じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

【 2005年05月26日-15:08 のつぶやき】

Sure−CUPへの道。


やってます。

Sure−CUPに向けて、スゴイ勢いでダーツを投げまくっています。一日の目標は150本ブルということで設定してやっているんですが、投げ続けていると腕が痛くなるので50本3セットというような感じでやっています。

しかし、まーこれが時間かかるかかる。やっていると、だんだんフォームが崩れてきて、全然入らないようになってくるんですよ。普通は序盤はうまくいかなくとも、肩があたたまってくれば、後半はノリノリでポンポンはいるようになる…はずなんですが、全然ダメなんですよねー。

ということで、必死になって投げて、まぐれのように入るブルをカチャカチャ…いや、ポイポイポイ←3投…ポイポイポイ←3投…カチャ…ポイポイポイ←3投…ポイポイポイ←3投…カチャ…っていう感じで、カウントしているわけです。

そして現在進行形で、関節痛と筋肉痛に悩まされているわけなんですが「これホントに上手くなるのかなあ」という疑問ばかりが浮かんでしまうんですよねー。いや、これでホントにうまくなるんかいな。


まぁそれでも一日150本。今日の段階で目標の5000本(2万本の1/4。ブル率を25%前後に出来ればという目測で設定しました)まで、残り4550本少しなんですが、実はショップやバーなど、外投げに行っている時はさすがにカウントしてないんですよね。

ダーツライブっていうシステムのボードで投げていれば、成績もブルも記録してくれるんですが、よく行く池袋の投げ放題の店などには、そのマシンはおいていないんですよね。とはいうものの、他に投げている人もいる中で1R終えてはカチャカチャやっていたら、ただの変な人です。

まぁそれでもSure−CUPで使われるTAURUSも、広く置かれているSPECTRUMもボードのサイズは15.5インチ。僕の持っているハード用のブリッスルボードは13.2インチ。

ですので、理論上は13.2インチのブリッスルボードのブルにガンガン入れられるようになれば、TAURUSだろうがSPECTRUMだろうが、ガンガンブルに放り込めるようになるハズ…なんですが、まだ150本ブルを始めてから数日とはいえ、あまりにも効果が出ている気がしない。というわけで、打ち合わせで都内に出たついでに、よく行く池袋の投げ放題のお店に出向きまして、投げてみました。


まーそうするとですね、これがまー全然普通なんですよ。当たり前に効果はまだ出ていないんです。「そんな簡単には効果も成果も出ねぇよなぁ…」と、ややしょんぼりしていたのですが、折角外に出てきている事もあったので、気合いを入れ直して、それこそ背中に鬼を背負う気合いの入りっぷりで投げ込みを始めました。

投げ込みに選んだのは1501というゲーム。ラウンド以内に出来るだけ速く指定された数字ぴったりにする「01」というゲームの一種なのですが、20R60投以内にで1501ぴったりにしなければならないんです。

で、つまり1投25以上は必ずとらなくてはいけない。ボードのシングルエリアは1−20なものですから、どこかしらトリプルかダブル、もしくはブルに放り込まなくては、ぴったりにしてフィニッシュする以前に、1501を消化出来ないわけです。ですので、この1501をBUST(点数オーバー)、もしくはフィニッシュするのが、仲間内では一つの目標になっているんです。


さて。話は戻って池袋の投げ放題のお店。仲間内での通称は『道場』。そこに合流した会社帰りの兄貴や、予定が控えていたフジイさんが店を出た後も、かなりの勢いでもくもくと投げ続けていた僕。

平日なので空いている事もあって、他にも投げている人は全員マイダーツ持ちの、いわゆるコソ練プレイヤーばかり。レベル的にも多分僕とそう変わらない程度の人ばかりです。お互いが自分の練習ばかり気にしているので、隣がどんなゲームをやっていようが気にすることはありません。

ですが、ブルに入った時の「ズキューン」とか「ピキューン」という効果音は少々気になるところではあるんですよ。二つ向こうの台でハウスダーツ投げているカップルが、超はしゃぎながらメチャクチャなフォームで投げているのに、ブル音バシバシ立てていると、アホみたいにストイックに投げている自分に気が滅入ったりします。

しかし、鬼を背負った気合いが矢にも通じ始めたのか、それとも運動に結構ブルに入るようになって来たんですよ。

ですが、その時点で既に5時間近く投げ込んでいる僕。しかもロクに休みもせず投げ続けていたモノですから、腕にも疲れが出ていますし集中力も落ちます。

前半は調子よくても14Rあたりで3投して10点とか出してしまい、17Rの段階で残り500とかになっていて、これ以上頑張ってもフィニッシュは出来ないような状態になり、グッタリしたりしつつ、それでもひたすらに投げ込むこと5時間半。


ついつい19Rで、残り95というところにまで来ました。これならフィニッシュ出来る!――しかし、こうなると緊張でガチガチになってしまうんですねー。今までも何度もここで躓いてきました。

しかしここで深呼吸一つ。一投目、ブルに入りました。そう、僕はやれば出来る子なんです!この時点で残り45!続いて15トリプルを狙います。しかし外れて15シングルになってしまいました。残り30です。さあ三投目は15ダブルを狙います。しかしこれもハズレ。さあ残りは15です。




思わず撮影してみました。



最終ラウンドを前に肩の力を抜く為にも撮影をしてみたりしつつ、ここで勝負です。15シングルに入ればOK。これがトリプルやダブル、もしくは15以上のシングルに入ってしまえば、その時点でBUST、ゲームオーバー。しかし、乾坤一擲&一投入魂で投げたダーツは見事15に吸い込まれ、見事フィニッシュを達成できたんです!




奇跡の瞬間を記念撮影。



上手い人達にしてみれば、1501なんて如何に速く終わらせることが出来るかという指標に過ぎないわけですし、やる人もあまりいないゲームなのですが、僕にしてみれば初めての達成です。人生初の1501達成。実に道場で投げ始めて5時間45分目の事でした。

もうなんといいますか、かなりの達成感に思わずガッツポーズが出そうになりましたが、身内のギャラリーがいるわけでもないですし、他のコソ練プレイヤー達に見られるのも恥ずかしいモノですから、さすがにそれはやめておきました。まぁでもその直後にケータイで上の画像を撮影したりしたわけですから、はしゃいでるのはバレバレなんですけどね。


そんなこんなで、どうにかこうにかブルにもある程度入れられるようにはなってきているようですし、全くブルに入らないというようなスランプは脱出出来た様子です!

よーし成長もすこーしだけ見えてきた!このままブルに投げ続けて、Sure−CUP当日は、対戦相手の方に失礼のない程度に恥ずかしくないプレイをしたいと思います!(目標低)



問題なのはこのまま投げ続けて
当日、筋肉痛と関節痛に
耐えられるかどうかです。

(なんか腕を曲げ伸ばしするとミキミキいうとです…)



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トイレのある風景。
この記事の直前の記事です。
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今まで本当にありがとう。
この記事の直後の記事です。
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