じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)
  
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ヒトコトなつぶやき 判明!
というわけで先ほど書いた、ど忘れした本のタイトルですが、判明しました。いやー皆さん覚えているもんですねえ!ありがとうございます!肝心の書名は『パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集(ツイアビ/訳:岡崎照男)』でした。
パパラギ
内容は西サモアの酋長ツイアビが1900年代初頭にヨーロッパ諸国を巡った時の経験・感想を故郷の人々に語ったものを書き記したものでして、時計の話は「パパラギにはひまがない」という章に書かれてているとのことです。ちなみに「パパラギ」とは正確には「パランギ」といい、ツイアビの部族の言葉でいうところの「白人」のことだそうです。つまり異国人見聞録ってことなわけですね(Moriyamaさんありがとうございました!)。

いわゆる「現代文明」からは遠く離れたところで生活していたツイアビが見た近代化全盛期であった欧州諸国。そうでなくともそもそもが石造り・コンクリ作りの建物。汽車や車も走るわけでそうしたものがどのように写ったか。そんなことが書いてあるわけです。

それはさながらよくあるSF気味な小説でタイムスリップしてきた人が自動車をみて「鉄のイノシシだ!」と云うような視点にも似ていますが、それ以上に「文明」である必要がないこと、人間として自然の中で暮らす事などの大切さが見えてきます。実に素敵な本ですよ。タイトル忘れてましたけど。

発行年を見てみると1981年4月。いったい僕はいつこの本を読んだのか微妙にひっかかるところですが、相当前なんでしょうね(笑)。高校生くらいの時かなぁ…。それにしても思い出そうとして引っかかった言葉が「ヒポポタマス」て。微妙に惜しいような惜しくないような(笑)。

ちなみに絵本も出ています。
絵本パパラギ
どんな風に絵本になったのか、実に興味深いです。皆さんも機会があったら、是非手に取ってみてください。


書名についてメールを送ってくださった、あやこさん、Moriyamaさん、Azusaさん、石井さん、ふとっちょさん、いなぴーさん、Sekiguchiさん、本当にありがとうございました。
(※本文中にお名前がなかった方はヘッダからお名前を上げさせていただきました)

[2005 年 12 月 02 日- 17 : 57 ]