■ 蘇る「アダ名」達

『ゲーリー(げーりー)

下痢便を云々というアレではなく、野球部所属だった彼は大リーグで連続出場2130試合を記録した「鉄人」ルー・ゲーリッグにならって、どんなことがあろうと皆勤賞をゲットするという気合いと根性で、学校に通い詰めた好漢だった。

ちなみに、ちゃんと皆勤賞を得られたのか、肝心の野球部の方はどうだったのかは全然知らなかったりする。でもいい人だったような気がする。そういえばインフルエンザの時も風邪だと言い張ってマスクを着用して来ていたような。


『ドント(どんと)

同名のエロ本を所持していたところから由来。英語の時は、音読で「Don't」が出ると、彼と由来を知る人間は、どうにも彼を意識してしまう。ある意味ヒーローだった。ちなみに彼が所持していたのは一冊や二冊ではなかったことが後に明かされ、「ドンキン(ドントキング)とレベルアップしたりもした。

どうでも好いことだが、由来を知らない女子が「ドントくーん」などと呼んだりすると、こっちまで気恥ずかしくなった。そんな結構甘酸っぱい記憶も抱き合わせでセット販売。

オマケにホッカイロのような酸化発熱型の簡易カイロで「どんと」というものも当時あり、それもまた彼の周囲で話題を呼んだことは云うまでもない。

こうしたアダ名は「いじめ」と思われがちだが、当時はエロ本の持ち主は即ち「神」であったので、尊敬の念を持って呼ばれていたことは云うまでもない。でも本人ちょっといやがってたかも。ごめんね、高田君(ここで云うな)


『デラ男(でらお)

コンビニで「デラべっぴん」を立ち読みしているところを目撃された事に由来。このアダ名をつけられたとき、「俺が読んでいたのはデラべっぴんだけじゃねぇ!」勢いよく自爆した彼が忘れられない。

また彼はファイブタックのハイウエストボンタンを愛用しており、ポケットに手を突っ込んで前方に突っ張らせ、エキサイト状態のペニィーを隠すという大技の使い手でもあり、後に「デラ・ボキ男(でら・ぼきお)」の裏ネームを得た。

ちなみにファイブタックとは、タックが5個もついているズボン。ハイウエストとはウエストのベルトホルダーの上に、さらに布を余らせている作り。

「ツータック以上・ベルト上2cm・サージに縦ポケ」というのが、当時のボンタンの標準スペック。この程度は履いておかないとナメられてしまうのだ。対してドカンという裾がすぼまっていないモノもあり、僕はコチラを愛用していた。着用した感じは空手着ズボンの様な感じ。


『オーパ(おーぱ)

大場君という名前だった……ワケではなく、サッカー部所属であり、サッカーファンでもあった彼は、キング・カズ(三浦知良)に憧れ、自分も南米への留学を考えていたらしい。

その為に、ブラジル公用語のポルトガル語を勉強すると意気込んでいたが、友人に「なんか言葉覚えたかよ?」と聞かれたところ、自信満々に「ブラジル人はセックスするとき『オーパ!』っていうらしいぜ!!」と応えたところに由来。

聞いていた周囲の爆笑を得た彼は、その後日本で普通に進学し、留学のことなどなかったことになっていた。ちなみに、僕が調べたところ「オーパ(opa)」は、「驚き」を表す言葉らしい。感激したときなどにも云うらしいのだが、なんで、えっちらほいの最中に驚いたり感激したりするのだ。

そういうわけで僕としては多分オーパのガセネタだったのだろうと考えている。真相を知っている人、教えてください。



<総評>
いっそ清々しいまでの
『アタマのワルさ』ですね。

(ゲーリーはともかく、なんつーかダメダメッスね、当時の自分ら)

(C) G-LABO Gengi-DOJO.