じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

【 2018年11月01日-00:17 のつぶやき】

【20周年記念連続更新15/20】書いていて「あ、自分おかしいな」と気づく程度にはおかしいです。


ねぇ、メール一通もこないってどういうこと?ねぇなんで? なんなの?なんでなの? いたずらがいいの?それとももっとはげしいいたずらがいいの?お菓子はお菓子でお菓子ってそういうお菓子なの? そういうお菓子ってどういうお菓子なの? えっそうなの?! 押忍、春九堂です。押忍。だいじょうぶかぼく。

本日10月31日はハロウインナイトということで、本日の晩餐は土鍋に豚骨醤油の鍋の素をどばっといれて、切ったキャベツを1玉、もやしを4袋、ナスを1本、ぶたさんの切り落としを500gぶちこんで、フタして満足して放置しといたらそのまま冷たくなっていたものでした。

火、つけわすれてました。

まぁ、その後頭にきて1時間くらい煮立てましたけどね。地獄の業火(家庭用LPガスコンロ)に焼かれる土鍋に向かって「このろくでなし! おまえはいつだってそうだ! だれもおまえをあいさない!」と罵声を浴びせながら1時間ぐらぐら煮立ててやりましたけどね。うまかったですよ。ええ。


昨日の話に少し続くんですが、ちょいとダーツについて質問をいただきまして。「実際、立ち方とか姿勢ってどうしているの?」という話なんですが、立ち方というかぼくの考え方だと「構え」なんですけど、これも分解していけば非常に理にかなっているんですが、あんまり分解しても意味がないんですよね。

というのも、「学ぶは真似るから」という話もあるように、色々なプレイヤーさんからの情報を得て「こういうことかな?」とモーションや構えを真似することは決して間違いではないんですが、問題は「視力や筋力のレベルではなく、人間は骨の数すら違うことさえある」というくらい個々が別物なので、もし仮に上手い人のモーションを完璧にトレスできたとしても、出力される結論は全然違うものになるんです。

つまり、「狙った的に精密に矢を刺す」という結論を導き出すのに、誰かの真似をするということはまず決定的に間違っているとぼくは考えています。さらに云うと同一人物ですら「その場所にその威力で矢が正確に刺さる」結論を出す方法は、毎回毎回違うものですらありますので絶対解はないと考えています。なので反復で「成功体験」を積み重ねていってブレを少しずつ脳と身体に「正しい結果が出る方法」を刻み込んでいくしかないんですね。

前置きが長くなりました。それでも珍奇過ぎる構え方でダーツという競技に向かう人はいませんし、基本フォームはある程度以上の「理にかなっている」ところがありますので、それをおさらいしていきましょう。

ぼくの基本思想は「投げる」でも「飛ばす」でもなく、「片手を使って持った針を、立ててある針穴に通す」です。そして「刺す」です。

・まず最短距離を直線で通す為に利き手利き足を前に出す。
・上下にぶれることがないように前足の膝関節はロック、足首もロック。
・前後にぶれることがないように頸椎・脊椎・腰椎をロック。
・前手を前方に伸ばすと、体幹を支点に前下方向に不可がかかるので後足を後方に少し伸ばしてバランスを取る。
・体重は前足の足底から真っ直ぐ地面に穿つ。強く踏み込んで構えるくらいでいい。


こんな感じでしょうか。あとは「刺す」わけですから前方方向からの「戻り」があるものと考えることです。「戻り」に対して後ろに揺れず、刺し損ねて前に揺れるようなことがないように常に心がける。なにしろ小さい矢です。一刺必殺は不可能ですので、その場で幾度も繰り返し刺して「至らしめる」くらいのつもりでやりましょう。

明らかにダーツという競技からは離れていますが追求すると実際には2m以上の距離があるのに「手応え」を感じることもできますよ!

とはいっても、これもぼくが言語化&出力したものですので、正解でもなんでもないです。ただ、ダーツの基本フォームを考えた時に「なぜそうする必要があるのか」を自分なりの解釈で言語化して理解するよう努めることで、漫然と繰り返すよりは身になる練習になるのではないかと考えています。その程度のもんですね。


で、練習の反省の仕方は「狙ったところに刺さらなかった以上、スローラインに構えたところから既に不正解」なので「グリップがどうだった・ストロークがどうだった・リリースがどうだった・テイクバックがどうだった・セットアップがどうだった」とか一切考えないことです。

構えた時点で成っていなければならないですし、外れた時点で全部間違っているんです。「どこどこはよかったが、どこどこでしくじった」とかいう分裂/分割した微細極まりない成功体験は全く上達には縁がないものと考えています。

鍛練だぞ。程度の低い細けぇ成功体験で満足してんじゃねえ、いつまでお嬢さん気取りでいやがる。いいから刺して殺せ! という心づもりです。押忍。



もうダーツでもなんでもないですね。これ。
(ヒューッ! サイコパァス!!)



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