じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

【 2004年02月25日-16:14 のつぶやき】

髪を切る日(by 槇原敬之) -1-


髪を切りました。

前回までのあらすじ

デブはウザい。さらに長髪はもっとウザい(松本引っ越しセンターのフシで)。その信念を貫き通して短髪を貫く春九堂。しかし同じヘアスタイルにも飽きが来始めた彼は、短髪にバリエーションを求め、インターネットで検索を開始した。

――キーワードは「短髪 ヘアカタログ

どういうわけか目の前に繰り広げられたのは目眩くゲイ・ワールド。調べれば調べるほど、ソッチに染まり往く春九堂。そして「たんぱつ」と入力するだけで、漢字変換ソフトの入力省略変換候補に「短髪野郎祭」という文字が躍る頃、彼は決意する。

――それならソッチ系のお店で切ってもらえばいいんじゃん。

好奇心と自分(のヘアスタイル)を変えたいという意思が導いた、間違った決意は、一体どこへ向かうのであろうか……。


というわけで、ソッチ系の専門店を発見したところまではよかったんですが、都合が合わず結局その店の予約はしないで、別のところで髪を切ることになったんです。

で、別のところといいましても、いつも通っている床屋さんではないんですよね。昔の知り合いに駄目で元々(メールアドレス変わってる可能性が大なので)という感じで、相談のメールを出したんです。あ、ちなみにその「昔の知り合い」というのは、おゲイな方なんですけどね。

え?なんでそんな人と知り合いかって?……まぁまぁ人生は謎に満ちているものなんですよ。ハハハハハ。

そんな余談はさておき。メーラーデーモン食らうかと思いきや、帰ってきたのは「おひさしぶりこー(はぁと)」から始まる、超絶ハイテンションなメールでした。文面を読み進めていく内に、僕の中には「メーラーデーモンの方がよかったんじゃないか」という想いが沸いて出てきました。それも結構な勢いで。


――メールに書いた相談。それは即ち「○○さんのお知り合いで、デブのヘアスタイルをモテモテ短髪にしてくれるような美容師さんとか理容師さんいないッスか?」というもの。そして彼からの返事は「あたしも立ち会うから一緒に行きましょっ!」という無意味にサービス満点なものでした。やっぱりメーラーデーモンの方が(以下略)。

そういうわけでして、先週の土曜日に久しぶりに会う友人と待ち合わせをして、行って来たんです。お店に。あ、いや理髪店ですよ?しかも微妙に風邪っ引きの状態のままだったんですよね。風邪で意識朦朧としているような状況がたたって、まさかあんな事になるなんて、その時は思いもしなかったんです……。

都内某所にある、その店。仮に名前を「バーバー バーバラ」としておきます。そして……そこで僕は……僕は――


<以下次回>


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