■ 馬の耳にも実に色々あるんですなあ。

耳という器官は非常に敏感なものです。

単純に音を認識するという聴覚だけでなく、様々な情報を耳で読み取っているのです。音の方向や強さ、音圧なども感じられるわけで、脳にも近いですから、耳から得た情報はかなりダイレクトに脳に伝わるといっても過言ではないでしょう。

そう、耳とは非常に重要な器官なのです。そして耳の裏側などは皮膚が薄く、動脈が走っていることもあって、急所でもあります。急所というのは衝撃などの危険がそこに来ることを素早く察知して守らなければならないために、感覚も鋭敏になっているんですよね。

よって、敏感であるが故に性感帯としても耳という存在はメジャーなわけですよ。まぁ人間の場合はそんな感じなわけですが、馬の場合というのは定かではないんですけどね。でもそんなことはお構いなしに、がっつんがっつんと若干アダルト気味な投稿を寄せてくれた皆様が多くいらっしゃいました。

『 馬の耳に、ね……? 』  (天雲さんの投稿
【意味・コメントなど】
その時、僕はその言葉が意味する事が分からなかった。
ただ、囁かれた耳に残る甘い響きと叔母さんの香り、そして離れ際に見せたその瞳の色に、僕はひどく赤面したのを覚えている。


家元より:なにやったんだ叔母さん…。
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『 馬の耳に・・・キャーッ!!恥ずかしくてそれ以上は!! 』  (はりーさんの投稿
【意味・コメントなど】
言えません

家元より:だからナニやったんだよう!(笑)
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『 馬の耳にカリリと歯を立てた。馬子は顔を伏せながらもホゥと息を吐き・・・ 』  (ハチローさんの投稿
【意味・コメントなど】
脱字風


聖徳太子×蘇我馬子(ボーイズラブ風味)で


家元より:そんなカップリングは激しくイヤです(笑)。そもそも馬子って刀自古郎女のおとんだから、義父×娘婿ってことになっちゃうじゃないですか(笑)。
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『 馬の耳にジュテーム 』  (つかささんの投稿
【意味・コメントなど】
ヒヒーン!(モナムール)

家元より:これなんかは結構おとなしめだよね(笑)。
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『 馬の耳にふわっ、と息を吹き掛け、艶やかなたてがみに指を絡め、その長いうなじに舌を這わせると、始めこそ抗うような仕草を見せたものの、すぐに彼女の吐息は熱く、悩ましげなものになっていった。 』  (naoさんの投稿
【意味・コメントなど】
Ana Milers『水蜜の花びら』アーレークイン,2006 p.153

家元より:なっげえ(笑)。そして作品名とかが実在しそうでイヤだ(笑)。
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そんなわけで、愛すべき&頼もしきおばかさん達の作品を紹介したわけですが、こういう路線とは若干対極気味の作品を投稿してくれた浪漫派の皆さんもいますので、紹介してみましょう。

『 馬の耳にいつの間にかピアス。外に吹く東京の風。そして段々と連絡がとれなくなる田舎の彼女。 』  (鰻犬さんの投稿
【意味・コメントなど】
上京物語。

家元より:切ない。でもどんな状況生活してんだよ馬。なんのために上京してきたんだ馬。仕事が気になるぞ馬。
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『 馬の耳にもあの子の面影 』  (たろーさんの投稿
【意味・コメントなど】
いまだ癒えないほろ苦い思い

家元より:面影追いすぎ。彼女との想い出の中で、馬の耳に一体なにがあったのか気になりすぎる。もしくはあれか、彼女は馬の耳に似ていたのか。
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『 馬の耳に聞こえればいいな、と 』  (宇呂田勝男さんの投稿
【意味・コメントなど】
古ぼけた都会のアパートの一室から、
僕は歌を歌います。
懐かしいお爺ちゃんの牧場を思い出しながら、
僕は歌を歌います。


家元より:宇呂田くんにしては珍しい作風。こんなことも出来るのか宇呂田くん。これは真っ正面から受け取っちゃったぞ。物語のあるいい作品だけど、投稿者が意外すぎて、どんな風に面白解釈をすればいいのか考えちゃったぞ。
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とまぁ、こんな感じで、馬の耳からよくもここまで世界を広げたなぁと感心することしきりです。まぁ元の諺は既に跡形もなくなっていますけどもね(笑)。でもこういうのも言ワザとしてはアリもアリ、大アリです。でも、こういうスタイルだけに拘ってしまったりというのも、それはそれで若干どうかなっていうのはありますけどね。


それでは、その他の作品もざっと紹介していきましょう。

『 馬の耳に!? 』  (たろーさんの投稿
【意味・コメントなど】
続きはCMの後。

家元より:同案多数、コメント込み(笑)。
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『 馬の耳にEASTWIND 〜東風〜 』  (ねねさんの投稿
【意味・コメントなど】
おしゃれっぽくしてみた。

家元より:確かにコジャレたなあ(笑)。
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『 馬の耳にあそばれて 』  (ぽんさんの投稿
【意味・コメントなど】
ねぇねぇおかあさん、あのおうまさん、耳を立てたりたおしたりできるんだよ!

家元より:弄ばれて、じゃなくて心底好かったと思う内容でした。
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『 馬の耳にザラキ 』  (ヤマオーさんの投稿
【意味・コメントなど】
「馬Aにはきかなかった
 馬Bにはきかなかった
 馬Cにはきかなかった」


家元より:モンスターにしちゃったよ(笑)。
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『 馬の耳にアタシ達の事全部話すわ!!もういや、こんなの!我慢できない… 』  (まみやかんさんの投稿
【意味・コメントなど】
馬の耳にまで言っちゃうんだ。
彼女よっぽど辛かったんだね。


家元より:犯した罪の大きさを馬の耳に叫んだ彼女は、その足で警察に自首し、黙秘を決め込んだ…とか(笑)?
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『 馬の耳にクリスマスソング 』  (風車さんの投稿
【意味・コメントなど】
早いよ、まだ10月だよ。

家元より:うん、そうだね(笑)。
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『 馬の耳にあわせてリズミカルにジャンプ!さらにジャンプ!!狂おしいほどにジャアアアァァァァンプぅっっっっっはぅぁっ!!! 』  (りょまさんの投稿
【意味・コメントなど】
運動不足の方は過度のジャンプにご注意くださいませ。

家元より:シュール系。
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『 馬の耳にちょっと入れておきたい情報があるんですけどね? 』  (えなりのいなりさんの投稿
【意味・コメントなど】
この話、いくらで買ってくれます?

家元より:馬にナニを教える気だ、この密告屋は(笑)。
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『 馬の耳には入らぬよう… 』  (ヒヨコさんの投稿
【意味・コメントなど】
明日決行

家元より:そしてその逆(笑)。
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『 馬の耳にもかけられるヘッドフォン、新発売! 』  (UF4さんの投稿
【意味・コメントなど】
意外と売れました。

家元より:新発売系1・確かに意外と売れそうなところが微妙(笑)。
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『 馬の耳にも届く念仏CDニューリリース! 』  (TODOROさんの投稿
【意味・コメントなど】
売れると思ったのになぁ・・・

家元より:新発売系2・届くのか…どんな音になってるのか、非常に気になるな(笑)。
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そして、今回かなりお気に入りの愛すべきオバカ作品です。

『 馬の耳に円楽 』  (さとうdeathさんの投稿
【意味・コメントなど】
似てるから。

家元より:円楽師匠が似ているのは、馬の顔の長さ的なものであって、耳じゃあないぞ、とツッコんでしまった時点で僕の負けです。くっそーやられた。
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『 馬の耳に間違われた 』  (兄貴の山さんの投稿
【意味・コメントなど】
「ロバの耳のはずなのだけれど…」
王様は鏡の前で泣きました。


家元より:王様落ち込んじゃったよ(笑)。セリフにもう少し哀愁が欲しかったかなぁ。「ロバの耳…なんだけどなぁ…」とかね。でも十分に面白い(笑)。
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『 馬の耳に念仏ですが、同じ意味を指す諺で、犬が出てくるものは? 』  (Hit.TaKaYaMaさんの投稿
【意味・コメントなど】
『犬に論語』そのとーり!

家元より:アタック25だ(笑)!児玉清さんのシャベリの特徴をよく掴んでいる書き方で爆笑してしまった。もう一つ加えるなら「馬の耳に、といえば「念仏」ですが」とした方が、よりそれぽかったかなと思います。いやーもっていかれたなあ(笑)。
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『 馬の耳に念仏を書き忘れた 』  (兄貴の山さんの投稿
【意味・コメントなど】
無論、持って行かれます。

家元より:実は「耳なし芳一」ネタは同案多数だったんだけど、これはその中でも目を引いた簡潔な作品。でも改良の余地は沢山あって、例えば「忘れた」ではなく「忘れる」にすることで、諺っぽくすることが出来るし、意味コメのところも「和尚のうっかりによって耳なしの被害者が増えること」とかにすることで、諺っぽい言ワザというスタイルの一つの完成型に持って行けるかな、と。目の付け所がいいだけに、ちょっと口うるさくなりました(苦笑)。
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『 馬の耳に念仏。これでもかと念仏。 』  (氏さんの投稿
【意味・コメントなど】
ch369 仏教チャンネル
24時間テレビ〜念仏は地球を救う〜
■感動の生放送!『織田無道の24時間念仏』
■特別ドラマ『ミロクが来たりて人救う』


家元より:布教説法の為なら手段を選ばず、ですな(笑)。
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『 馬の耳に念仏。俺の髪が全滅。 』  (diceさんの投稿
【意味・コメントなど】
1.上(うわ)の空で、人の忠告に従う気がないこと。2.無知なために、高尚なことを聞いても、一向に理解できないこと。

1.2の結果


家元より:マンガ「動物のお医者さん」を紐解くまでもなく、馬は側に寄ってきた人間の髪の毛をもっさりと食いちぎることがままあるらしいです(笑)。そこから考えると、なるほどこういう展開もありうるのだなと思ってしまいましたね。「髪の毛噛むなよ!いいな!」とかいっても無駄というわけですな(笑)。うまいなあ。
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『 馬の耳にも三年 』  (nirさんの投稿
【意味・コメントなど】
そろそろ馬もあきらめるでしょう。

家元より:若干同案多数だけど先着で採用。そこまで粘られたら、さしもの馬も、ねえ(笑)。
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で、今回イチオシの作品はコチラ。

『 馬の耳に何言っても無駄だからヘッドホンしてトン! 』  (メロンさんの投稿
【意味・コメントなど】
ノリです。

家元より:いやーなんといいますか、我が敬愛すべきお笑いコンビ「さまぁ〜ず」の大竹一樹先生風の作品で、なんともいえないワールドが展開されています(笑)。テイストだけでなく「馬の耳に念仏」という元の諺の意味を、若干踏まえてのモノだからスゴイ。最後の「トン!」は、多分チョップしたんじゃないかなーと想像がふくらんでしまうくらいウケてしまいました(笑)。こういうの、全く持ってキライじゃないです。お見事(笑)。


というわけで、こんな感じで紹介してきたわけですが、残念なことにメロンさんの作品さえも『猫に○○』の回の「猫に股間」なみのインパクトは残せなかったというのが正直なところです。

デキのいい作品が多かったりすると、多くを望んでしまうのは、業の深さ故というところでしょうか。なにしろ「言ワザ」ですので、皆さんの「ワザ」を是非見せて欲しいと思います。期待してますよっ!

それにしても2回目にして投稿総数711通とは。嬉しい悲鳴を上げつつ、次回の御題を出してみたりします。穴埋め部分を増やす応用をやりたいと思ったのですが、もう少し一カ所穴埋めで行きましょう。というわけで御題は『花より○○』です。投稿はコチラから!色々考えて、ガンガン送ってみてくださいましー。


ちなみに『花より男根』は、もちろん
NGワードで不採用決定でございます。

(してやったりの形相で)

(C) G-LABO Gengi-DOJO.