■ 一人桃祭。

ここで一句。

桃の香に クマが遠吠え うまいクマー!

というわけでして、ちっとも俳句じゃない五七五を展開しつつ、先日紹介&注文した桃が日曜昼に無事に届きまして、現在も一人桃祭の真っ最中です。

桃祭。英語で云えばピーチフェスティバル。略してピーフェスの主役たる今回購入した桃なんですけれども、いやいや時季はずれになるんじゃないかと若干心配していたんですが、まったく問題なしでした。

「桃なのに問題ナシ、なんちってー」とかテンション&メートルあげちゃって云いだしてしまい、周囲&読者の皆様を「うわぁ…」と可哀想なピエロ系生物を見る目で見られながらドン引きさせてしまった上で、正気に戻っても後悔しないくらいの問題なしっぷりです。いや、うそ、ごめん、後悔してます。本当にごめんなさい。


とまぁそんなこんなで、5キロ2625円という超破格値での桃購入だったわけですが、この時季出荷される川中島種は基本的に一個250g以上のはずなので、計算上では小ぶりなら20個近くが送られてくるはず、という「お前どんだけ桃好きなんだ」状態だったわけですが、実際届いてみると、予想に違わぬ量が入っていました。






その数なんと16個







小ぶりなものを選んで測ってみましたが一個290g


いやもう素晴らしいです。文句なし。そんなわけで早速食べてみることにしました。本来ならば桃は、食べる前に数時間冷蔵庫で冷やしておくと、甘さが際だって素晴らしい味になるのですが、我慢できません。届きたてのを常温でいただきます。

さて、桃というのは果汁が非常にたっぷりな果物。個人的には他にも梨・西瓜・枇杷あたりが、これに桃を含めたものが、汁気チャンピオンズとでもいいましょうか、汁気四天王とでもいいましょうか、そんな感じの果物だと思っているわけですが、まぁそんな個人的雑感はさておいても、桃が汁気たっぷりなのは云わずと知れたことです。

そこで、桃は皮ごと丸かじりを旨とする僕としては、汁が零れるのを前提としてキッチンのシンクにて食することにしました。


先日の記事でも書いた「桃の皮ごと丸かじり」ですが、「桃の皮には産毛が生えているから丸かじりはちょっと…」というメールを何通かいただきました。うんうん、確かに桃には産毛が沢山生えています。桃を扱った後に手を洗わずに手の甲やら腕やらを、その手で触ってしまうと皮膚に細かい産毛が刺さって、これが滅法かゆくなったりもします。

そんな桃ですから「そんなもん喰って大丈夫なのか」とか「食べるときに口の周りに産毛が刺さってかぶれたい放題にならないか」と心配されるのもよくよくわかります。が、そんな心配はご無用。ちゃーんと方法があるのです。

野菜のオクラなんかも産毛の生えている食材の一つですが、調理をする前によく水洗いをして、その後、食塩を手にとって濡れたままのオクラの表面をじゃりじゃりと擦り洗いすることによって産毛をとる、という下処理の手法があります。この手法が桃にも使えるわけです。


「塩で擦るなんて、せっかくの甘い桃がしょっぱくなってしまわないか?」という意見もあるかもしれませんが、塩で擦り洗いした後に流水で洗い流して上げれば、まず塩味が残ることはありません。それでもイヤだという方は、塩を使わなくても、流水をかけながら掌と指でしっかり擦り洗いしてあげれば、産毛はほとんど気にならなくなります。



こんな感じですね。

コレは別に塩を使ったわけではなく、掌でごしごしと表面を磨くように洗った後の桃です。産毛なんて見えないでしょ?まるで磨いたリンゴの様につるつるでございましょ?

でもまぁ実際は水に濡れて産毛が目立たなくなっているだけという部分も大いにあるわけですけれども、問題は食べるときにそれが気になるか気にならないかというだけなので、この際気にしないことにしちゃいます(我ながらアバウト)。

で、桃を丸かじりにするときの諸注意なんですが、とにかくかじった瞬間汁が噴き出しますので、勿体ないですから、吸い込みながら歯を入れる感じがベストだといえるでしょう。大口を開けて、唇全体で「んばちゅふっ」と桃に吸い付きながらかじるわけです。この時には「桃の汁を一滴たりとも無駄にするもんか!」という断固たる決意が肝心です。何事も心構えが大切ですからね。



そんなわけで、もしゃり。もしゃりもしゃり。

結果的に零れ放題になってしまうわけですが、下はシンクなので問題ありません。服に汁がつかないように、シンクの上に顔を突き出し、腰は引き気味にして、野生丸出しでかじるのが醍醐味ですね。スタイル的には肉食恐竜の代表格T−REXことティラノザウルスを彷彿とさせる姿勢がベストです。


それにしても、この桃は甘い。ジューシーなのは云うまでもありませんが、今年食べた桃の中でもベスト3に入るくらいの甘さです。しかしそんな桃も、種周りの果肉だけはどうしても酸っぱいもの。

一説によると、これは桃が種を存続させるための機能だそうで、甘い匂いを放つ果肉は、動物達に食べさせて種を運んでもらうため、そして種周りの果肉の酸味が強いのは、動物たちに種まで食べられてしまわないように、そこだけ酸味を強くして種を吐き出させるためなんだそうです。ほんとかどうかはしらねども、いやはや植物の知恵というのも侮れないもんですねぇ。

そんなわけで、種周りの果肉は酸っぱいので、その部分は残す感じで果肉をもしゃもしゃと食べます。



若干お見苦しくて申し訳ございません(笑)。

と、まぁこんな感じになるわけですが、散々甘い味を楽しんだ後で、この種周りの果肉を歯でこそげる様にして食べて、その酸味で口の中の甘みをさっぱりさせるというのも、また一興といえば一興です。好きな人は好きらしいですからねえ。このあたりは好みの別れるところですね(笑)。

ちなみに桃の種を割ると、中から更に種のようなものが出てきます。これは「桃仁(とうにん)」と呼ばれる漢方薬の元。血液の循環をよくしたり、生理不順や生理痛などの婦人病に効果があるとされています。

また、このような薬効成分に加えて、桃は種からも香りの成分が出ますから、果肉と一緒に焼酎などに漬け込んで、桃酒にする人も多いようです。捨てるところなしとは、まさにこのことですなー。


そんなわけで、第一回の桃祭レポートだったわけですが、その後も冷蔵庫で冷やしては食べ冷やしては食べと、現在までに5個を消費しています。まだ10個以上残っているので、2日3日は十分に楽しめそうです。いやはや、よい買い物をしました。


ところで、昔話の「桃太郎」の明治時代までの伝承やら、西遊記に出てくる孫悟空が盗み食いした桃やらを紐解くまでもなく、桃は「若返り(回春)」の効果があるといわれてきました。実際の薬効成分的にはどうなのよと思うところもあるわけですが、桃尻という言葉に現れるように、桃というのは若干セクシャルな形状をしているわけで、やっぱりそうしたモノがアレしたりソレしたりしているわけでしょう。



そんなわけで、桃で腹を満たした
僕の回春っぷりをアレすべく
女性読者の皆さんは是非御協力を御願いします。

(どさくさまぎれのえっちらほぃメール募集オチか…)

先日紹介した桃を購入したというメールを何人かの読者さんからいただきました(ありがとうございますー!)。おそらく皆さんの手元にも既に届いて、楽しまれている事かと思います。んで、今回写真付きで紹介してしまい、読んだ皆さんの桃欲を著しく刺激してしまったかと思うのですが、残念なことに前回紹介した超お買い得桃セットは既にどちらも販売時期が終了してしまっています。

そんなわけで、探しました。めちゃ探しました。価格面も比較検討しました。色々種類もあるわけなんですが、どうせなら我が郷里である信州の名産桃「川中島」を食して頂きたい。僕が買ったのは山形県産でしたが、それでも同じ品種でしたしね。これならば安心して紹介できますから。

ということで、先日の特価モノよりは若干お高いですが、それでも安い送料税込2730円10個入り(一個あたり273円)というのがありましたので、紹介しておきたいと思います。

【大玉10個2730円(税込/送料込)】
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というわけで、皆さんも是非、晩夏初秋の味覚である桃を堪能してくださいまし。

(C) G-LABO Gengi-DOJO.