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■ ダンシング・ベア(挙動不審なのは仕様です)。
半分ゾンビです。あ゙ーーあ゙ぁーーー。
てなわけで、なにはともあれ無事に帰ってきました!
9.19 Ga-noiseに来てくださった皆さん、本当にありがとうございます!
えーと、僕がDJをやった時間帯のことは忘れてください!!
あとあと、最後のDJバトルの時に死んだ顔で踊ってたデブも忘れてください!
あと、その、全編通じて挙動不審で身体を揺すったりしていたデブのことも忘れてください!!
といった感じで大阪から帰還したわけなんですけど、やっぱり、なんかこう。クラブ↑って怖いところでしたよー。
主に僕の挙動不審っぷりが。
まず19日当日。ほぼ徹夜で原稿を書き上げ、そのあとセットリストを組み上げたのですが、掲示板の書き込みで「レンタルのは流したらいけない」という驚愕の事実を知り、己の無知さを呪いながら、セットリストを組み直すところからスタート。
あーでもないこーでもないと試行錯誤を繰り返しながら、出来上がったのは朝10時くらい。そのまま少しだけ気絶して、新幹線で一路大阪へ。
大阪では現地の友人が迎えに来てくれていて、そのまままずは会場を探して、その近所の店で休憩がてら晩飯でも…という予定だったのですが、会場が見つからず夜の心斎橋周辺を一時間ばかりウロウロしたりしていました。
ようやく見つけたのは22時くらい。どうやら会場どんぴしゃりのブロックをスルーしてウロウロしていたことが発覚。この時点で歩き疲れて汗だくになっているデブが一名。
そして近くの店に入って携帯電話をチェックすると「リハーサルやりますのでー」とお呼び出しが。というわけでビールだけ飲んで会場へ。初対面の方ばかりで緊張しながら、会場が設営されていくのを見たり、プレイヤーをチェックしたりリストを見直したりしているウチに、どんどん時間は過ぎていき遂に開場です。
この時点で既に吐き気MAX。
客入れのBGMを流すjunjunさんの後ろで、挙動不審になっている僕。オープニングMCをカマしてくれたジェイソンの横で、超挙動不審になっている僕。ちょっとしたショックで新幹線で食べた駅弁を放出してしまいそうな程の緊張。
最初のCDをセットしてボリュームを調節。いよいよスタート!!
■セットリスト■ 01.セプテンバー − アースウインド&ファイア 02.サタデーナイトフィーバー − ビージーズ 03.ダンシングクイーン − アバ 04.ザッツザウエイ − KC&サンシャインバンド 05.ハローミスターモンキー − アラベスク 06.モンキーマジック − ゴダイゴ 07.スピニングトゥーホールド − ファンクス 08.サンライズ − スタン・ハンセン 09.スパルタンX − 三沢光晴 10.クラッシュ − 蝶野正洋 11.ブレイジン − 小橋建太 12.トランスマジック − 武藤敬司 13.ホーリーウォー − 川田利明 14.爆勝宣言 − 橋本真也 15.パワーホール − 長州力 16.ハッスル − ヴァン・マッコイ 17.ステインアライブ − ビージーズ 18.ジンギスカン→目指せモスクワ − ジンギスカン 19.ブギ・ワンダーランド − アースウインド&ファイア 20.ジェイムズ・ブラウン・イズデッド − 安生洋二 21.HYSTERIC! − 丸藤正道 22.TOKYO GO! − マグナムTOKYO 23.FIRE! − 高木三四郎 24.INOKI BOM−BA−YE − アントニオ猪木
かけはじめたらもう下のフロアとか見られない。とてもじゃないけど目を向けられない。自分がかけている曲の音量にビビってたじろいだり操作に手間取ったり、間違ってテンポをあげてしまってダンシングクイーンがさらに甲高い声になっていたり。
もう頭は真っ白なのだけれども、とにかく盛り上げなければ!と考え、そうだ!ここで死のう!と、身体を激しく揺らすわビージーズでは指を突き立てて踊るわ、すっかりキ印に(しかもデブ)。
精神的に限界に来たときに、つないだ曲のモンキーマジックでほんの少し回復。スピニングトゥーホールドで意識を取り戻し始めるが、サンライズで前の方のプロレスをわかってくれている人らが、サポーター直しポーズとテキサスロングホーンを一緒にやってくれて、再び意識をなくす。
そのあとは長州までとにかくキ印MAXで選手の名前をコールして手を叩きまくる。頭を振り回しているので汗が飛び散ってプレイヤーにしぶきが飛び、デブ汚染をかましたりもしました(女性も使うのに酷い迷惑)。
そしてその内、足が悲鳴を上げはじめ、操作に戸惑って挙動不審になったりする間に記憶にあるだけで3度ほど足が攣る。再びディスコに戻してアフロをかぶったのですが、首振ってるウチに脱げてしまい、操作があるので拾うことも出来ず、もはややぶれかぶれ状態(しかも汗だくのデブ)。
ブギワンダーランドから安生に繋いだところで、ここからは速い曲ばかりなので地声で「もうひと頑張りいってみようかあー!!」と叫んで煽るつもりが、口が廻りきらず「みょうびどばんばりゃみょうがー!!!」と奇声を上げる(しかもその際にヨダレがしぶきになって飛んだのが照明に照らされたのをスローモーションでみた。オマケに咳き込んだ。もう、なにもかもが手遅れ気味)。
しかしJBイズデッドでジュリ扇ムーブをやったらお客さんが着いてきてくれたので、再度発狂。調子にのってTOKYO GO!ではマグナムダンスの真似事をするデブ。本当に調子に乗りすぎ(ここで再び汗をまき散らし、デブ汚染拡大)。
FIRE!で煽るだけ煽って、最後は猪木ボンバイエにつないだのでマイクをとってみるがスイッチが見つからずえらい挙動不審になるが、PAの方で操作してくれたらしく音が入ったので、アゴに力を入れながら挨拶をするも、もはや何を喋ったか覚えていない。
ただ最後にやった「1.2.3.ダーーーーー!!」は予想以上にフロアからの声が大きく聞こえて、猪木大嫌いなんだけれど、やっぱり偉大なんだなぁ(春一番さんとかが)と感慨にふけりながら、次のDJのおやつくんにタッチして、でろでろになりながら控え室に戻る。
控え室ではスタッフや他のDJさん達に「家元よかったよー!!」といわれたりするが、僕はもう何も考えられなっており、明らかに自分の中で壊れたのを感じつつ、太腿の筋肉痛というか疲労をなだめつつ、魂が還ってくるのを待ちながら十分以上放心(通報級の放心っぷりだったと思われる)。
バーカウンターに飲み物を買いに行き、何人もの方に「おつかれさまでしたー!」と拍手されたり握手を求められたり挨拶されたりするが、殆ど記憶無し(すげー失礼なデブ)。
糖分と水分を補給→微妙に酔いが回り始める→ステージ上でふっきれた何かがさらに吹っ切れる→フロアの後ろの方で踊り狂ったり跳ね狂ったり叫び狂ったりするようになる→壊れる→ステージ上で踊ったりもする→疲労とかなにかそういうものを越える→最後のDJバトルでキンチョーの吐き気MAXが再来→これ以上ないくらいぶっ壊れる→フィナーレ→早朝の心斎橋近辺を彷徨い歩く挙動不審のデブが完成(しかも異常犯罪者面度MAX)
とまぁこんな感じでございました。その後は友達の家でシャワーと布団を借りて仮眠し、強烈な筋肉痛で目が覚め、晩飯を食べてから新幹線に乗ったのですが、新幹線でも軽く眠って、目が覚めるたびに全身の激痛が増していくという、今非常に不思議な状態になっています。
まぁそんな感じのDJデビューだったわけなのですが、非常に面白かったです。クラブ↑とはいうものの、テキスタイルポップのインタビューでcimさんが仰ったとおりで、皆さんあたたかかった。
見知った顔も何人もいたし、サイトをみて来てくれた方も話しかけてくれて、お話出来たりと、本当に嬉しかったです。あんなプレイでも盛り上がってくれて本当に嬉しかったです。本当にみんなありがとう!そしてスタッフ・関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした!
え?“次”があるのかって?
いやー、さすがの僕もそこまでお調子者じゃないですよ!! ぶっちゃけネタギレですし!!
とりあえず、この全身の激痛が癒えてから 先のことは考えたいと思います。 (キーボード叩くだけで全身に激痛が走るんですが…まだ耳遠いし…)
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