じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

【 2005年05月23日-07:34 のつぶやき】

2万本ダーツ計画。


僕がダーツにハマったきっかけは、「Sure(シュール)」という池袋のBARでした。

ダーツの初体験が1月23日。500点以上出してキープダーツをもらったのが1月30日。そしてマイダーツを買ったのが2月6日。ボードが届いたのが2月8日。

つまり本格的にハマってから3ヶ月と半分。今日で104日目です。そして先日Sureに出向いた際に、とあるイベントに参加申し込みをしてきました。いや、この前フリで「とあるイベント」もナニもないですな。

というわけでぶっちゃけてしまいますと、Sure主催のダーツ大会「Sure−CUP」に申し込みをしてきたわけです。


この「Sure−CUP」は今回で6回目という大会なのですが、めちゃくちゃ上手いマスターとタメはる人が普通に参加しますし、マスターの友人の他のダーツバーのスタッフさんも参加するというとんでもないことになっているそうです。

おまけに今回はマスターも出場するそうで、明らかにダーツ歴3ヶ月ちょいの僕なんぞが参加して良さそうな大会ではありません。しかしそれでもなお参加申し込みをしてしまったのです。現時点で既に後悔しまくりです。

まぁ負けることは確定しているわけですが、「参加することに意義がある」とまでは悟りきっていないんですよね。それよりも他の参加者、つまりギャラリーがいるところでダーツをやるということ、そして未知数の腕前の人と対戦するという経験をすることが大事かな、と思うわけです。

まーでもなんつーんすか。初めての辻斬り(見知らぬ人とダーツ対戦)ではボコボコボコのボコボコにされたりしてしまい、その後しばらく立ち直れなかったりもしたわけなんですが、Sureで常連さんやマスターに揉んでもらったり、地元のダーツショップでも時折常連さんやスタッフさんに揉んでもらったりして、少しずつ経験を積んだりもしていますので、まぁここいらで一丁やってみようかなーと思ったわけです。


しかしながら、現在の僕はすっごい勢いでスランプでして、クリケットという15−20とブルを狙う陣取りゲームみたいなルールのゲームがあるんですが、まるで狙ったところに飛んでいかないという素敵な事になっています。

Sure−CUPは先に301点ぴったりにした方が勝ちという301と、先ほどのクリケットの2本先取勝負なんですが、いずれにしても狙ったところに飛んでいかない現状をどうにかしないと、文字通りどうしようもありません。

主立った他の参加者達はSureの常連の方々で、少なく見積もっても半年・1年以上のダーツ経験がある人ばかり。いくら対戦経験を増やしてゴリゴリに揉んでもらおうというMっ気全開のイキゴミで行くにしても、あまりにも相手にならないような腕前では対戦相手になってしまった方にも失礼。そういうわけで、とにかくこのスランプをなんとかしなければなりません。


さてさて、そこで考えました。考えまくりました。で、考えてもムダなんですよね。考えても上手くなるわけじゃなし。とにかく練習、練習あるのみなんです。それもアレですよ、ブルに入れる練習。とにかくブルです。ブルにはいりゃあ大体どこにでも入ると思うんですよ。というわけで、家にボードもあるわけですし、ガンガン投げ込み練習をすることにしました。

で、「素人が大会に出る前の練習」といえば、青春時代のマイバイブル『スラムダンク』があります。この超熱いバスケットボールマンガで、最強の素人こと主人公・桜木花道はインターハイ前の10日間にジャンプシュートを2万本繰り返し、ジャンプシュートを体得しました。

10日間ということは1日2000本。単純に10秒間に1投したとしても、20000秒。334分。つまり6時間投げ込めば出来ないことはないわけですが、さすがにこれは泊まり込みでバスケ漬けになる「合宿」という背景があってのものです。

一応仕事をしている身分としては、一日にダーツ練習に割ける時間は、頑張っても2時間といったところ。まぁ睡眠時間を普通に削っていけば、どんだけでも投げ込めると思うんですが、一応それくらいだと考えると、ダーツも1投5秒〜10秒、3投1R+取りに行く時間+アドレス(立ち位置を決める)で1分かからない程度ですから、120R360投出来るわけです。


さて、問題のSure−CUPの開催日は6月26日。現時点で当日まではあと34日あるわけです。つまり最低でも12240投できるわけですよ。倍の時間もしくは速度で投げれば24480投です。うあーなんか万単位の話になった途端、既に気分は桜木花道ですよ!微妙なヤル気が出てきましたよ!(明らかに錯覚です)

そりゃあ桜木花道は10日で2万本ですから、34日だったら68000本になりますので、さすがにそこまでは無理ですが、それでも心意気的にはイケイケゴーゴーな感じです。

そんなわけでズバズバ投げ込んで、6月26日のSure−CUPでは、僕もSureのTAURUS(ダーツ台です)に立った時に「左手はそえるだけ…」とツブヤキながら、実際ダーツにそえてみて、そんなフォームでなにをどうすればいいのかわからなくなってみたいと思います!(無意味)


というわけで、こんなものを買うことにしました。これでカチカチやって、本日のブル数を記録していくわけですよ!!うっひょーう!本格的ー!!しかもあまつさえそれをサイトで公開しちゃったりするわけです!うわーお!崖っぷちー!!(彩子書)

ま、そんなこんなで練習計画を立てつつ、Sureで人生初のダーツ大会参加ということで、ダーツ大会童貞をSureに捧げることになったわけですが、ここまで来て、この練習計画に少々疑問を感じてしまいました。

桜木の2万本シュートって、入った数?打った数?もしこれが「入った数」だとしたら、とてもじゃないけど追いつけません。追いつけない上に、現段階で考えただけで、既に心が折れ気味なんですが。

だって今の僕はブルを狙って投げて5投して1本入ったら良い方ですよ?だからこそ「24480投中5000本入ればいいやー」っくらいに考えていたのに。「一日150本ならなんとかなるだろう」とか考えていたのに。



「あきらめたらそこで試合終了だよ」って
云ってくれる、安西先生が僕にも欲しいです…。

(「天才ですから」とか云える自信ねーし…まぁ練習はしますけど…)



その他の記事
僕と僕の足の角質との確執。 -4-
この記事の直前の記事です。
../2005/200505191143.html
トイレのある風景。
この記事の直後の記事です。
../2005/200505240922.html