【 2005年03月07日-05:45 のつぶやき 】
■ 光の速さ。
僕はBフレッツ、いわゆる光ファイバーというヤツで接続をしています。回線速度はベストエフォートで50MBだか100MBらしい。このベストエフォートというヤツは、簡単に云えば「超調子のいいときは、こんだけ出るぜ?」というものです。
例えるならば、クラス一足の遅いデブに、突如短距離走の神が気まぐれにも程があるほどに微笑みまくり、スタートと同時に絶妙のバランスで過剰なまでに重心を前方に向けられ、なおかつプロレスラーに憧れて無駄にスクワットを繰り返して鍛え上げたはいいが、一切使い道がなく「ただのぶっとい足」と、嘲笑の対象にしかならなかったフトモモの筋肉達が、さながら元旦富士山大爆走集会の暴走族の皆さんのように大同団結で一斉動員。
反射的に踏み出したその一足が道となり、その一足が道となった結果、怒濤の大爆進を生みだし、迷わず行けばわかるさ!と半ばパニック状態で駆け抜け、ゴール直後に豪快に転倒。地響きと土煙が収まったところをのぞき見ると、どこまでが校庭の土でどこからが人間の身体なのかわからなくなるほどにミッドナイトシャッフルされ、全治3ヶ月。
――と、いうような状態で生み出された50mで8秒台前半という記録のようなもののことです(長ぇよ)。ちなみにこの例え話を「実話?」とか追求してはいけません。あと「50m8秒って速くもなんともないよ」とかいうのも禁止。傷つくから。
まぁとどのつまりが、そのうたい文句の回線速度や品質を保証されるモノではないわけで、局から電柱までは光ファイバーケーブルを通して100MBだが、電柱から終端装置までは70MB。さらに終端装置からルーターの間で50MBになり、ルーターからPC本体の間で25MBになる、なんていうこともザラにあるわけです。そして今現在の僕の光回線環境はそうした状況にあったりします。
決してNTTを揶揄しているわけではないし、ベストエフォートという事も理解した上で申請し、設備投資をしたわけなので気にしてはいないのですが、最近何故か突然回線が切れたりすることが頻発するようになりまして。
ひょっとしたら回線越しになんらかの攻撃を加えられているのかもしれないのですが、これは非常に困るわけですよ。速度は遅いわ、回線は切れるわでは、さすがの温厚な僕もキレてしまうかもしれません。実際、何度NTTとプロバイダに怒号を伝える電話をかけようとしたことかわからないほどです。
そういうわけで、いつかキャンペーンガールが超☆ステキ♪なTEPCOにしてやろうとタイミングを見計らっていたのですが、どうにも僕の住んでいるエリアにはサービスが提供されておらず、僕は泣く泣くNTTのBフレッツで不安定な接続環境を使用し続けていたんです。
ところが、先日最寄り駅側にある某巨大PC関連ストアで買い物をしていたところ、寝不足かつ前日までの過密スケジュールで疲労の極地を越えて遙か第七銀河の彼方に想いを馳せていた、どうしようもない僕に天使が降りてきました。
ちなみにどのくらい“どうしようもない”状態だったかということを、ナニか風に書くとこうなります。
―――――
その男は、およそ先進国日本の電脳スペースには似つかわしくない風貌をしていた。人を殺し続けることに飽いて精神を病み、除隊させられた帰還兵の様な服装。何日も眠ることを忘れた事を示す目の下の隈、そして充血しきった眼球。その澱んだ視線は何者をも映しておらず、しかしその目に映る者全てに、ある意味では無垢な殺意を無意味に放っていた。至近に寄れば気づく者もいただろう。その異形の体躯から放たれる獣臭に。それは破滅と狂気の臭いだった。
―――――
まぁ小さな少年がまだ人生の恐怖を知らずに「ママー。あそこにでっかいクマがいるよー」などと云おうものなら、母親は「ヒッ!み、みちゃいけませんッ!!」とBダッシュ&ジャンプして、ノコノコを踏み越えて土管に逃げ込むくらいの風体だったということです。
そんな僕に近寄ってきた命知らずの“その女性”は「あのう」と声をかけた後、視線があった瞬間に「あ、(地雷を)踏んだ」というような引きつった表情を刹那に見せつつも、プロフェッショナルな営業スマイルを取り戻して、TEPCO光のキャンペーン説明を始めました。
適当に相槌を打ちながら話を聞く僕。心中では「おおっキャンペーンやってるのか!なんと工事費も初期費用もタダ!!すっげえ!!しかもサービス提供エリアに入ってるじゃん!やっほーい!入る入る!今すぐ申し込みDaZeeee!!」とテンションが上がっていたのだが、疲労フィルターがそれらを表情やら態度やらに出すことを許さないような状況でした。
一通り説明を終えた“その女性”、つまりTEPCO光のキャンペーンガールさんは、僕のリアクションの薄さに「あーダメだろうなー」とでも云いそうな、残念フェイスを作って僕の顔を覗き込んだのですが、僕は既に手続きをしようと決めていたので、一言だけこう彼女に伝えました。
「わかりました。それじゃ詳しく聞かせて下さい」
と。
その発言を認識した瞬間、あからさまに「え?!」というような表情を見せた上に、微妙に「しまった!度胸試しのつもりが変なの釣っちゃった!!」というようにも見える表情までポロリサービスしてくれたキャンペーンガール嬢。
しかし続く僕の「今NTTのBフレッツなんですが、それ以上のクオリティがある回線ならば乗り換えますんで、切替工事とかの事とかを教えて欲しいんです」という言葉に、プロのスマイルを取り戻すと「わかりました!詳細は私ではわかりかねますので、すぐに社員を呼んできますね!」と言い残すと、足早にその場を去っていきました。いわゆる応援要請を兼ねた素早い戦略的撤退です。極めて冷静な判断だといえるでしょう。
やがて彼女と同じスタッフジャンバーを来た青年が一人でやってくると、仰々しいほどの低姿勢で僕をキャンペーンブースへと誘導し、契約の説明と工事の説明を受けた後で申請書類の作成と、今後の作業進捗予定などを話し合って、全ての手続きは済みました。そしてその間、自分が営業した客なのにも関わらず、キャンペーンガール嬢はその場に二度と姿を見せなかったんです。
いや、別にそれは大した問題じゃあないんです。彼女の役目はあくまでも客に声をかけて、キャンペーン内容に興味をもたせること。そこから先の営業は商品知識や契約の責任などの問題からも社員に行わせるのはごく当たり前のことであり、彼女はキャンペーンガールという職業のプロの仕事を果たしたに過ぎないのですから。
ですが気になったことが、それとは別のところにあるんです。一つは彼女は社員を呼びいった後、TEPCO社員と一緒に戻って来なかった彼女は、僕の事をどんな風に説明して社員を寄越したのかということ。また逆にどういう風に説明をされたら、秋葉風ファッション・略してキバカジを決め込んだデブ率が異様に高いこの店の中で、迷うことなく僕を探し出せるのかということです。
そしてもう一点。買い忘れたものがあったのでキャンペーンブースから店内に戻った僕が、場所を移してキャンペーンのアナウンスをしていた彼女に遭遇したので、「無事契約出来ましたよ」と一応報告でもしようかと思い会釈をしながら近寄っていったら、目があった瞬間軽く向こうも会釈を返すと同時に、そのままアナウンスを続けながら、再び早足でその場に去っていったことです。
おそれ知らずの勧誘及び誘導から応援要請までの一連の流れ。そして、考えようによっては的確・適切な社員への事項伝達と、一人の客に拘泥せず次なるターゲットを求めて活動を続ける姿勢。まさにプロフェッショナル。これがTEPCOのキャンペーンガールのクオリティか、と考えられないこともないわけですが、ぶっちゃけ、どう考えても普通に避けられていたわけで――。
なんというか「やりずらそうな客のあしらい方」の
ベストエフォートを見せられた気分でした。
(ちょっとだけ傷つきました…♪キャンペンガールが超☆ステキ…)
例えるならば、クラス一足の遅いデブに、突如短距離走の神が気まぐれにも程があるほどに微笑みまくり、スタートと同時に絶妙のバランスで過剰なまでに重心を前方に向けられ、なおかつプロレスラーに憧れて無駄にスクワットを繰り返して鍛え上げたはいいが、一切使い道がなく「ただのぶっとい足」と、嘲笑の対象にしかならなかったフトモモの筋肉達が、さながら元旦富士山大爆走集会の暴走族の皆さんのように大同団結で一斉動員。
反射的に踏み出したその一足が道となり、その一足が道となった結果、怒濤の大爆進を生みだし、迷わず行けばわかるさ!と半ばパニック状態で駆け抜け、ゴール直後に豪快に転倒。地響きと土煙が収まったところをのぞき見ると、どこまでが校庭の土でどこからが人間の身体なのかわからなくなるほどにミッドナイトシャッフルされ、全治3ヶ月。
――と、いうような状態で生み出された50mで8秒台前半という記録のようなもののことです(長ぇよ)。ちなみにこの例え話を「実話?」とか追求してはいけません。あと「50m8秒って速くもなんともないよ」とかいうのも禁止。傷つくから。
まぁとどのつまりが、そのうたい文句の回線速度や品質を保証されるモノではないわけで、局から電柱までは光ファイバーケーブルを通して100MBだが、電柱から終端装置までは70MB。さらに終端装置からルーターの間で50MBになり、ルーターからPC本体の間で25MBになる、なんていうこともザラにあるわけです。そして今現在の僕の光回線環境はそうした状況にあったりします。
決してNTTを揶揄しているわけではないし、ベストエフォートという事も理解した上で申請し、設備投資をしたわけなので気にしてはいないのですが、最近何故か突然回線が切れたりすることが頻発するようになりまして。
ひょっとしたら回線越しになんらかの攻撃を加えられているのかもしれないのですが、これは非常に困るわけですよ。速度は遅いわ、回線は切れるわでは、さすがの温厚な僕もキレてしまうかもしれません。実際、何度NTTとプロバイダに怒号を伝える電話をかけようとしたことかわからないほどです。
そういうわけで、いつかキャンペーンガールが超☆ステキ♪なTEPCOにしてやろうとタイミングを見計らっていたのですが、どうにも僕の住んでいるエリアにはサービスが提供されておらず、僕は泣く泣くNTTのBフレッツで不安定な接続環境を使用し続けていたんです。
ところが、先日最寄り駅側にある某巨大PC関連ストアで買い物をしていたところ、寝不足かつ前日までの過密スケジュールで疲労の極地を越えて遙か第七銀河の彼方に想いを馳せていた、どうしようもない僕に天使が降りてきました。
ちなみにどのくらい“どうしようもない”状態だったかということを、ナニか風に書くとこうなります。
―――――
その男は、およそ先進国日本の電脳スペースには似つかわしくない風貌をしていた。人を殺し続けることに飽いて精神を病み、除隊させられた帰還兵の様な服装。何日も眠ることを忘れた事を示す目の下の隈、そして充血しきった眼球。その澱んだ視線は何者をも映しておらず、しかしその目に映る者全てに、ある意味では無垢な殺意を無意味に放っていた。至近に寄れば気づく者もいただろう。その異形の体躯から放たれる獣臭に。それは破滅と狂気の臭いだった。
―――――
まぁ小さな少年がまだ人生の恐怖を知らずに「ママー。あそこにでっかいクマがいるよー」などと云おうものなら、母親は「ヒッ!み、みちゃいけませんッ!!」とBダッシュ&ジャンプして、ノコノコを踏み越えて土管に逃げ込むくらいの風体だったということです。
そんな僕に近寄ってきた命知らずの“その女性”は「あのう」と声をかけた後、視線があった瞬間に「あ、(地雷を)踏んだ」というような引きつった表情を刹那に見せつつも、プロフェッショナルな営業スマイルを取り戻して、TEPCO光のキャンペーン説明を始めました。
適当に相槌を打ちながら話を聞く僕。心中では「おおっキャンペーンやってるのか!なんと工事費も初期費用もタダ!!すっげえ!!しかもサービス提供エリアに入ってるじゃん!やっほーい!入る入る!今すぐ申し込みDaZeeee!!」とテンションが上がっていたのだが、疲労フィルターがそれらを表情やら態度やらに出すことを許さないような状況でした。
一通り説明を終えた“その女性”、つまりTEPCO光のキャンペーンガールさんは、僕のリアクションの薄さに「あーダメだろうなー」とでも云いそうな、残念フェイスを作って僕の顔を覗き込んだのですが、僕は既に手続きをしようと決めていたので、一言だけこう彼女に伝えました。
「わかりました。それじゃ詳しく聞かせて下さい」
と。
その発言を認識した瞬間、あからさまに「え?!」というような表情を見せた上に、微妙に「しまった!度胸試しのつもりが変なの釣っちゃった!!」というようにも見える表情までポロリサービスしてくれたキャンペーンガール嬢。
しかし続く僕の「今NTTのBフレッツなんですが、それ以上のクオリティがある回線ならば乗り換えますんで、切替工事とかの事とかを教えて欲しいんです」という言葉に、プロのスマイルを取り戻すと「わかりました!詳細は私ではわかりかねますので、すぐに社員を呼んできますね!」と言い残すと、足早にその場を去っていきました。いわゆる応援要請を兼ねた素早い戦略的撤退です。極めて冷静な判断だといえるでしょう。
やがて彼女と同じスタッフジャンバーを来た青年が一人でやってくると、仰々しいほどの低姿勢で僕をキャンペーンブースへと誘導し、契約の説明と工事の説明を受けた後で申請書類の作成と、今後の作業進捗予定などを話し合って、全ての手続きは済みました。そしてその間、自分が営業した客なのにも関わらず、キャンペーンガール嬢はその場に二度と姿を見せなかったんです。
いや、別にそれは大した問題じゃあないんです。彼女の役目はあくまでも客に声をかけて、キャンペーン内容に興味をもたせること。そこから先の営業は商品知識や契約の責任などの問題からも社員に行わせるのはごく当たり前のことであり、彼女はキャンペーンガールという職業のプロの仕事を果たしたに過ぎないのですから。
ですが気になったことが、それとは別のところにあるんです。一つは彼女は社員を呼びいった後、TEPCO社員と一緒に戻って来なかった彼女は、僕の事をどんな風に説明して社員を寄越したのかということ。また逆にどういう風に説明をされたら、秋葉風ファッション・略してキバカジを決め込んだデブ率が異様に高いこの店の中で、迷うことなく僕を探し出せるのかということです。
そしてもう一点。買い忘れたものがあったのでキャンペーンブースから店内に戻った僕が、場所を移してキャンペーンのアナウンスをしていた彼女に遭遇したので、「無事契約出来ましたよ」と一応報告でもしようかと思い会釈をしながら近寄っていったら、目があった瞬間軽く向こうも会釈を返すと同時に、そのままアナウンスを続けながら、再び早足でその場に去っていったことです。
おそれ知らずの勧誘及び誘導から応援要請までの一連の流れ。そして、考えようによっては的確・適切な社員への事項伝達と、一人の客に拘泥せず次なるターゲットを求めて活動を続ける姿勢。まさにプロフェッショナル。これがTEPCOのキャンペーンガールのクオリティか、と考えられないこともないわけですが、ぶっちゃけ、どう考えても普通に避けられていたわけで――。
ベストエフォートを見せられた気分でした。
(ちょっとだけ傷つきました…♪キャンペンガールが超☆ステキ…)