の中の方がいいらしいんですな。

なんというか、出てくる前から結構強烈な人見知りで甘えっ子ということが決定しているとでもいいましょうか。生まれる前から既に萌え設定が発動という感じです。

今頃、姉貴のお腹の中で、胸の前で手をグーにして、モジモジしているに違いありません(普通の胎児は皆そうです)あー!もう可愛いなぁ!


ところでこの姪っ子には、既に呼び名がついています。姉貴と義兄は名前を決めかねいることもあって、「ちびちゃん」とか呼んでいるのですが、僕と母上はその呼び名「なっちゃん」で呼んでいます。

ちなみに「なっちゃん」のフルネームは「なつき」。「夏に生まれるから」という至極単純な理由で、予定日が判明したあたりから、そう呼び続けてきました。

夏来・夏生・夏樹・菜月・奈津貴など、漢字表記も色々考えたのですが、姉貴のお気に召さなかったらしく、あっさり却下。つまりこの呼び名が戸籍上の名前になることはないということらしいです。


まぁ姉夫婦は「生まれてから決めればいい」ということで、色々候補を考えてはいるらしいのですが、どうにも絞り込み兼ねている様子。

ここは一つ仮にも文筆業で飯を食っているハズの叔父さん(予定)が一肌脱ぐべきでしょう。甥っ子の名前「裕大(ゆうた)」を考えたのも僕みたいなもんですしね!

よおし「なっちゃん(仮)」の素敵な名前を考えるぞー!と勢いこんで考えてみたのが、下のラインナップ。


・実夏(みなつ)
・美夏(みか)
・涼夏(りょうか)
・涼美(すずみ)
・千夏(ちか)




すっかり『夏』から離れられなくなっています。

「それでも貴様ライターか」という、非常にもっともなお叱りの言葉が飛んできそうな感じすらあります。

まぁそんなわけでして上の名前は全てボツ。当たり前といえば当たり前というか、なんとも自分の発想の貧困さを嘆く結果になってしまいました。


そんなこんなで名前は決まらないまま予定日が近づき、そして過ぎてしまった今朝、心配になったので姉貴のマンションで付き添いをしている母上に電話をかけてみました。

どうやら出産の兆候はまるでないらしく、このまま遅れそうとのこと。定期検診に行くらしいので、今後の方針やら予定日の修正などもそこでわかるだろうということで、一安心しました。

いやー最近では三十代の出産も珍しくはないわけなんですが、姉貴は初産ですし、遅れてくると自然分娩ではなく帝王切開の可能性もーとか、なんかあって連絡出来ないとか、そういうわけじゃないだろうなぁなどと、妙に落ち込んでしまったり、安産だといいなぁ、姉貴ってケツでかかったっけなぁ、とかワケのわからんことまで考えてしまっていたので、遅れてはいるものの母子ともに健康という確認がとれたことは、多いに安心出来ました。


で、電話を切る間際に「そういえば名前決めたの?」と何の気なしに聞いてみたところ、2つの候補に絞られたとのこと。

その2つとは「有咲(ありさ)」「千夏(ちなつ)」だそうで、あとは生まれてきたときの顔をみて決めようということになったそうです。

ふむう、なかなかのネーミングセンスじゃないか、バリバリの理系夫婦のクセに(姉夫婦は医療関係の会社で職場結婚)、などと感心することしきりでした。



というわけで「なっちゃん(仮)」改め

「あーちゃん」か「ちなちゃん」。


ママのおなかのなかが居心地いいのは、よおくわかるけれども

ママも頑張ってるし、パパも、ばあばも待ちくたびれちゃうから

ちょっとだけ急いで、つまらなくて痛くて苦しいけど、

やみつきになるほど愉快で、美しくて汚くて、

極めつけにとびっきり楽しい、この世界に出ておいで。

おじちゃも、じいじも、待っているからね。



〆切で食材を買いに行く時間もなかったりして
じいじ&おじちゃだけの宮本家は

結構殺伐としてきています。
(遂に乾麺も尽きました。は、白米とおばん菜が喰いたい……)

(C) G-LABO Gengi-DOJO.