じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

【 2018年10月27日-01:44 のつぶやき】

【20周年記念連続更新10/20】こいつ数年前に「天ぷらに岩塩、とか云い出すヤツなんなの?」とか云ってました!


プレミアムフライデーなので、晩飯は天ぷらを食べました。まさかの和っ! 押忍、春九堂です。押忍。フライデーっつったってもう土曜の明け方の方が近いよォ!

さて、天ぷらではちくわの磯辺揚げが一番好きです。のり弁に入っているアレです。ソースでいただきます。うまいよね。『孤独のグルメ』風に云うと、「ソースって男の子の味だよね」って感じです。男の子食べたことないからよくわからないけれど(そういう意味の表現ではない)

最近は、揚げたての天ぷらに塩をつけて食べるという贅沢をおぼえてしまいました。おおっ、なんか中年らしくていい感じじゃないですかと自画自賛。おっさんらしくあることになんとなく誇らしさを感じますね。ちょっとなにいってるかよくわかんないですけど、同年代の人だったらなんとなくシンパシー感じてもらえるはず。

なんですかね、そもそも天ぷらに醤油ってそんなに好きな組み合わせではなかったんですよね。嫌いってわけでもないですし、当たり前に受け入れてきていた組み合わせなんですが、小皿に醤油だして、ちょいつけして食べても、ころもに醤油が染みるんで、なんとなく部分的にしょっぱい部分と、天ぷらの味のまんま(つまり油ところもと素材)の部分ってのが出てきてしまって、なんとなく据わりの悪い食い物だったんですよね。ぼくにとっての話ですが。

お醤油さしの空気孔を片方ふさいで、ちょびちょびっと点で振りかけるように醤油を使うという方法もあるわけですが、これも一個一個食べる前にやっていくんじゃどうにも据わりが悪い。

だったらいっそ市販のでもいいですし、醤油とみりんと水と少量の砂糖と顆粒出汁でガッっと煮立てただけの簡易なものでもいいんで、めんつゆ的なものを作って、それにひたして食べた方が、収まりが良いんですよね。不思議なもんです。

他には天ぷらの見た目って基本が白なんで、そこに醤油ってのは黒茶色い醤油がしみつくという感じがして、なんとなーくダメだったのかもしれません。まぁ色々理由は考えようと思えば考えられますし、こじつけようと思えばこじつけられますんで、そこはどうでもよろしいんですけどね。大体「天ぷらの素材の味が醤油に負ける」とか云いだしたら磯辺揚げをソースで喰うとか明らかに矛盾じゃないですか。

かといって別段「○○の天ぷらは抹茶塩でいただくのが最良」だとか「塩でも○○の天ぷらなら海水を海草にかけて天日でつくった○○塩」だとか「○○山脈の岩塩が至高」とか云い出すわけでも云いたいわけでもございません。そういう食の意識高い方々はそういうお仲間と楽しんでいただければ。ええ。

なんでぼくが「天ぷらに塩」となったのかというと、そのようなグルメ的なものではまったくなく、じゃがいもの天ぷらを揚げながら鼻歌交じりに「……これって実質フライドポテトやんな。揚げたてに塩かけて喰ったら、確実にフライドポテトなんじゃね? あ、フライドポテト食べたい!」と思い、実際に試してみたところ、予想以上にフライドポテトだったというところがスタートラインなものなので。この子だいじょうぶかな。ばかなのかな。

それがきっかけで「おれ、てんぷらにしお、うまい、いろいろ、ためす」的な発想で、天ぷら食うときには醤油皿と塩皿と磯辺揚げも揚げればソース皿、麺つゆのストックがあれば麺つゆ器まで用意して食べています。ウッホ。

色々な味で色々楽しむ。ちょいと洗い物増やす程度の小手先でなんとなく食事が豊かになるような気がするので、最近は何を食べるにしても手元調味料で味を微量に変化させて楽しんでいます。


まぁ、いつだってシャバの飯は美味いですが。
(だいじょうぶですよ。もうきれいなからだですから)



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