■ 一気に紹介!言ワザ『猫に○○』

というわけで新企画『じーらぼ!式:素晴らしき言ワザの世界』に沢山の投稿をありがとうございました。既に投稿総数は500をヒョイとばかりに越えてしまいまして、もっさりとエクセルを投入しつつ、採用作品をまとめてみました。

傾向としては、

1.元のコトワザの変更部分の子音を変えて母音を活かすタイプ
 1-2.元のコトワザの変更部分の一部を変えて活かすタイプ
2.「猫に」の「に」をその他名詞やら形容詞やら動詞やらに変えるタイプ
3.別のコトワザと組み合わせて新しいモノを作ってしまうタイプ
4.作文にしてしまうものなど、上記以外

といった形に別れましたね。

多かったのは2でしたが、これは本来は「に」部分が数字や漢字やカタカナにすべき言葉を、ひらがな「に」で固定されてしまっている為に、非常に不自然かつ字面もよろしくないので、正直にいいますと、採用しにくいし、面白いとも思いにくいのが正直なところ。

人間の文字の認識の順序は、その文字列を認識し、言葉に変換して、意味合いを認識するという形になるので、本来は数字・漢字・カタカナであるものを無理矢理ひらがなにしてねじこむと、それだけで意味合いを認識するところまでに、考えるというタイムラグが発生してしまいます。ですので、そういうものは面白いと思いにくいんですよね。


で、そのあたり踏まえても、やっぱ言戯道場での投稿常連だった人らは巧い人が多いなぁというか慣れているなぁと思うところがありましたね。採用基準である家元こと僕のツボを心得ているというかなんというか(笑)。もちろん新規参入の方も頑張ってくれました。

『御題』にそっていれば基本的にフリースタイルの言戯道場に比べて、ある程度考える枠が固定されている本企画はチャレンジしやすいのかもしれませんね。そんなわけで、一発目の今回の作品、どかーっと一気に採用作品を紹介していきたいと思います。

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『 猫に「すまんかった」 』  (まるさんの投稿
【意味・コメントなど】
給料日。自分の欲しいものを買い散らして帰ってきた後、猫の餌袋が空だったことに気付いた午前0時。


家元より:コメントの方にもっていかれましたね。なんとなくリアルでいい感じでした。実感こもってるなーみたいなね(笑)。
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『 猫に「ちょっとそこのリモコンとって」 』  (夏梅旅一さんの投稿
【意味・コメントなど】
無論猫がリモコンを取ってくれるわけもなく言った後に虚しさとともに自分でリモコンを取りに行かなくてはいけない様子


家元より:これもまた実感こもってるなぁという感じ。セリフでまとめるスタイルはアリといえばアリですが、原型をとどめなくなってしまっているので、難しいところ。「猫に頼み事」とかで十分だったかも。
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『 猫に・・・!猫なんぞに・・・・ッ!!!! 』  (五月雨さんの投稿
【意味・コメントなど】
猫にすら敗北した場合に。


家元より:なにがあった(笑)。
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『 猫にえ 』  (つかささんの投稿
【意味・コメントなど】
生贄に猫を差し出すこと


家元より:なんの儀式だ(笑)。
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『 猫にがて 』  (黒白赤青黄緑!!!!!!さんの投稿
【意味・コメントなど】
すみません、猫アレルギーなもので。


家元より:そうですか(笑)。
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『 猫にキャットフードやったら食わねぇでやんの 』  (AKIXさんの投稿
【意味・コメントなど】
仕方ないから、俺が食べたよ


家元より:コメントに持って行かれた好例。こういう構成もありだけれど、本企画の本質は、あくまでも言ワザ本体の方。面白いけど採点方式になったら0ポイントだなー(笑)。
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『 猫にぎり 』  (Zさんの投稿
【意味・コメントなど】
人間には不可能な魔球が投げられる握り方。


家元より:猫の手の形状からして何かを握ることは出来ないという現実を無視した言葉なのがいい感じです。コメントは若干パンチ弱し。
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『 猫にこたつ、みかんと半纏姿での雪見酒 』  (宇呂田勝男さんの投稿
【意味・コメントなど】
色々乗りまして役満です。


家元より:後半ゴロが悪いかな。「猫にコタツ ミカンとドテラで雪見酒」でいいんじゃないかしら。カタカナの効用ですね。
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『 猫にコナン 』  (Mistyさんの投稿
【意味・コメントなど】
真実はいつも一つ・・・かどうか自信が持てない様子


家元より:うん、巧い(笑)。
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『 猫にそういうことしちゃ、ダメ。 』  (hoxidさんの投稿
【意味・コメントなど】
髭を抜いたり暗闇でフラッシュ焚いたり。


家元より:思わず「はい」って返事したくなる口調がいい。句読点の効用がバッチリ聞いてます。年上のおねえさんに言われたい。
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『 猫にターバン 』  (なぼさんの投稿
【意味・コメントなど】
インド猫


家元より:勢いで持って行かれましたねー。巧い。言葉の意味はまるでない上に、コメントも「まんま」なんだけど、そこがいい(笑)。
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『 猫にタチ 』  (トリスキーさんの投稿
【意味・コメントなど】
ナチュラルに思いついた自分を振り返ってはいけない


家元より:トリスキーさんは深く反省しなさい(笑)。あと自動返信が届かなくても、こっちに投稿は届いています。でも自分がナニを投稿したか確認するためにも自動返信は受信してください。ドメイン@g-labo.proを許可してもらえれば届きます。
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『 猫にたちさせて10分ほどおいたものが、こちらになります 』  (Hit.TaKaYaMaさんの投稿
【意味・コメントなど】
マタタビとクミンの香りがなんとも言えないですねぇ〜♪


家元より:なんとなく採用。
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『 猫にだっていつかは小判の価値が分かるようになるはずだ 』  (Himooさんの投稿
【意味・コメントなど】
進化していくのは人間だけではないということ


家元より:ひょっとしたら、ね(笑)。
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『 猫にだって殴られたことないのに!! 』  (夏梅旅一さんの投稿
【意味・コメントなど】
予想外の人物に殴られたときに咄嗟にでる言葉。

用例「僕をぶったね、〜」


家元より:同案多数。一番乗りだったので採用。
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『 猫にて一件落着!! 』  (宇呂田勝男さんの投稿
【意味・コメントなど】
口喧嘩しつつの帰り道、野良猫の仕草に和んだ時点で喧嘩終了。


家元より:こういうヘンなのが巧いんだよなー宇呂田くんはさー(苦笑)。でも「!!」はいらなかったかなー。
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『 猫になって初めてしたことは、尻尾でほっぺをつねることでした 』  (いっぺぃさんの投稿
【意味・コメントなど】


家元より:とりあえず出来ないよね(笑)。
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『 猫になりきれない大人たち 』  (いっぺぃさんの投稿
【意味・コメントなど】


家元より:なれません(笑)。なりきれたらこまる(笑)。
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『 猫になれる人間、猫になれない人間 』  (いっぺぃさんの投稿
【意味・コメントなど】


家元より:養老センセの本のタイトルみたいだな(笑)。
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『 猫にはにわにわとりがいる 』  (つかささんの投稿
【意味・コメントなど】
日本語の意味として36通りある。(番組調べ)


家元より:同案多数。36通りもあるの?ほんとに?(笑)
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『 猫には猫を、犬には犬を 』  (なぼさんの投稿
【意味・コメントなど】
ハムニャビ法典より


家元より:コメントにもっていかれたー(笑)。
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『 猫にひき、苦節20年。兄弟支え合って世間の荒波を乗り越えてまいりました。それでは聴いて下さい、曲は『嗚呼埼玉には海は無し』です。どうぞー。 』  (西向く士さんの投稿
【意味・コメントなど】
わーわー(パラパラと拍手)


家元より:曲名に持って行かれましたねー(笑)。
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『 猫にフォアマン 』  (へなへなさんの投稿
【意味・コメントなど】
たとえ相手が猫であっても、蝶のように舞い蜂のように刺し、華麗なファイトを見せるフォアマンの姿から転じて、何に対しても全力を見せること。


家元より:ボケてるんだとしたらゴメンなさい、蝶のように舞いハチのように刺すのはアリです(笑)。
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『 猫にまっしぐら 』  (西向く士さんの投稿
【意味・コメントなど】
ペヂグリ=チャム氏(48歳)


家元より:同案多数。コメントの言い切りっぷりで採用。
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『 猫にムチ 』  (猫好きさんの投稿
【意味・コメントなど】
無駄な努力。


家元より:コメントが若干意味不明…かな?
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『 猫にも五分の魂 』  (宇呂田勝男さんの投稿
【意味・コメントなど】
猫にも魂のこもった鬼気迫る瞬間があります。五分間ぐらいは。


家元より:「ごぶ」じゃなくて「ごふん」なのね(笑)。宇呂田くんはこういうところでイタズラいれるよなあ(笑)。
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『 猫にも小判 』  (インゲンさんの投稿
【意味・コメントなど】
たまには無駄なことも必要という意。


家元より:同案多数。
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『 猫にやり 』  (こいぬさんの投稿
【意味・コメントなど】
塀の上に寝ていた猫が、


家元より:同案多数。アリスのチェシャ猫みたいだね(笑)。
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『 猫に一軒家。俺は借家。 』  (R・Wさんの投稿
【意味・コメントなど】
なんだこの敗北感。


家元より:猫には小屋という概念があまりないはずなので、どういう一軒家なのかが気になるところ。
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『 猫に口無し 』  (させぼんさんの投稿
【意味・コメントなど】
【意味】キティ

キティに口がないのはどんな表情にも見えるように。
あなたの気持ちと同じになれる。とのこと。


家元より:コトワザ合成タイプ。確かにキティちゃんには口がないな!と思わず感心してしまった(笑)。
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『 猫に取り入らずんば子猫を得ず 』  (ラサさんの投稿
【意味・コメントなど】
ともかく子猫が欲しい。


家元より:これまたコトワザ合成タイプ。なんかこう、気持ちはよくわかるって感じだね(笑)。
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『 猫に手を借りた 』  (黒白赤青黄緑!!!!!!さんの投稿
【意味・コメントなど】
人手不足もここまで来ると深刻だ。


家元より:コトワザというより変形慣用句ですな。コメントをもっと「意味」としての方向にふくらませれば、もっと面白かったのだけれども。惜しい。本体の方も「猫に手を借りたい」でもよかったかな。
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『 猫に小判、紙、蜜柑箱二個ね 』  (宇呂田勝男さんの投稿
【意味・コメントなど】
ただなんとなく回文が作ってみたくなっただけやねん。


家元より:猫にコネというショート回文を越えて一生懸命考えてくれましたので採用(笑)。
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『 猫に小判くれてやったのにこの仕打ちかっ!!返せっ!!二つとも!! 』  (Mi-Yuさんの投稿
【意味・コメントなど】
小判より秋刀魚。
秋は秋刀魚が美味しいですね。


家元より:小判の他になにをあげたのかがきになります(笑)。
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『 猫に小判のようなもの 』  (イシモリさんの投稿
【意味・コメントなど】
「犯人はバールのようなもので犯行に及び・・・」
それって結局なんなんだと。


家元より:これまた、なにあげたんだろう(笑)。
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『 猫に小判やったら、受け取るなり噛みついたんですよ、小判に。「やれやれ、猫に小判とはよく言ったものだ。小判の価値が分かっていないんだな・・・」とか思ってたら、猫がこっち睨みつけて言うんです「ニャんだこれは!鉛に金メッキした偽物じゃニャいか!」って。・・・俺、偽金つかまされてた・・・ 』  (AKIXさんの投稿
【意味・コメントなど】


家元より:作文になっちゃったわけだが、猫の鑑定っぷりに採用(笑)。
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『 猫に尻の穴を見せられる 』  (としろ〜&ゆなさんの投稿
【意味・コメントなど】
@昼寝後に起きた際の現象
A物凄く凹むの意


家元より:リアルだなあ(笑)。
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『 猫に対して何度もサインの確認を行う楽天・野村監督。 』  (西向く士さんの投稿
【意味・コメントなど】
ヒットエンドラン。 …いや送りバントじゃなしに。 だーかーら、ヒットエンドランて!


家元より:長いって(笑)。でも想像して笑ってしまったので採用。
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『 猫に痴漢 』  (catさんの投稿
【意味・コメントなど】
いくらお尻を上げるからって触ってはいけません。


家元より:ダメですね(笑)。
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『 猫に追われて三千里 』  (ヤマオーさんの投稿
【意味・コメントなど】
グリコ40000粒ぶん。


家元より:逃げすぎ(笑)。
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『 猫に頭突きされたよ耳掃除の途中で 』  (よしだえなみさんの投稿
【意味・コメントなど】
鼓膜が破れそうな激痛


家元より:あぶねえー!ありそうで余計に怖えー!!
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『 猫に尿でマーキングするという習慣は無いんでお家の中で飼っても安し・・・おい、空気読め 』  (いっぺぃさんの投稿
【意味・コメントなど】
ペットショップにて。


家元より:後半の言葉遣いが若干気になります。「キミキミ、空気読みなさいね?」とかの方が前半とまとまりがあってよかったかなぁと。
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『 猫に猫に猫に!! 』  (レンカさんの投稿
【意味・コメントなど】
妻の話が苦痛だ。


家元より:ハードに猫好きの人で、ひとたび猫の話をしだすと、周りの人間が興味あろうがなかろうが、全く空気を読まず全く止まらなくなる人が知人に何人かいるのですが、そのウザさを考えたときに、ああ、気持ちわかるなぁと思い採用にいたりました(苦笑)。
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『 猫に波紋 』  (ラサさんの投稿
【意味・コメントなど】
メメタァ

(それは蛙)


家元より:誰か送ってくるだろうなぁとは思ってはいたものの、やっぱり来ました。ジョジョネタは落とせないなぁ(笑)。
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『 猫に話しかけている父の背中 』  (たろーさんの投稿
【意味・コメントなど】
哀愁。


家元より:哀愁漂いすぎです。嫁にいった娘の名前とかつけていそうで、悲しみMAXです。
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『 猫に腕押し、猫に釘。 』  (naoさんの投稿
【意味・コメントなど】
ば、ばんどうさん!?


家元より:話題の子猫殺しな坂東眞砂子氏がらみの投稿は今回多かったんですが、この件に関してはコメントしたくもないので、全てボツとしました。言ワザ本体の内容がよかっただけに、コメントがなんというかアレで残念です。「明るく楽しく面白く」がモットーですので、こういう陰惨な話題とからめるのは全く感心できませんので。惜しいです。
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『 猫に小判を与えてホカホカのご飯が炊ける裏ワザ 』  (イシモリさんの投稿
【意味・コメントなど】
司会・伊東シロ


家元より:原型を残しつつ全く関係ない方向にもっていってしまう強引さと、ありそうで全くありえない、おとぎ話的昔話の内容のような裏技がソーナイスです。イシモリさんはこういうのやらせると本当にうまいなぁ…。オチとしてのコメントの利きっぷりも素晴らしいです。うまい。
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『 猫に布団 』  (ちとわさんの投稿
【意味・コメントなど】
ネコ(寝込)んでます


家元より:漫画家:星里もちるさんの初期作品の「危険がウォーキング」に「猫が寝込んだ/猫が寝込んだアナコンダ」という動物ダジャレがあったのですが、それを思い出させてくれるような作品ですね(笑)。原型の音を残しつつ、コメントのダジャレ部分コミで可愛い光景を想像してしまったので僕の負けです(笑)。
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『 猫に四番 』  (ひらさんの投稿
【意味・コメントなど】
打率0


家元より:語感の良さ含めて、今回の傑作。簡潔かつ当たり前な結果かつ想像がふくらんでしまうコメントも完璧。野球好きじゃない僕にここまで評価させてしまうとは、まさに持って行かれた感満載(笑)。可愛い子猫を打席に送り出して、ピッチャーもキャッチャーも審判も、ふにゃふにゃな表情で、やわいゴロを投じるようなシーンが、さっと浮かびましたね(笑)。
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『 猫に股間 』  (芯さんの投稿
【意味・コメントなど】
引っかかれたら痛いですね

ってか、出したまま過ごすなよ


家元より:これまた語感の良さ含めて、今回のベストヒット。最初に読んだときは「バター…?」と思い切りシモの方に考えてしまったのだけれども、猫の手で「たしたしん」と足の親指と親指の間の棒状のモノをはたかれた感じなのね(笑)。いずれにしてもシモではあるのだけれども、元の言葉から1文字変えて、こんな風にもってこれたセンスに脱帽です。素晴らしい作品をありがとう(笑)。


という感じで、ここまでで、御題『猫に○○』は一旦〆切にさせていただこうと思います。いやー皆さん力作をありがとうございました。面白くなってきたので、シリーズ化してみようと思います。

んでもって次の御題は『馬の耳に○○』。再び動物がらみのコトワザからの出題ですので、難易度はあまり高くないはず。自由に発想の翼を広げて、面白い作品や唸らされてしまうような作品を出してみて下さいませ。投稿はコチラからどうぞー!


採用されやすいモノとしては、冒頭の傾向分類1と3です。「言ワザ」ですので「諺」である必要はありませんが、作文ではなく文言として意味のある、意味を想像しやすい形にまとめると、非常に採用されやすいです。実用性も高いという感じですね。ダジャレも立派な「言ワザ」ですから。傾向分類2や4はハードル高くなりますので注意です(笑)。

そんな感じで「明るく楽しく面白い」をモットーに御題『馬の耳に○○』を考えてみて下さい!あ、でもシモネタとかも基本的にはオッケーですので、そのあたりは遠慮しないでバシバシ出してみて下さい。



まぁえらそうなこと書いといて
ぱっと浮かんだのが『馬の耳にベンガル
というロクでもないものだったんですけどね。

(出演情報記事の見出しじゃないんだから)

(C) G-LABO Gengi-DOJO.