【 2005年06月22日-09:17 のつぶやき 】
■ それは指揮棒なのかバトンなのか。
なんぞ回ってきたようで。
というわけで「このクサレ団地妻!」「なんだとド外道パンダ!」というように愛し合い、罵り合っている妖怪ねこみそじこと漫画家の萩原まおさんが、MuSical Batonなるものど回してくれてました。
でも、ミュージカルバトンというらしいんですが。リレーや徒競走が大嫌いだった僕としては回す為に走るのなんか一切御免なので、次の人には回しません。つまりリレーでいうなら僕がアンカーです。これまでバトンを回した方々が一生懸命に走ってくれたのを尻目に、最下位でゴールに入り、なおかつ同情の拍手をもらいます。うわー辛い(トラウマ再発)。
んじゃ早速行ってみましょうか。
■Musical Baton -RULE-
音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の 5 人を選びその人にバトンを渡す、というルール。
(春九堂註:意地でも指名して回すなんてことはしません。ここに廻ったのが運の尽きです。諦めろ発案者の人。あと関係ないけど、そもそもこれってブログ用らしいね)
■今パソコンに入ってある音楽ファイルの容量
50GB弱。
■最後に買ったCD
高橋ひろ:『ウェルカム・トゥ・ポプシクル・チャンネル』
高橋ひろ:『君じゃなけりゃ意味ないね』
一週間ほど前に、楽天フリマオークションにて同時落札。十年くらい前に購入したモノをCDが行方不明なので再購入しました。復活したチューリップの新規メンバーとしてメジャーにデビューし、その後ソロ活動。数年やりましたが消えました。今は音曲提供かな。ヒット曲はアニメ『幽遊白書』のEDで使われた「太陽がまた輝くとき」「アンバランスなkissをして」の2曲。
アルバムとしては『ウェルカム〜』の方が好きです。このアルバムに入ってる曲で嫌いな曲はないですね。中性的に聞こえるほどの高音の声と、歌詞のセンスが好きです。僕はこの人の歌で、女性のスタイルの良さを表す「高い腰」という表現を知りました。
「パティオでドッキリ」や「セックス・フレンド」などの曲はタイトルがアレではありますが、すごく歌詞が秀逸です。「2人の血を混ぜたら固まる。今夜試してみよう(パティオでドッキリ)」なんていう歌詞で、日本人の好きな血液型別性格判断による相性を表せる歌い手は、僕の中では他にいません。
センチメンタルでポップでシャイ、それでいてどこかニヒルであり自嘲的な雰囲気もある。恋をしている時、恋をしていない時、晴れの日に、花曇りの日に、陰鬱な雨の日にも白々しく聞いて下さい。
■今聴いている曲
DISTURBED:Glass Shatters
DISTURBED:Prayer
DISTURBED【dis・turbed】
(official site→http://www.disturbed1.com/)
━━ a. 精神障害の (an emotionally 〜ed child 情緒障害児); 心配な; 騒然とした.
という意味らしいです。ハードロックややオルタナティブ風味とでもジャンル分けすればいいんでしょうか。アメリカはシカゴのバンドで、ただボーカルのDavid Michael Draiman(ヒゲハゲ)がいなければ、ただの上手いだけのバンドといったところに成り下がる感じの連中です。
プロレスファンにはWWEのストーンコールド・スティーヴ・オースチンの入場曲で一部かなり有名でしょう。「Glass Shatters」のオープニングのガラスのクラッシュ音は、それだけで鳥肌が立ちそうになります。この2曲はDISTURBEDがDisturbedであることの代表的2曲といえるかも。
■よく聴く曲、または自分にとって特に思い入れのある5曲
上に挙げた曲は避けることにしましょうか。雑食なのでよく聴く曲や思い入れのある曲なんぞ5曲で済ませるのなんか無理です。
・Black:Wondeful Life
イギリスの微妙な一発屋さんです。1980年代後半だと思いますが、まだフジテレビの木曜日が「とんねるずのみなさんのおかげです」だった頃、しかも仮面ノリダー全盛期の頃ですね。45分目のCMタイムでサントリーかなにかのウイスキーのCMに使われていた曲だったと思います。
セピアとモノトーンを効果的に使ったCMの映像も秀逸でしたが、曲とイメージが非常にキレイに結びついていて、この曲は頭の中に残りました。当時は洋楽など知り得ようもなく、音源を手に入れようにも調べようもなく、おまけに海外一発屋なんてハードルが高過ぎて、どうにもこうにも気にはなるものの手には入れられませんでした。
再会はその2年後。レンタルビデオ屋でビデオを物色していた時に有線でかかったんですね。そこで熱が再燃。しかし見つけられずさらに数年。今度はFMでかかったので局に問い合わせてアーティスト名と曲名を手に入れました。そしてさらに数年後にようやくCDを手に入れたんです。
探しに行ったのは確かソフマップの中古CD洋楽フロアだったと思います。その時に別のアルバムもあったのですが、購入して聴いたところ「聴ける」のは、この一曲だけでした。まぁ文字通りの一発屋なわけです。夕暮れと秋の夜が似合いそうな一曲です。
・槇原敬之:LOVE LETTER
大好きな曲であり痛々しい過去の曲です。マッキーが大得意な「物の見事に砕け散る程の失恋」ソングなのですが、この状況が18〜19歳頃の自分にあまりにも被りすぎて、地獄を見そうになるほど胸が締め付けられるような想いがします。もしくは布団を被って叫びたい気分とでもいいましょうか。
「大好きだ大好きだって とうとう云えないまま 君は遠くの街にいってしまう 何回も何回も書き直した手紙は ずっと僕のポケットの中」
ピアノ伴奏とマッキーの歌声だけの前半部分。これだけで胸が苦しくなります。何があったかって、この歌の通りの事ですよ。若い恋、若い想い、若い失恋でした。今なら千葉県の端っこと埼玉くれーどーってことねーんですけどね。Peッッ!!!
・爆風スランプ:大きなたまねぎの下で
同アーティストの「それから」と同じくらい好きな曲です。これの原曲はバックがオーケストラではなく、なおかつサビの部分の歌い回しも違いました。爆風スランプがブレイクするより前の曲でして、カラオケなんかに入っている曲は売れた後にリメイクされたオーケストラバージョンなんです。
まぁそんないらない豆知識があるほど長い間好きな曲です。当時中学生くらいだった姉貴が友人からもらったカセットテープに入っていた曲で、とにかくすごくステキで切ない歌詞が大好きです。
ペンフレンドから始まる恋愛なんて今では考えられませんし、そもそも「ペンフレンド」なんて言葉自体が既にセピア色ですが、メールやメッセンジャーがある今では、割とそれが普通になっているような風潮があります。だから何となく今でも色褪せない。でも武道館のコンサートを最初のデートに選ぶのはどうかと思うんですけどね。まぁいいんですが。
ちなみにカラオケで一番最初に歌えるようになった曲でした。カラオケなんかが流行る前から、ずっと歌っていた曲でもあったってことですねー。コミックバンドとして世に出た爆風スランプが、青春曲の王になる片鱗を見せたという、ある意味記念すべき曲でもあります。
・岡村靖幸:カルアミルク
我らが靖幸ちゃんの曲です。出会いはアニメ「シティハンター」のED「Super Girl」で、その後は当時ヤングジャンプ誌上で連載されていた、きたがわ翔の「19 -NINETEEN-」で同作者が岡村靖幸を絶賛していた事から興味をそそられたといったところです。
同時期に萩原健太が司会進行をしていたMTVジャパンでは、ピンクのシルクのガウンを着てテラスで踊り狂う靖幸ちゃんがメインという衝撃的なPV「どぉなっちゃってんだよ」がヘビーローテーションになっており、それが含まれているアルバム『家庭教師』を購入したところから始まります。
このアルバムのファーストインプレッションで「聴けた」のは「どぉなっちゃってんだよ」「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」、そしてこの「カルアミルク」でした。靖幸ちゃん独特の発音や歌詞の切り方や早口で歌い回してしまう部分などは、初心者にはなかなかハードルが高く、その中でもバラードである「カルアミルク」はハードルが低く、ファーストリスニングでも8割以上の歌詞が聞き取れたところがスタートです。
「ファミコンやってディスコにいって知らない女の子とレンタルのビデオ見てる」なんてタームは、全てそろそろセピア色を帯びて来ていますが、それでもこの曲自体が色褪せないのは彼の先進的なサウンドとリズムの感覚故なのかもしれません。
この曲で僕は「バーボンソーダ」と「カルアミルク」という大人の飲み物たるカクテルの名前を知りました。背伸びをしても届かなかった頃、想像の中で見上げていた大人の光景。それでもなお、子どもみたいな仲直りの歌。ちょっとしたアンバランスにピーターパンな雰囲気。それがこの曲には詰まっています。
カラオケでも大体歌います。大好きな曲です。
・Harry Belafonte:Shake Senora/Jump In The Line
同じ曲です。どっちがタイトルなのかは微妙。ハリー・ベラフォンテといえばオールディーズもオールディーズ、ベリーオールディーズな人です。録音時期の問題なんでしょう、CDであろうがなんだろうがレコード独特のシャリシャリっとした薄い音源感がたまりません。
ジャンルはカリプソ。南カリブのトリニダード・トバコのカーニバルコンテストから生まれた音楽です。しかもハリー先生はトリニダード人ではないというオマケがついています。ハリー先生といえば「デーィオ デエエィオー」の「バナナボートソング」がメジャーリーグ・ドジャース時代の野茂のテーマとしてメジャーになりましたが、あんなのはウソっぱちです。ディアマンテスは反省しなさい。
「バナナボートソング」は元々は労働歌であり、苦境にあっても陽気さを忘れない、むしろ陽気さを保つことで苦境を忘れようとした、かの人々の生活文化を反映したような曲なのです。なんだ「ヒデーオ、ヒデエエオ」って。ふざけんな。お前らは魂でもコンドルにのっけてろと小一時間説教したいです。
話が逸れました。ハリー先生との出会いはコメディホラー映画「ビートルジュース」。忘れもしませんが、日本語吹き替え版のビートルジュースの声は西川のりお師匠が当てていました。微妙かつなんともいえない演技でしたが、それがまたよくあっていたんですな。
映画の割とクライマックスシーンで、家の前の主である夫婦霊が、今の住人達を追い出すべく、晩餐会の最中に憑依して、唐突に「バナナボートソング」を歌い出させるというハプニングを演出するというシーンがありました。
そしてこの映画のラストシーンで、夫婦霊と和解した今の住人一家の娘が、夫婦霊にお願いして空中浮遊しながら踊り狂うというシーンからエンドロールまでのBGMがこの「シェイクセニョーラ」なのです。いやー説明長かった。
スチールドラムの音とカーニバルな管楽器の音、踊れもしないのにステップを踏みたくなるような底抜けの陽気さ。「これぞカリプソ!」と大きく頷いてしまいたくなる曲です。真夏の高速道路や田舎道、海岸線を走る時に窓を全開にして大音量でかけながら走りたいような、そんな一曲です。
■次にバトンを渡す人
アンカーなので次には回しません。
というわけで、簡単ですが応えてみました。どうだよクサレ団地妻め。え?なんでそこまで意固地になってバトンを回さないのかだって?
友達がいないからに決まってんだろ!!
ふざけんな海外ブロガーめ!!!
(明らかな八つ当たり)
というわけで「このクサレ団地妻!」「なんだとド外道パンダ!」というように愛し合い、罵り合っている妖怪ねこみそじこと漫画家の萩原まおさんが、MuSical Batonなるものど回してくれてました。
でも、ミュージカルバトンというらしいんですが。リレーや徒競走が大嫌いだった僕としては回す為に走るのなんか一切御免なので、次の人には回しません。つまりリレーでいうなら僕がアンカーです。これまでバトンを回した方々が一生懸命に走ってくれたのを尻目に、最下位でゴールに入り、なおかつ同情の拍手をもらいます。うわー辛い(トラウマ再発)。
んじゃ早速行ってみましょうか。
■Musical Baton -RULE-
音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の 5 人を選びその人にバトンを渡す、というルール。
(春九堂註:意地でも指名して回すなんてことはしません。ここに廻ったのが運の尽きです。諦めろ発案者の人。あと関係ないけど、そもそもこれってブログ用らしいね)
■今パソコンに入ってある音楽ファイルの容量
50GB弱。
■最後に買ったCD
高橋ひろ:『ウェルカム・トゥ・ポプシクル・チャンネル』
高橋ひろ:『君じゃなけりゃ意味ないね』
一週間ほど前に、楽天フリマオークションにて同時落札。十年くらい前に購入したモノをCDが行方不明なので再購入しました。復活したチューリップの新規メンバーとしてメジャーにデビューし、その後ソロ活動。数年やりましたが消えました。今は音曲提供かな。ヒット曲はアニメ『幽遊白書』のEDで使われた「太陽がまた輝くとき」「アンバランスなkissをして」の2曲。
アルバムとしては『ウェルカム〜』の方が好きです。このアルバムに入ってる曲で嫌いな曲はないですね。中性的に聞こえるほどの高音の声と、歌詞のセンスが好きです。僕はこの人の歌で、女性のスタイルの良さを表す「高い腰」という表現を知りました。
「パティオでドッキリ」や「セックス・フレンド」などの曲はタイトルがアレではありますが、すごく歌詞が秀逸です。「2人の血を混ぜたら固まる。今夜試してみよう(パティオでドッキリ)」なんていう歌詞で、日本人の好きな血液型別性格判断による相性を表せる歌い手は、僕の中では他にいません。
センチメンタルでポップでシャイ、それでいてどこかニヒルであり自嘲的な雰囲気もある。恋をしている時、恋をしていない時、晴れの日に、花曇りの日に、陰鬱な雨の日にも白々しく聞いて下さい。
■今聴いている曲
DISTURBED:Glass Shatters
DISTURBED:Prayer
DISTURBED【dis・turbed】
(official site→http://www.disturbed1.com/)
━━ a. 精神障害の (an emotionally 〜ed child 情緒障害児); 心配な; 騒然とした.
という意味らしいです。ハードロックややオルタナティブ風味とでもジャンル分けすればいいんでしょうか。アメリカはシカゴのバンドで、ただボーカルのDavid Michael Draiman(ヒゲハゲ)がいなければ、ただの上手いだけのバンドといったところに成り下がる感じの連中です。
プロレスファンにはWWEのストーンコールド・スティーヴ・オースチンの入場曲で一部かなり有名でしょう。「Glass Shatters」のオープニングのガラスのクラッシュ音は、それだけで鳥肌が立ちそうになります。この2曲はDISTURBEDがDisturbedであることの代表的2曲といえるかも。
■よく聴く曲、または自分にとって特に思い入れのある5曲
上に挙げた曲は避けることにしましょうか。雑食なのでよく聴く曲や思い入れのある曲なんぞ5曲で済ませるのなんか無理です。
・Black:Wondeful Life
イギリスの微妙な一発屋さんです。1980年代後半だと思いますが、まだフジテレビの木曜日が「とんねるずのみなさんのおかげです」だった頃、しかも仮面ノリダー全盛期の頃ですね。45分目のCMタイムでサントリーかなにかのウイスキーのCMに使われていた曲だったと思います。
セピアとモノトーンを効果的に使ったCMの映像も秀逸でしたが、曲とイメージが非常にキレイに結びついていて、この曲は頭の中に残りました。当時は洋楽など知り得ようもなく、音源を手に入れようにも調べようもなく、おまけに海外一発屋なんてハードルが高過ぎて、どうにもこうにも気にはなるものの手には入れられませんでした。
再会はその2年後。レンタルビデオ屋でビデオを物色していた時に有線でかかったんですね。そこで熱が再燃。しかし見つけられずさらに数年。今度はFMでかかったので局に問い合わせてアーティスト名と曲名を手に入れました。そしてさらに数年後にようやくCDを手に入れたんです。
探しに行ったのは確かソフマップの中古CD洋楽フロアだったと思います。その時に別のアルバムもあったのですが、購入して聴いたところ「聴ける」のは、この一曲だけでした。まぁ文字通りの一発屋なわけです。夕暮れと秋の夜が似合いそうな一曲です。
・槇原敬之:LOVE LETTER
大好きな曲であり痛々しい過去の曲です。マッキーが大得意な「物の見事に砕け散る程の失恋」ソングなのですが、この状況が18〜19歳頃の自分にあまりにも被りすぎて、地獄を見そうになるほど胸が締め付けられるような想いがします。もしくは布団を被って叫びたい気分とでもいいましょうか。
「大好きだ大好きだって とうとう云えないまま 君は遠くの街にいってしまう 何回も何回も書き直した手紙は ずっと僕のポケットの中」
ピアノ伴奏とマッキーの歌声だけの前半部分。これだけで胸が苦しくなります。何があったかって、この歌の通りの事ですよ。若い恋、若い想い、若い失恋でした。今なら千葉県の端っこと埼玉くれーどーってことねーんですけどね。Peッッ!!!
・爆風スランプ:大きなたまねぎの下で
同アーティストの「それから」と同じくらい好きな曲です。これの原曲はバックがオーケストラではなく、なおかつサビの部分の歌い回しも違いました。爆風スランプがブレイクするより前の曲でして、カラオケなんかに入っている曲は売れた後にリメイクされたオーケストラバージョンなんです。
まぁそんないらない豆知識があるほど長い間好きな曲です。当時中学生くらいだった姉貴が友人からもらったカセットテープに入っていた曲で、とにかくすごくステキで切ない歌詞が大好きです。
ペンフレンドから始まる恋愛なんて今では考えられませんし、そもそも「ペンフレンド」なんて言葉自体が既にセピア色ですが、メールやメッセンジャーがある今では、割とそれが普通になっているような風潮があります。だから何となく今でも色褪せない。でも武道館のコンサートを最初のデートに選ぶのはどうかと思うんですけどね。まぁいいんですが。
ちなみにカラオケで一番最初に歌えるようになった曲でした。カラオケなんかが流行る前から、ずっと歌っていた曲でもあったってことですねー。コミックバンドとして世に出た爆風スランプが、青春曲の王になる片鱗を見せたという、ある意味記念すべき曲でもあります。
・岡村靖幸:カルアミルク
我らが靖幸ちゃんの曲です。出会いはアニメ「シティハンター」のED「Super Girl」で、その後は当時ヤングジャンプ誌上で連載されていた、きたがわ翔の「19 -NINETEEN-」で同作者が岡村靖幸を絶賛していた事から興味をそそられたといったところです。
同時期に萩原健太が司会進行をしていたMTVジャパンでは、ピンクのシルクのガウンを着てテラスで踊り狂う靖幸ちゃんがメインという衝撃的なPV「どぉなっちゃってんだよ」がヘビーローテーションになっており、それが含まれているアルバム『家庭教師』を購入したところから始まります。
このアルバムのファーストインプレッションで「聴けた」のは「どぉなっちゃってんだよ」「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」、そしてこの「カルアミルク」でした。靖幸ちゃん独特の発音や歌詞の切り方や早口で歌い回してしまう部分などは、初心者にはなかなかハードルが高く、その中でもバラードである「カルアミルク」はハードルが低く、ファーストリスニングでも8割以上の歌詞が聞き取れたところがスタートです。
「ファミコンやってディスコにいって知らない女の子とレンタルのビデオ見てる」なんてタームは、全てそろそろセピア色を帯びて来ていますが、それでもこの曲自体が色褪せないのは彼の先進的なサウンドとリズムの感覚故なのかもしれません。
この曲で僕は「バーボンソーダ」と「カルアミルク」という大人の飲み物たるカクテルの名前を知りました。背伸びをしても届かなかった頃、想像の中で見上げていた大人の光景。それでもなお、子どもみたいな仲直りの歌。ちょっとしたアンバランスにピーターパンな雰囲気。それがこの曲には詰まっています。
カラオケでも大体歌います。大好きな曲です。
・Harry Belafonte:Shake Senora/Jump In The Line
同じ曲です。どっちがタイトルなのかは微妙。ハリー・ベラフォンテといえばオールディーズもオールディーズ、ベリーオールディーズな人です。録音時期の問題なんでしょう、CDであろうがなんだろうがレコード独特のシャリシャリっとした薄い音源感がたまりません。
ジャンルはカリプソ。南カリブのトリニダード・トバコのカーニバルコンテストから生まれた音楽です。しかもハリー先生はトリニダード人ではないというオマケがついています。ハリー先生といえば「デーィオ デエエィオー」の「バナナボートソング」がメジャーリーグ・ドジャース時代の野茂のテーマとしてメジャーになりましたが、あんなのはウソっぱちです。ディアマンテスは反省しなさい。
「バナナボートソング」は元々は労働歌であり、苦境にあっても陽気さを忘れない、むしろ陽気さを保つことで苦境を忘れようとした、かの人々の生活文化を反映したような曲なのです。なんだ「ヒデーオ、ヒデエエオ」って。ふざけんな。お前らは魂でもコンドルにのっけてろと小一時間説教したいです。
話が逸れました。ハリー先生との出会いはコメディホラー映画「ビートルジュース」。忘れもしませんが、日本語吹き替え版のビートルジュースの声は西川のりお師匠が当てていました。微妙かつなんともいえない演技でしたが、それがまたよくあっていたんですな。
映画の割とクライマックスシーンで、家の前の主である夫婦霊が、今の住人達を追い出すべく、晩餐会の最中に憑依して、唐突に「バナナボートソング」を歌い出させるというハプニングを演出するというシーンがありました。
そしてこの映画のラストシーンで、夫婦霊と和解した今の住人一家の娘が、夫婦霊にお願いして空中浮遊しながら踊り狂うというシーンからエンドロールまでのBGMがこの「シェイクセニョーラ」なのです。いやー説明長かった。
スチールドラムの音とカーニバルな管楽器の音、踊れもしないのにステップを踏みたくなるような底抜けの陽気さ。「これぞカリプソ!」と大きく頷いてしまいたくなる曲です。真夏の高速道路や田舎道、海岸線を走る時に窓を全開にして大音量でかけながら走りたいような、そんな一曲です。
■次にバトンを渡す人
アンカーなので次には回しません。
というわけで、簡単ですが応えてみました。どうだよクサレ団地妻め。え?なんでそこまで意固地になってバトンを回さないのかだって?
ふざけんな海外ブロガーめ!!!
(明らかな八つ当たり)