【 2006年03月27日-06:39 のつぶやき 】
■ 池田屋事件。
史実での池田屋事件といえば、時は幕末元治元年(1864年)6月5日に、武装蜂起をせんと京都は三条小橋の旅館旅館「池田屋」に潜伏していた長州藩の尊王攘夷派を、かの土方歳三や沖田総司を擁した「新撰組」が襲撃したという事件であります。
とまぁ、そんな歴史的な事とはあんまり関係なくですね、先日の事なんですが自宅の階段から落ちちゃいました(てへ)。
いやーなんなんでしょうね一体。極度肥満という成人病予備軍っぷりと椎間板ヘルニア。ダーツのやりすぎでの足底筋膜炎くらいしか疾病障害をもっていない無事是名馬を地でいく様な平穏っぷりの僕の日常(割と身体ズタボロだとかいわない)に、さりげなく滑り込んできたバイオレンシブアクシデント。
転落した瞬間、思わず「いいとも」のテレフォンショッキングでタモリさんが「じゃ、お友達の紹介を」って言い放ったときの観客の如く「えー?!」とか云っちゃいましたからね。表情的にも「ナイスキョトン!」って感じですよ。本当に驚きました。
人間っておかしなもんで、自分がこう「やらかしちゃった」と思ったときって、なんか脳内でそれをフォローしようと「よかったさがし」的なことをするんですよね。「お前はタイトルだけ聞くとちょっと誤解受けそうな名作アニメ『愛少女ポリアンナ』か!」っていうようなツッコミを貰えちゃいそうな行為ではあるんですが、割と一般的な人間の機能らしいんですよ。
誰のせいにも出来ないアクシデントであったり自業自得な事であったりすると、なんらか理由をつけて、どうにかプラスに、もしくはプラスマイナスゼロっくらいにしようとするっていうね。そうやって人間はいつでも前を向いて生きていこうとするわけですよ。お、ちょっとイイコト云った気分になっちゃいましたけど、この後に続く話はデブが階段から落ちたってなだけの話ですからね?感動するのはお門違いですよ?
で、この時の僕ももちろんそうでして、自宅の階段から転落なんて、階段に誰かがロウソクをよくよく擦りつけておいたり、オイルをいばらまいておいたり、剥きたてホヤホヤのバナナの皮をスタンバイさせておかない限り、滅多にないことじゃないですか。そしてそんなシチュエイションありえないですしね。どんなトラップハウスだって感じですよ。
つまり、もう完全に自分のせい。自分のミス、四字熟語なら自業自得。英語で云えばマイミステイクなわけですよ。いやそれが正しい英語かどうかなんてことは、この際どうでもいいんです。
とまぁそんなやらかしっぷりだったものですから、僕の脳も持ち前の「ポジティブ補完機能」を全開にしましてね。刹那の瞬間に脳内の記憶データベースからポジティブになれそうな情報を引っ張り出そうとしたわけですよ。
で、出てきたのが「池田屋階段落ち」。たかだか5段くらいの階段を転げ落ちたというか、むしろ滑り落ちただけなのに、随分ご大層なものを拾って来ちゃったんですよ。もう明らかにパニック起こしちゃってるのが臨場感溢れまくりで伝わってきますよね。
この「池田屋階段落ち」ってのは、日本の名作映画「蒲田行進曲」の劇中劇『新撰組魔性剣』のクライマックスシーン。風間杜夫さん演じる「銀ちゃん」こと銀四郎の弟分であるヤス(平田満さん)が様々な事情が交錯する中で、スタントマンさえ怖れた3階分10mぶち抜きの階段を転げ落ちるシーンです。勿論映画「蒲田行進曲」のクライマックスシーンでもあるわけで、僕の大好きな映画でもあります。
そして「蒲田行進曲」といえば、同タイトルのテーマソング。松竹キネマ(現松竹株式会社)蒲田撮影所の所歌であり、JR蒲田駅の発車のミュージックでもある、あのマーチです(今でもこの曲なのかはわかりませんが)。
虹の都 光の港 キネマの天地
花の姿 春の匂い 溢るるところ
カメラの目に映る かりそめの戀にさへ
青春燃ゆる 生命は躍る キネマの天地
こんな古き良き、活気に満ちていた頃の日本映画を描き出した、陽気で、でもどこか哀愁を含んだレトロなマーチソング。そんな曲が僕の脳内を駆けめぐり、件の階段落ちシーンが再生されます。平田満さんが叫び、風間杜夫さんが吠え、松坂慶子さんが泣きます。感動的なシーンです。
満身創痍になりながらもヤスは立ち上がりました。生まれてくる子供の父親として、大部屋役者としての意地と魂を見せるため、銀ちゃんのため、小夏のため。それに比べりゃあ、たかだか五段の階段落ちならぬ「階段滑り」(よかったさがしスタート)。どこで擦ったか右肘から流血してるわ、左のふくらはぎはえぐれちゃってるわ、クッション&全ての衝撃を受け止めたケツが2つどころか4つに割れた様なアナクロな傷みがあるけれど、とりあえず骨に異常はなさそうだし、どこもひねってなさそうだ。一応モノカキの命である右手右腕とダーツプレイヤーとして大事にしたい右足も大丈夫そうだし、この程度のアクシデントなんでもねぇよ!これが大部屋ライターの心意気ってもんさぁ!(よかったさがし完了)
とまぁ、こんな感じで大分パニック&妄想過多&狙ったところからアウトコースにハズレ気味な「よかったさがし」を完了させて、セルフフォローをしつつ自分の身体状況も確認しながら立ち上がって居間へと向かったんですよ。
で、居間にいた母上に「どうしたの、なんかスゴイ音したけど」と聞かれたので「階段落ちた…」と力なく応えたんですが、その返事が
「ちょっと。落ちて怪我するのはあんたの自由だけど、階段壊さなかったでしょうねえ?」
でして…。いや、三十路も越えた居候の分際ですから、別に心配して欲しかったわけじゃあないんですし、家を大事に、そして清潔に保っている母上の気持ちもわからんではないのですが…
さすがの僕の脳も「よかったさがし」を
せずに、思考停止しましたね。
(素のリアクションで階段の安否を確認しに行ってしまいました…)
とまぁ、そんな歴史的な事とはあんまり関係なくですね、先日の事なんですが自宅の階段から落ちちゃいました(てへ)。
いやーなんなんでしょうね一体。極度肥満という成人病予備軍っぷりと椎間板ヘルニア。ダーツのやりすぎでの足底筋膜炎くらいしか疾病障害をもっていない無事是名馬を地でいく様な平穏っぷりの僕の日常(割と身体ズタボロだとかいわない)に、さりげなく滑り込んできたバイオレンシブアクシデント。
転落した瞬間、思わず「いいとも」のテレフォンショッキングでタモリさんが「じゃ、お友達の紹介を」って言い放ったときの観客の如く「えー?!」とか云っちゃいましたからね。表情的にも「ナイスキョトン!」って感じですよ。本当に驚きました。
人間っておかしなもんで、自分がこう「やらかしちゃった」と思ったときって、なんか脳内でそれをフォローしようと「よかったさがし」的なことをするんですよね。「お前はタイトルだけ聞くとちょっと誤解受けそうな名作アニメ『愛少女ポリアンナ』か!」っていうようなツッコミを貰えちゃいそうな行為ではあるんですが、割と一般的な人間の機能らしいんですよ。
誰のせいにも出来ないアクシデントであったり自業自得な事であったりすると、なんらか理由をつけて、どうにかプラスに、もしくはプラスマイナスゼロっくらいにしようとするっていうね。そうやって人間はいつでも前を向いて生きていこうとするわけですよ。お、ちょっとイイコト云った気分になっちゃいましたけど、この後に続く話はデブが階段から落ちたってなだけの話ですからね?感動するのはお門違いですよ?
で、この時の僕ももちろんそうでして、自宅の階段から転落なんて、階段に誰かがロウソクをよくよく擦りつけておいたり、オイルをいばらまいておいたり、剥きたてホヤホヤのバナナの皮をスタンバイさせておかない限り、滅多にないことじゃないですか。そしてそんなシチュエイションありえないですしね。どんなトラップハウスだって感じですよ。
つまり、もう完全に自分のせい。自分のミス、四字熟語なら自業自得。英語で云えばマイミステイクなわけですよ。いやそれが正しい英語かどうかなんてことは、この際どうでもいいんです。
とまぁそんなやらかしっぷりだったものですから、僕の脳も持ち前の「ポジティブ補完機能」を全開にしましてね。刹那の瞬間に脳内の記憶データベースからポジティブになれそうな情報を引っ張り出そうとしたわけですよ。
で、出てきたのが「池田屋階段落ち」。たかだか5段くらいの階段を転げ落ちたというか、むしろ滑り落ちただけなのに、随分ご大層なものを拾って来ちゃったんですよ。もう明らかにパニック起こしちゃってるのが臨場感溢れまくりで伝わってきますよね。
この「池田屋階段落ち」ってのは、日本の名作映画「蒲田行進曲」の劇中劇『新撰組魔性剣』のクライマックスシーン。風間杜夫さん演じる「銀ちゃん」こと銀四郎の弟分であるヤス(平田満さん)が様々な事情が交錯する中で、スタントマンさえ怖れた3階分10mぶち抜きの階段を転げ落ちるシーンです。勿論映画「蒲田行進曲」のクライマックスシーンでもあるわけで、僕の大好きな映画でもあります。
そして「蒲田行進曲」といえば、同タイトルのテーマソング。松竹キネマ(現松竹株式会社)蒲田撮影所の所歌であり、JR蒲田駅の発車のミュージックでもある、あのマーチです(今でもこの曲なのかはわかりませんが)。
虹の都 光の港 キネマの天地
花の姿 春の匂い 溢るるところ
カメラの目に映る かりそめの戀にさへ
青春燃ゆる 生命は躍る キネマの天地
こんな古き良き、活気に満ちていた頃の日本映画を描き出した、陽気で、でもどこか哀愁を含んだレトロなマーチソング。そんな曲が僕の脳内を駆けめぐり、件の階段落ちシーンが再生されます。平田満さんが叫び、風間杜夫さんが吠え、松坂慶子さんが泣きます。感動的なシーンです。
満身創痍になりながらもヤスは立ち上がりました。生まれてくる子供の父親として、大部屋役者としての意地と魂を見せるため、銀ちゃんのため、小夏のため。それに比べりゃあ、たかだか五段の階段落ちならぬ「階段滑り」(よかったさがしスタート)。どこで擦ったか右肘から流血してるわ、左のふくらはぎはえぐれちゃってるわ、クッション&全ての衝撃を受け止めたケツが2つどころか4つに割れた様なアナクロな傷みがあるけれど、とりあえず骨に異常はなさそうだし、どこもひねってなさそうだ。一応モノカキの命である右手右腕とダーツプレイヤーとして大事にしたい右足も大丈夫そうだし、この程度のアクシデントなんでもねぇよ!これが大部屋ライターの心意気ってもんさぁ!(よかったさがし完了)
とまぁ、こんな感じで大分パニック&妄想過多&狙ったところからアウトコースにハズレ気味な「よかったさがし」を完了させて、セルフフォローをしつつ自分の身体状況も確認しながら立ち上がって居間へと向かったんですよ。
で、居間にいた母上に「どうしたの、なんかスゴイ音したけど」と聞かれたので「階段落ちた…」と力なく応えたんですが、その返事が
「ちょっと。落ちて怪我するのはあんたの自由だけど、階段壊さなかったでしょうねえ?」
でして…。いや、三十路も越えた居候の分際ですから、別に心配して欲しかったわけじゃあないんですし、家を大事に、そして清潔に保っている母上の気持ちもわからんではないのですが…
せずに、思考停止しましたね。
(素のリアクションで階段の安否を確認しに行ってしまいました…)