【 2005年01月01日-18:41 のつぶやき 】
■ 新春連続更新2 霊的なお話 -1-
兵庫県にお住まいの鷹月さんからの御題『霊的な話』ということで、新春早々怪談話を。
以前もお話したことですが、僕は心霊現象やら怪奇現象などをビリーバーの立場からも否定派の立場からも肯定するという、一番イヤミなところに立っている人間です。
そうした現象や存在があっても不思議ではないし、いわゆる「正常な」人間同士であっても、全く同じモノを見て、全く同じには見えていないという風に考えているのです。
同じ風景を見ても気づくモノ・認識するモノが感性や感覚、注意点などで違うならば、「そういったもの」が見えたり感じたりするのも人それぞれだと思っているわけです。
代名詞をあんまり多様すると文章がゴチャゴチャになりますので改めますが、霊能力や霊感というものは、そうした個人の感性だと思っているので、その人があると思えばあるし、ないと思えばないというわけですね。
ただ、以前書いた過去の体験のように、その場に居合わせて全員が「感じた」というような事は、なんとも説明がつかない奇妙な現象として記憶に残っています。そして、このお話もそんな奇妙な思い出の一つです。
どの世代の人でも小学生のあたりの時分に『こっくりさん』や、それに類するものをやったことがあると思います。
こういうものはどうやら定期的に流行るもののようでして、姉らが同じ年頃の時期にも、『キューピッドさま』やら『分身さま』やら『エンジェルさま』など様々な亜流『こっくりさん』が流行っていたようです。
僕らの頃のそれは『星の王子様』というものでした。召喚用の魔法陣の中心が、コックリさんが鳥居の形であるのに対して、五芒星をかたどったモノであったこと、また十円玉に指を添えるのではなく、二人で指を組み合わせて鉛筆を持つというモノでした。
さらに、1〜9番目までの王子様がいて、呼び出していい王子様は限られている、という、確かそんなモノだったと思います。
これが小学校6年生の時に爆発的に流行りまして、それこそ昼休みにも2時間目が終わった後の20分休みにも、どこかの机で行われているという、ちょっと異常な光景が繰り広げられていました。
ここまではよくある話なのですが、ちょっとした問題が出来てきました。クラスの中で男女別の仲のいいグループというものが出来るのは当たり前のことですが、このグループごとの些細な諍いなども、この『星の王子様』を介して行われるようになったのです。
おそらくきっかけは「**は○○が好きですか?嫌いですか?」とか、そんなことの繰り返しだったのだと思います。ですが、それが次第にエスカレートして行き、「お告げで○○が××のことを憎んでいるって出た」だとかそういうことから、グループごとの溝は深まっていきました。
そして事件は起きました。○○グループの××が、呼び出してはいけない星の王子様を呼び出して祟られた――そんな噂が飛び交うようになったのです。
<つづく>
以前もお話したことですが、僕は心霊現象やら怪奇現象などをビリーバーの立場からも否定派の立場からも肯定するという、一番イヤミなところに立っている人間です。
そうした現象や存在があっても不思議ではないし、いわゆる「正常な」人間同士であっても、全く同じモノを見て、全く同じには見えていないという風に考えているのです。
同じ風景を見ても気づくモノ・認識するモノが感性や感覚、注意点などで違うならば、「そういったもの」が見えたり感じたりするのも人それぞれだと思っているわけです。
代名詞をあんまり多様すると文章がゴチャゴチャになりますので改めますが、霊能力や霊感というものは、そうした個人の感性だと思っているので、その人があると思えばあるし、ないと思えばないというわけですね。
ただ、以前書いた過去の体験のように、その場に居合わせて全員が「感じた」というような事は、なんとも説明がつかない奇妙な現象として記憶に残っています。そして、このお話もそんな奇妙な思い出の一つです。
どの世代の人でも小学生のあたりの時分に『こっくりさん』や、それに類するものをやったことがあると思います。
こういうものはどうやら定期的に流行るもののようでして、姉らが同じ年頃の時期にも、『キューピッドさま』やら『分身さま』やら『エンジェルさま』など様々な亜流『こっくりさん』が流行っていたようです。
僕らの頃のそれは『星の王子様』というものでした。召喚用の魔法陣の中心が、コックリさんが鳥居の形であるのに対して、五芒星をかたどったモノであったこと、また十円玉に指を添えるのではなく、二人で指を組み合わせて鉛筆を持つというモノでした。
さらに、1〜9番目までの王子様がいて、呼び出していい王子様は限られている、という、確かそんなモノだったと思います。
これが小学校6年生の時に爆発的に流行りまして、それこそ昼休みにも2時間目が終わった後の20分休みにも、どこかの机で行われているという、ちょっと異常な光景が繰り広げられていました。
ここまではよくある話なのですが、ちょっとした問題が出来てきました。クラスの中で男女別の仲のいいグループというものが出来るのは当たり前のことですが、このグループごとの些細な諍いなども、この『星の王子様』を介して行われるようになったのです。
おそらくきっかけは「**は○○が好きですか?嫌いですか?」とか、そんなことの繰り返しだったのだと思います。ですが、それが次第にエスカレートして行き、「お告げで○○が××のことを憎んでいるって出た」だとかそういうことから、グループごとの溝は深まっていきました。
そして事件は起きました。○○グループの××が、呼び出してはいけない星の王子様を呼び出して祟られた――そんな噂が飛び交うようになったのです。
<つづく>