じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

【 2004年03月31日-21:30 のつぶやき】

男色ディーノの世界 -5-


男色ディーノ(だんしょくでぃーの)
OWF(大阪学院大学プロレス研究会)出身の異色レスラー。ネーミングの由来は、かつて週刊少年ジャンプ誌上に連載されていたマンガ『魁!男塾』に登場した異色キャラクター、男塾鎮守直廊三人衆の最後の一人・男爵ディーノであることは疑いない。男爵ディーノについては、こちらを参照されたい。


・男色 2004

その後のディーノについて簡単にまとめたいと思う。まずアイアンマンベルトだが、この日の後楽園のボーナストラック「ロイヤルランブル」で、何度か王座が交代した末、ディーノが再度王者となった。

そのロイヤルランブルの結果、高木三四郎ポイズン澤田JULIEが同時にオーバー・ザ・トップロープとなった為、一宮章一社長の持つKO−D無差別級ベルト、及びディーノが再度奪還したアイアンマンベルトをかけて4wayマッチが行われることになった。

そして迎えた4wayマッチ。三四郎、一宮が先に戦線から脱落し、ディーノとポイズンの一騎打ち、男色と蛇界の対決となった。結果はポイズンの勝利となった。これでポイズンは2冠王となり、ディーノは、またしても無冠となってしまったのであった。


この大一番の後、ディーノはしばらく腑抜けのような状態になってしまう。なんでも鉄男ベルトを失ったせいで「ナニがアレしなくなっちゃったのよ」とのこと。ならば元気がないのも、無理もないといえば無理もない。

その鉄男ベルトはといえば、ポイズンに渡った後、彼の手下である猪熊裕介に移譲される。そして猪熊は、何度もベルトを奪われるが、しぶとく取り戻すという事を繰り返していた。

そんな猪熊の鉄男ぶりを横目に、グッタリ気味のディーノにカツを入れたのは『昭和』子であった。

「試合なんだから、しっかりしなさーい!」と叫ぶや、必殺の『昭和』子ビンタ。これでカツが入ったディーノは、古代ギリシャから伝わる「パンツラコントラブルマラ」という、敗者がパンツかブルマを脱ぐという、古代から伝わるハズなのに現状に特化された試合方式で試合に臨む。

結果は様々な期待を背負ったディーノが『昭和』子から3カウントを奪取。会場の男性ファン視線が集中する中、『昭和』子のパートナーであった、DDTの大巨人・石川修司が、「俺が代わりに脱ぐ!」と王道発言。

ディーノは「あたしはそれはそれで嬉しいんだけど」と言っている間にオーバータイツを脱ぐ石川。喜ぶディーノ。そして「もう一枚いきなさいよ」というのだが、さすがにためらう石川。と、半端に脱いでいたタイツが絡まって転倒

『昭和』子のブルマに捕まってしまい、まんまと『昭和』子のブルマの下がお披露目となってしまった。これには『昭和』子も唖然&激怒。石川に『昭和』子ビンタをかまして、リングから逃げるように退場してしまった。


・大威チン八連制覇へ

こうして、少しずつ元気を取り戻したディーノは、続く大阪大会では、大阪プロレスの新人・的場を相手に男色殺法のオンパレード。若い男のエキスを散々吸い取り、続く大会ではDDTでは練習生時代からの、お気に入りの新人・高梨将弘をいたぶって、もはや元気ハツラツ。鉄男の再奪取へと闘志を燃やし始めた。

そして迎えたDDT7周年記念興行、六本木ベルファーレ大会。ここでディーノは、以前から提唱していた「大威チン八連制覇(だいいちんぱーれんせいは)」を行うと宣言。以前、アイアンマン初戴冠の際に三和会長に申し出るも「死人を出すわけにはいかないんだ!」と拒絶された、謎の闘いである。

その闘いの壱として用意されたのは「ゴムデスマッチ」。どのような試合なのか、DDT古参ファンである山本浩二さんのExtreme Partyコチラをご参照願いたい。


こうして死闘の末に、とにもかくにもアイアンマン王座に返り咲いたディーノ。次回ビッグマッチは、第4回プロレス観戦オフの舞台である5月3日後楽園ホールであり、それまでに、北海道ツアーを含めて5回の興行がある。

ひょっとしたらその中で「大威チン八連制覇(だいいちんぱーれんせいは)」の闘いの弐〜六までが行われ(場合によっては七まで?)5月3日は最終段階の闘いの八が、行われるかも知れないのだ。

これは無論予想の範疇をでないものであるが、ベルファーレ大会を契機に、様々な新展開を見せているDDTマットにあって、ディーノ様の動向に注目しておいて損はないだろう。


<つづく>
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男色ディーノの世界 -4-
この記事の直前の記事です。
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男色ディーノの世界 -6- (最終回)
この記事の直後の記事です。
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