【 2005年06月24日-06:43 のつぶやき 】
■ 僕と僕の足の角質との確執。第2部 -2-
「それじゃあ、ここに座って足伸ばして下さい」
フットバスを終えて案内されたサロンの奥には、白いリクライニングシートがあり、どうやらそこに座って角質除去を受けるようでした。
ズボンのスソをまくり上げ、裸足の毛ずねをこれでもかと言わんばかりにアピールしている状態の僕は、言われるがままにリクライニングシートに座り込み、足を伸ばします。そして、その間に茉莉さんはシャキーンシャキーンと音が鳴るように手早く準備をしています。

まな板の上のクマ。
足にかけられたバスタオルは、醜い毛ずねを隠す茉莉さんの良心。
膝立ちで作業をすることになるので、その対策としてニーパッドを装着し、手には使い捨てのビニル手袋を装着。そして武器である角質除去用ヤスリを入念にチェック。
つい数十秒前には、フットバスから出した僕の足を優しく拭いてくれたお姐さ…お姉さんは、今や完全装備状態のプロフェッショナルへと変貌していました。なんというか僕の足の角質を見る目が既に職人のソレです。
「うわー写真では見てましたけど、ヒドイですねー」
「そうなんです。ヒドイんです」
「あーここがひび割れですね。触ると痛いですか?」
「いえ、その程度なら痛くないです。ここまでヒドイ人ってやっぱそうそういないですか?」
「そうでもないですけど…うーん、それでも横綱級ですね」
Ohヨコヅーナ!アイアムスモーキング!
(×私は相撲の王様です/○私は喫煙中です)
頑丈そうなリクライニングシートを壊しそうな程の巨デブの僕を前に、茉莉さんが横綱という名称を出した事には他意はない、そう信じつつ、まずは施術前の角質の状況をパシャリと撮影してもらいました。


以前より明らかに悪化している感じ。
グロくてごめんなさい。
さて、いよいよ施術がはじまります。工程はさほど複雑というわけではなく、基本的にはひたすら削るだけなんですが、合間合間にコットンに染みこませた角質軟化剤を貼り付けて、柔らかくしてから削るという事を繰り返します。
「乾かず、濡らしすぎずがポイントなんですよー」とは茉莉さんの弁。しかしながらその手順というか手さばきというか手際というか。いやはやとにかく素晴らしく、そして凄まじい。右を濡らしている間は左、左が一定進んだらコットンを当てて、今度は右と、ナイスなコンビネーションを繰り返します。

軟化剤を含んだコットンを当てられたクマ足。
別に染みたりもしなければ、変な臭いもしない。
削るの20cmほどの角質除去用ヤスリを高速振動させ、なおかつあらゆる角度から当てることによって、角質の厚さが常に均一になるようにコントロールしながら削るんですが、なんというかこう、木工の工芸品でも作っているかのような手さばきです。職人というか既に匠(たくみ)の領域です。

匠の高速振動攻撃に角質もボロボロと落ちる。

最初は粉っぽかったのが、だんだん消しゴムカスのように
剥がれてくるのが不思議。道具の差か?否、腕の差だ。
そして細かいところは機械ヤスリ…なんていえばいいんでしょう、歯医者の回転ヤスリみたいな機材まで使って、削ったりもします。なんでしょう、フルキャストのフィギュアでも作っているような感じです(例えるモノがアレ過ぎ)。
そして変わりゆく己の足の感覚に驚きつつ、匠に身を委ねること数十分。「まぁこんなところですかねー」と見せられた仕上がりはこんな感じでした。

黄色い部分は角質なのだが、これ以上急に削ってしまうと
逆に固くなって再生してしまうので、とりあえずここまで。
それにしたってえらい変わりようだ。

問題のカカトのひび割れも、ほぼ根本まで到達。
白くなっているのは匠が軟膏をすり込んでくれたから。
正直本当に驚きました。なんといっても施術の最中から「カカトを触られている感覚」が戻ってきたというのが一番の驚きです。そしてなによりもこれだけ削られたにも関わらず、ひりひりもしなければ染みたりもしないんですよ。まさにプロフェッショナルの技です。
角質除去のヤスリも、表裏で荒さが違うヤスリを3本6種類に加えて電気回転式ヤスリの全7種類を駆使した結果が、このカカトということなのでしょう。いやはやそれにしてもすごかったです。ちなみにこれが僕のカカトから除去された角質です。

さながら垢擦りが終わった後のようだが
両足のカカトのみでこれだけ。ちょっとした人体の神秘だ。
大満足で施術を終えて、中国茶を御馳走になりつつアフターケアの事などをお話ししていたのですが、その中で実際に使ったのと同じタイプのヤスリを譲っていただいて、カカトの保湿ケアのことも教わりました。
匠曰く、夜クリームを塗って靴下を履いて寝たりするよりは、クリームを縫った後一時間くらいラップでくるんでおくと一番浸透するとのこと。つまり、お風呂上がりで柔らかくなった角質を削ったならば、保湿クリームをすり込んで小一時間程度ラップでくるんでおくのがよいというわけです。
あとはなるべくこまめに削って、それでも酷くなってきたら散髪するのと同じくらいの感覚と間隔で、フットケアで角質除去をすれば、ほぼ完璧だとのこと。なるほどなるほどと何度も深く頷いてしまいました。
足のケアなんて気にしないようなものですが、あまりに無頓着だと僕みたいに酷くなってしまいます。女性は角質化したりカカトが荒れたりするとストッキングをはく時に伝線させてしまったりするので、それでもそこそこ気を遣うようですが、男性は気にしなさ過ぎるところも正直あると思います。
特に僕の場合、子どもの頃から板の間で行う格闘技をしていたものですから「硬いカカトは稽古によって作られたもの。俺の誇りなのだー!」というように考えているところも、実はあったりもしたんです。
ですが、よく考えてみたら今は格闘技をやっていないわけでして、それでここまで厚くなるのはケアしなさ過ぎということに尽きるんですよね。それで足が痛いといってりゃ世話ないわけですよ。カカトの角質が厚くて良いことなんかありゃあしないんですから。
また強い刺激で削るのは絶対にいけないという事も云われました。カッターで削るなど以ての外で、強い刺激で削られると、今度はそこを守ろうとして、余計に角質が厚くなるんだそうです。骨折後の骨強化やら、筋肉の超回復みたいなもんですが、そんなところで強化されても困りますからねー。
日常は強くやりすぎず、根気よく丁寧に角質を除去し、僕のように手遅れな横綱級にまで酷くなってしまったらプロに頼るというのが、どうやら一番のようです。
さてさて、そんなわけで僕のカカトの角質はめでたく除去されたわけです。写真はたっぷり公開してきたわけですが、最後に昭和でいうところの「使用前・使用後」、平成でいうところの「ビフォー・アフター」をやってみましょう。
…えーと、なんか一部今回の件に全く無関係な上に、なにがどう「使用前・使用後」で「ビフォー・アフター」なのかわからない画像が紛れ込んでいましたが、とにもかくにも今僕のカカトは割と健全かつ健康であり、流血沙汰や痛くて歩くのも大変というような事にもなっていません。つまりは完全に回復し、僕と僕のカカトの角質との確執には一応終止符が打たれた、と考えていいでしょう。
それにしても、色々な職業の人が、僕のこのサイトを見て下さっているのは勿論わかっているのですが、それにしてもまさかフットケアを生業にしてらっしゃる方までいるとは思いませんでした。こんな事ってあるもんだなーと、感慨深く思う次第です。
さて、今回僕のカカトの角質をやっつけてくれた匠こと茉莉さんが経営する『フット & ネイル 茉莉花(ジャスミン)』は、フットケアからネイルケア・ネイルアート、インディアンマッサージや、まつげパーマなどもしてもらえます。
しかしながら、全ての業務を茉莉さんが一人で行っているので完全予約制となっていますので、ご注意を。予約は上記リンク先からメールか電話で出来るようです。なお、基本的に男性一人での来店はNG。女性同伴でならOKとのことですので、友人知人同僚学友姉妹恋人(Peッ!)等を誘って行って下さい。
実は今回、僕も友人に同伴してもらったのですが、まつげパーマを施術してもらい、非常に満足したようです。なんかまつげがあがったせいで瞼もリフトされて、目が大きくなって感動していました(よくわかんないので「目ぇでかくなった!目ぇでかくなった!」と誉めたらヤな顔されました。←だからモテねぇんだよ)。
さてさて、全ての工程が終わってサロンを後にしようとした僕。玄関先まで茉莉さんは見送ってくれたのですが、僕がいつものように靴ひもを緩めに結んだ靴に足を入れた瞬間「あ、家元ちょっと待って!」と鋭く茉莉さんに制止されました。
何事かと思いきや「その靴じゃダメ」と、唐突にしゃがみ込んで僕の左足の靴ひもをぎゅぎゅぎゅっと、ややきつめに絞り上げ、手際よくしゅしゅっと結ぶ茉莉さん。「足をカカト側にしっかり固定しないと、靴の中で擦れちゃってカカトによくないんですよ」とのこと。
ほーなるほどなーと思っていたら「さ、そっちの足は自分でやってみて!」との命れ…指導。思わず「サー!イエッサー!」と云いそうになりながら、慌てて靴ひもをきつくする僕。そんな僕を見て「ダーツも足がしっかり固定されてる方がスコア伸びますよ!」と笑う茉莉さん(茉莉さんは3年ほど前までバリバリのダーツプレイヤーだったそうです)。
その目は「あれだけ苦労して角質取ったんだから、靴から気をつけなさい!今度来た時に前より悪化していたら…わかってるわね…?」と無言のプレッシャーを放射しているように感じたのは、多分僕の気のせいだと思います。そう、おそらく、多分、きっと。
そんな顛末もありつつ、マンションを出て高田馬場駅に向かう路上。自分でやった方の靴ひもが、少々締め付けすぎたか疼き出したので、僕はしゃがみこんで、茉莉さんが結んでくれた左側の締め方を参考にしながら靴ひもを結びなおしつつ、僕は思いました。
「また茉莉姐さ…姉さんに叱ってもらい角質を取ってもらいに来よう!」
靴ひもを結び終えて顔を上げると、同行してくれた友人が不審者…というか、変質者そのものを見るような視線で僕を見ていた気がするのは、多分気のせいではなかったと思います。
<了>
★今回お世話になったお店★
フットバスを終えて案内されたサロンの奥には、白いリクライニングシートがあり、どうやらそこに座って角質除去を受けるようでした。
ズボンのスソをまくり上げ、裸足の毛ずねをこれでもかと言わんばかりにアピールしている状態の僕は、言われるがままにリクライニングシートに座り込み、足を伸ばします。そして、その間に茉莉さんはシャキーンシャキーンと音が鳴るように手早く準備をしています。

まな板の上のクマ。
足にかけられたバスタオルは、醜い毛ずねを隠す茉莉さんの良心。
膝立ちで作業をすることになるので、その対策としてニーパッドを装着し、手には使い捨てのビニル手袋を装着。そして武器である角質除去用ヤスリを入念にチェック。
つい数十秒前には、フットバスから出した僕の足を優しく拭いてくれたお姐さ…お姉さんは、今や完全装備状態のプロフェッショナルへと変貌していました。なんというか僕の足の角質を見る目が既に職人のソレです。
「うわー写真では見てましたけど、ヒドイですねー」
「そうなんです。ヒドイんです」
「あーここがひび割れですね。触ると痛いですか?」
「いえ、その程度なら痛くないです。ここまでヒドイ人ってやっぱそうそういないですか?」
「そうでもないですけど…うーん、それでも横綱級ですね」
(×私は相撲の王様です/○私は喫煙中です)
頑丈そうなリクライニングシートを壊しそうな程の巨デブの僕を前に、茉莉さんが横綱という名称を出した事には他意はない、そう信じつつ、まずは施術前の角質の状況をパシャリと撮影してもらいました。


以前より明らかに悪化している感じ。
グロくてごめんなさい。
さて、いよいよ施術がはじまります。工程はさほど複雑というわけではなく、基本的にはひたすら削るだけなんですが、合間合間にコットンに染みこませた角質軟化剤を貼り付けて、柔らかくしてから削るという事を繰り返します。
「乾かず、濡らしすぎずがポイントなんですよー」とは茉莉さんの弁。しかしながらその手順というか手さばきというか手際というか。いやはやとにかく素晴らしく、そして凄まじい。右を濡らしている間は左、左が一定進んだらコットンを当てて、今度は右と、ナイスなコンビネーションを繰り返します。

軟化剤を含んだコットンを当てられたクマ足。
別に染みたりもしなければ、変な臭いもしない。
削るの20cmほどの角質除去用ヤスリを高速振動させ、なおかつあらゆる角度から当てることによって、角質の厚さが常に均一になるようにコントロールしながら削るんですが、なんというかこう、木工の工芸品でも作っているかのような手さばきです。職人というか既に匠(たくみ)の領域です。

匠の高速振動攻撃に角質もボロボロと落ちる。

最初は粉っぽかったのが、だんだん消しゴムカスのように
剥がれてくるのが不思議。道具の差か?否、腕の差だ。
そして細かいところは機械ヤスリ…なんていえばいいんでしょう、歯医者の回転ヤスリみたいな機材まで使って、削ったりもします。なんでしょう、フルキャストのフィギュアでも作っているような感じです(例えるモノがアレ過ぎ)。
そして変わりゆく己の足の感覚に驚きつつ、匠に身を委ねること数十分。「まぁこんなところですかねー」と見せられた仕上がりはこんな感じでした。

黄色い部分は角質なのだが、これ以上急に削ってしまうと
逆に固くなって再生してしまうので、とりあえずここまで。
それにしたってえらい変わりようだ。

問題のカカトのひび割れも、ほぼ根本まで到達。
白くなっているのは匠が軟膏をすり込んでくれたから。
正直本当に驚きました。なんといっても施術の最中から「カカトを触られている感覚」が戻ってきたというのが一番の驚きです。そしてなによりもこれだけ削られたにも関わらず、ひりひりもしなければ染みたりもしないんですよ。まさにプロフェッショナルの技です。
角質除去のヤスリも、表裏で荒さが違うヤスリを3本6種類に加えて電気回転式ヤスリの全7種類を駆使した結果が、このカカトということなのでしょう。いやはやそれにしてもすごかったです。ちなみにこれが僕のカカトから除去された角質です。

さながら垢擦りが終わった後のようだが
両足のカカトのみでこれだけ。ちょっとした人体の神秘だ。
大満足で施術を終えて、中国茶を御馳走になりつつアフターケアの事などをお話ししていたのですが、その中で実際に使ったのと同じタイプのヤスリを譲っていただいて、カカトの保湿ケアのことも教わりました。
匠曰く、夜クリームを塗って靴下を履いて寝たりするよりは、クリームを縫った後一時間くらいラップでくるんでおくと一番浸透するとのこと。つまり、お風呂上がりで柔らかくなった角質を削ったならば、保湿クリームをすり込んで小一時間程度ラップでくるんでおくのがよいというわけです。
あとはなるべくこまめに削って、それでも酷くなってきたら散髪するのと同じくらいの感覚と間隔で、フットケアで角質除去をすれば、ほぼ完璧だとのこと。なるほどなるほどと何度も深く頷いてしまいました。
足のケアなんて気にしないようなものですが、あまりに無頓着だと僕みたいに酷くなってしまいます。女性は角質化したりカカトが荒れたりするとストッキングをはく時に伝線させてしまったりするので、それでもそこそこ気を遣うようですが、男性は気にしなさ過ぎるところも正直あると思います。
特に僕の場合、子どもの頃から板の間で行う格闘技をしていたものですから「硬いカカトは稽古によって作られたもの。俺の誇りなのだー!」というように考えているところも、実はあったりもしたんです。
ですが、よく考えてみたら今は格闘技をやっていないわけでして、それでここまで厚くなるのはケアしなさ過ぎということに尽きるんですよね。それで足が痛いといってりゃ世話ないわけですよ。カカトの角質が厚くて良いことなんかありゃあしないんですから。
また強い刺激で削るのは絶対にいけないという事も云われました。カッターで削るなど以ての外で、強い刺激で削られると、今度はそこを守ろうとして、余計に角質が厚くなるんだそうです。骨折後の骨強化やら、筋肉の超回復みたいなもんですが、そんなところで強化されても困りますからねー。
日常は強くやりすぎず、根気よく丁寧に角質を除去し、僕のように手遅れな横綱級にまで酷くなってしまったらプロに頼るというのが、どうやら一番のようです。
さてさて、そんなわけで僕のカカトの角質はめでたく除去されたわけです。写真はたっぷり公開してきたわけですが、最後に昭和でいうところの「使用前・使用後」、平成でいうところの「ビフォー・アフター」をやってみましょう。
| 使用前 | 使用後 | |
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| ビフォー | アフター | |
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| 23年前 | 20年後 | |
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| 額から吸収前 | 額から吸収後 | |
![]() | → | ![]() |
| 構え | 入水 | |
![]() | → | ![]() |
| レッツ | ププッピ | ドゥー | ||
![]() | → | ![]() | → | ![]() |
…えーと、なんか一部今回の件に全く無関係な上に、なにがどう「使用前・使用後」で「ビフォー・アフター」なのかわからない画像が紛れ込んでいましたが、とにもかくにも今僕のカカトは割と健全かつ健康であり、流血沙汰や痛くて歩くのも大変というような事にもなっていません。つまりは完全に回復し、僕と僕のカカトの角質との確執には一応終止符が打たれた、と考えていいでしょう。
それにしても、色々な職業の人が、僕のこのサイトを見て下さっているのは勿論わかっているのですが、それにしてもまさかフットケアを生業にしてらっしゃる方までいるとは思いませんでした。こんな事ってあるもんだなーと、感慨深く思う次第です。
さて、今回僕のカカトの角質をやっつけてくれた匠こと茉莉さんが経営する『フット & ネイル 茉莉花(ジャスミン)』は、フットケアからネイルケア・ネイルアート、インディアンマッサージや、まつげパーマなどもしてもらえます。
しかしながら、全ての業務を茉莉さんが一人で行っているので完全予約制となっていますので、ご注意を。予約は上記リンク先からメールか電話で出来るようです。なお、基本的に男性一人での来店はNG。女性同伴でならOKとのことですので、友人知人同僚学友姉妹恋人(Peッ!)等を誘って行って下さい。
実は今回、僕も友人に同伴してもらったのですが、まつげパーマを施術してもらい、非常に満足したようです。なんかまつげがあがったせいで瞼もリフトされて、目が大きくなって感動していました(よくわかんないので「目ぇでかくなった!目ぇでかくなった!」と誉めたらヤな顔されました。←だからモテねぇんだよ)。
さてさて、全ての工程が終わってサロンを後にしようとした僕。玄関先まで茉莉さんは見送ってくれたのですが、僕がいつものように靴ひもを緩めに結んだ靴に足を入れた瞬間「あ、家元ちょっと待って!」と鋭く茉莉さんに制止されました。
何事かと思いきや「その靴じゃダメ」と、唐突にしゃがみ込んで僕の左足の靴ひもをぎゅぎゅぎゅっと、ややきつめに絞り上げ、手際よくしゅしゅっと結ぶ茉莉さん。「足をカカト側にしっかり固定しないと、靴の中で擦れちゃってカカトによくないんですよ」とのこと。
ほーなるほどなーと思っていたら「さ、そっちの足は自分でやってみて!」との命れ…指導。思わず「サー!イエッサー!」と云いそうになりながら、慌てて靴ひもをきつくする僕。そんな僕を見て「ダーツも足がしっかり固定されてる方がスコア伸びますよ!」と笑う茉莉さん(茉莉さんは3年ほど前までバリバリのダーツプレイヤーだったそうです)。
その目は「あれだけ苦労して角質取ったんだから、靴から気をつけなさい!今度来た時に前より悪化していたら…わかってるわね…?」と無言のプレッシャーを放射しているように感じたのは、多分僕の気のせいだと思います。そう、おそらく、多分、きっと。
そんな顛末もありつつ、マンションを出て高田馬場駅に向かう路上。自分でやった方の靴ひもが、少々締め付けすぎたか疼き出したので、僕はしゃがみこんで、茉莉さんが結んでくれた左側の締め方を参考にしながら靴ひもを結びなおしつつ、僕は思いました。
「また茉莉姐さ…姉さんに
靴ひもを結び終えて顔を上げると、同行してくれた友人が不審者…というか、変質者そのものを見るような視線で僕を見ていた気がするのは、多分気のせいではなかったと思います。
<了>
★今回お世話になったお店★
| 店名 | フット&ネイル 茉莉花(ジャスミン) |
| 住所 | 〒161-0033 東京都新宿区下落合1-1-1 トキワパレス503 |
| TEL/FAX | 03-3364-1765 |
| 営業時間 | 11:00-21:00 (当日予約は18:00までに連絡) 夜間遅くなどの時間外の予約も応相談。 |
| 定休日 | 不定休(サイトトップページにて告知) |
| 最寄り駅 | JR山手線・西武新宿線・地下鉄東西線「高田馬場」駅より徒歩3分 (アクセス詳細はコチラ) |
| URL | http://www.jasmine.st |
| mari@jasmine.st | |
| 備考 | ・ペット同伴可(応相談) ・男性単独での来店は不可、女性同伴の場合は可 |
| 営業内容 | フットケア、ネイルケア、ネイルアート、まつげパーマ、インディアンマッサージ他 (メニュー詳細はコチラ) |












