■ でぶなび:羊をめぐる冒険

でぶなび=春九堂が食いしん坊デブとして、味とコストパフォーマンス、サービスなどを総合評価して紹介するという、デブキャラむき出しの記事。某大手グルメサイトとは関係ないし、人気のテレビ東京系番組とも関係はない、と思う。


さて、昨日の事です。唐突に馬頭琴の音色に身を委ねながら、明らかに「これ料理用じゃないでしょ?」という形状をした殺傷能力の高そうなナイフで羊肉をズンバズンバ切っては喰うというダイナミック感満載のモンゴル料理を食べたくなった僕は、仲間内に連絡をして一路都内へと向かいました。

お目当ての店は巣鴨駅南口徒歩10分ちょっとの住宅街にあるモンゴル料理専門店『シリンゴル』。毎晩20時くらいから馬頭琴の生演奏が聴けるという、素敵なお店です。

どれぐらいステキかというと、店内の照明が落とされピンスポットで民族衣装に身を包んだ演奏者が馬頭琴を時に激しく、時に切なく奏でるのですが、摩擦によって弦から舞い散る粉まで見えるという至近距離なんですな。どこか郷愁を誘いつつも、我々のような農耕民族ではなく、徹底した騎馬民族故の力強さを胃の腑と鼓膜で感じられる…そんなステキさっぷりです。


ところが、電話をかけてみたところ残念なことに予約だけで満席とのこと。急遽お仕事でお世話になっている方がよくいっているという池袋北口(ないし西口)のモンゴル料理店に足を伸ばしてみたわけです。

最寄り駅から珍しく座席に座れたもんですから、速攻眠り込んでしまい、寝ぼけていたせいか予約の人数を間違えるというハプニングがあったりして、しばらく店の前で待たされたりしたものの無事に入店。

こじんまりとした部屋の中にギッシリとテーブルが並べられ、カウンターを隔てたこれまた小さい厨房では、しきりに圧力鍋がしゅんしゅんと音を立てている、そんな小さなモンゴル行宮料理のお店『故郷 NOTAG』

残念ながら掲示板で少し話題になった「酪」こと自家製のアイラグ(モンゴル風ヨーグルト)は既に売り切れではありましたが、甘くて口当たりの良い龍駒牛乳酒などを飲みつつ、これでもかと羊肉を喰らってきました。


いやーやっぱ羊はいいですな!モンゴルモンゴル!チンギス、イルギス、フビライの大ハーンに乾杯!とひとしきり喜んだ後で、今度はそのまま馴染みのBARに向かいました。

このBARは、池袋北口徒歩5分くらい、線路沿いにまっすぐ歩いて左手にある緑色の看板の「ホテルレイ」というビジネスホテルのB1にある「sure(シュール)」というお店なんですが、ここはなんといってもマスターがとにかくイイ男で細やかなサービスをしてくれるものですから、落ち着く雰囲気と美味い酒についつい長居をしてしまうお店なんです。

客層は大体二十代半ばくらいから三十代後半ってところでしょうか。BARとしてはそこそこ若い人が集まるお店です。BGMは控えめなボリュームの洋楽。時々何故かアースウインド&ファイアがかかったりもします。BGVはプロジェクターで大体Jスカイスポーツ。

ウイスキーはバーボンが中心で種類もなかなか。カクテルも種類豊富ですし、オリジナルカクテルがナイス。レストランバーを名乗っているだけあって、フードも結構充実しています。チャージもお通しっつーかスナックで400円程度かな。気にしたことがないのでよくわかりませんが、安くはないけれども決して高くもない料金です。


で。この店にはソフトダーツのマシンが2台並んでいるのですが、普段は適当に投げて遊ぶだけなんですが、今日は思わず熱中モード、むしろ部活モードに突入して投げに投げまくりです。自分でも何でそんなに熱くなったのかよくわからないのですが、行くたびに投げていて楽しさに目覚めたといったところでしょうか。

んで、1ゲーム100円のところに400円ぶち込んで、最後の最後にようやく511点(ハイアンドロールール/3投8ラウンド)を出せたんです。そりゃーもう多分に奇跡とか偶然のレベルですが、それでも500を超えると、このお店ではマスターにポラロイド写真を撮ってもらってキープのマイダーツをプレゼントしてもらえるんです。

いやー勝負事で景品もらうなんて、滅多にないもんですから、もう嬉しくて嬉しくて年甲斐もなく大喜びしてしまいましたね(笑)。

そんなわけで今「sure(シュール)」に行くと、ダーツコーナーのコルク板に僕のポラロイド写真が貼ってあったりします。ウチの大福熊猫のトレーナーを着ている上に、明らかに他に貼られたポラロイド写真の誰よりもデブですので、すぐわかるかと思いますが、まぁそっとしておいてやってください(笑)。


それにしても、ダーツが面白い。帰宅後に調べてみたらソフトダーツ用のエレクトリックボードなんて、10000円前後で買えてしまうんですよねえ。単純計算では、100ゲームやったら減価償却ってことです。飲み代を考えたらもっと安い(笑)。

しかも僕の部屋は縦に長い作りなので(といっても所詮屋根裏部屋、ウナギの寝床状態)、設置できないことはないというか、普通に出来そうです。ダーツのルールではボードからスローラインまでの距離は2m44cmらしいのですが、その距離もなんとかなりそうです。

そんなわけでして現在「やばい、ひょっとしてハマったか?買っちまうのか?投げ込みまくりか?ダーツ部とか作っちゃうのか?!」なんて一人大暴走して、購入の方向に相当強く揺れ動いています。


さて。これは全くの余談なんですが「揺れている」といえば、僕は件のBAR「sure(シュール)」には8割方マスター(超好み)目当てで行っているわけですが(ノンケです)、今日の帰りしなに、そのマスターが「あ、よかったらこれどうぞ」と、何かの包みを渡してくれたんですよ。

僕はマスターの名刺をいただいていますが、タイミング悪くいつも名刺を切らせているので、マスターは僕の名前もしらないはず。常連(?)一のデブであることは間違いないでしょうから、どんなお店でも覚えられやすいことは確かなんですが、プレゼントをされるような好い客でもないと思うんです。

で、「え?なんすか?」と、受け取ってみたら中身はココナッツのドライフルーツ。なんでもマスター曰く「これ見たときにお顔が浮かんだんで買っておいたんです」とのこと。

なにこれ。え、ひょっとして、ちょっと早めのバレンタインプレゼントですか。

おいおいマスターどういうことっスか、まだ僕は名乗ってもいないのに、そんな。まだはやい、いやもう早速好きにして。いやそんなダメダメ。そんなお酒飲んでるからって、そんなのはまだ!まだちょっとだけ、ちょこっとだけ速いかもー!!なんて、おみやげもらった程度で、相当ハードにマイハートがときめいて揺れてしまっています(ノンケです)


まぁそんなわけですっかり常連化してきているお店なわけなのですが、池袋の西・北口界隈では随一にオススメのBARなので、是非皆さんも寄ってみて下さい。
【店名】レストランバー「sure(シュール)」
【アクセス】JR池袋駅北口徒歩5分
【営業時間】20:00〜2:00、金土祝前20:00〜4:30 (日曜・祝日定休)
【電話】03-3982-5575
【住所】東京都豊島区池袋1-1-1 ホテルレイB1F(ハイネケンのボトル看板が目印)
【平均予算】4000円前後
【備考】ソフトダーツ2機。テーブル席8人程度、カウンター15席程度、貸切サービスあり(基本2時間)
【オススメ】自家製のカシスリキュールを使ったオリジナルカクテル「ベルベットテンプテーション」他多数
なお、僕のようにマスターにハマってみたい人はカウンター向かって左手の奥の方の席が僕的通称「アリーナ/特リン」となっております。是非ハードシェイクのカクテルを作ってもらってください(笑)!



マスター、シェイクの時の腰のキレが
タダモノじゃありませんから(大興奮)!

(繰り返しますが僕ノンケです)

(C) G-LABO Gengi-DOJO.