■ みやもと流ミートソース。

みなさん、自炊してますか?

GWのお留守番ミッションも佳境に入って参りまして、色々料理しては一人でモサモサ喰っております。外食より肥えそうな気がするのは気のせいでしょうか。

まぁ今回の休暇中はとにかく作り置き出来る煮込み料理を仕込んでおこうと考え、色々作っております。煮込み料理の代表格といえばシチュー、そしてカレーなんかの汁物が思い浮かびますが、シチューもカレーも二日食えば飽きるのが実情。

カレーはココイチのように具を色々取り替えれば楽しめるのですが、いちいち買いに行くのも面倒です。そうなるとやはり最初に作った具だけで喰わねばならんので、面白くありません。

他に煮込み料理というと、やはりモツ煮込みやら角煮やらがあるんですが、これらはもう作ってしまったので、そう考えると微妙にラインナップが尽きてきたかなーと思っていたのですが、米を炊くのもめんどくさくなってきたのでパスタで済まそうと思いつき、最終的にミートソースを作ることにしました。


さてさて、ここでようやく本題です。それでは早速春九堂流ミートソースの作り方を簡単に書きましょう。えーと、基本はニンニクと挽肉とタマネギがありゃあOKです。特に簡易版は、これにあとは長年のお気に入りであるRumicのミートソースパウダーを使えばOKなんですけどね(笑)。

でもそれじゃ記事が面白くないので、一応イタ飯屋のまかないで覚えた技を。これも結構クイックにできる技です。コンロは二口三口なくちゃいけませんけれども(笑)。はい、じゃいってみましょう。用意するモノは以下の通りです。

タマネギ・セロリ・ニンニク・ニンジン・オリーブオイル・挽肉(牛でもブタでもなんでもOK)・ホールトマト・固形コンソメ・塩・胡椒・お酢、とまぁこんなもんでしょうか。


まずはヤカンに水を入れて沸かしておきましょう。これでコンロ1口です。次にフライパンを出して、オリーブオイルを敷きます。んでみじん切りにしたタマネギ・セロリ・ニンジンを炒めます。みじん切りなんざ面倒なんでスライサーやらミルやらを使っちゃいましょう。

炒め具合は、タマネギが茶色のペースト状になればOKなんですけど、セロリは炒めすぎると香りが飛んでしまうので、残したい人は後で加えて下さい。んで炒めつつ、軽く塩胡椒してこれを適当な大きさの煮込み用鍋にぶち込んでおきます。

んでそこに沸かしておいたお湯を適量加え、さらに掌でぐじゅりと潰したホールトマトを放り込みます。入れたら木べらでよくよく潰しておきましょう。コンソメキューブを入れて、中火で煮込み始めます。あんまりお湯は入れない様にしてください。煮詰めるのが面倒になります。ここで加えるモノがワインだったりしてもいいと思いますが、まぁ好きずきですね。

具体的な数字は測りゃせんのでわかりません。んなことやってたら休憩時間が終わってしまいます(まかないだから)。そもそもが具材の分量によるので、まぁペーストが濃いめのスープになる程度ってとこでしょうか。とりあえずそんな感じでお湯を加えて煮込んで下さい。ヤカンのお湯はまだ残しておいてくださいね。


次に先ほどのフライパンを軽く洗ってコンロで炙って乾かし、再びオリーブオイルをしき、包丁の面で潰したニンニクを放り込みます。ニンニクの薄皮は軽く水洗いして濡れたまま小皿に移して数十秒電子レンジにかけると、ぬるりとあっさり剥けます。

また軽く熱が入ることで、やわらかくなるので、家庭用包丁の面でも上から掌で押しつけるだけで潰れます。素人が面をあてた状態で本格的風に叩いたりすると手を切る怖れもあるのでやめましょう。

ニンニクが香ばしくいい感じに香ってきたら、挽肉を入れます。これを木べらでザクザクと細かくしながらしっかり炒めます。適当に塩胡椒も加えましょう。焦がさない様に注意してください。適当に火が通ったら、そのフライパンにヤカンからお湯を注ぎます。これもまぁ肉が軽く浸るくらいで十分でしょう。これはフライパンにしみ出した肉汁をムダにしないようにするテクニック(?)です。

木べらでフライパンをよくかき混ぜて、肉汁をお湯に溶かし込むようにします。んで総ざらい出来ただろうというところで、これを野菜が煮込まれている鍋に全て移します。この工程をやることで、フライパンの洗いも飛躍的に楽になるはずです。


フライパンの中身を移したら後は煮込んだり味を調整したりするだけです。この間にフライパンは洗ってしまいましょう。出番は終了です。ヤカンに残ったお湯はもったいないのでパスタパンに移してお湯を沸かす時間を短縮するとよいでしょう。

ソースの味の調整ですが、僕は酸味が強いのが好きなのでお酢を加えたりします。塩胡椒で味を調えて、ついでにケチャップを加えたりローリエで香りづけをしたりもします。ソースは煮込んでナンボという考え方は勿論基本中の基本ですが、今回は時間短縮で作るために「美味しく食べられる味に少しでも早く近づける」という方向性で進めています。

つまり「煮込んで煮詰めて目標の味にする」のではなく「濃いめに作っておいて煮詰める工程を省略し、味が濃ければ薄めて調整」という感じですね。簡単な発想の転換なのですが、割と大事だと思います。まぁ、こんな大仰な事書かなくても、普通に作っていれば20分程度で十分に美味しいソースが出来上がるわけですが(笑)。


さてさて、そうこうするうちにパスタパンにもお湯が沸いたはずです。お湯に適当に岩塩なり食塩なりを溶いてパスタをひとまとめにしてねじりながら垂直にパスタパンに落とします。ねじりながら入れて離すことで、キレイに放射状にひろがるはずです。

キッチンタイマーなり時計なりをチェックしながらゆで時間を確認しつつ、ソースをしっかりと木べらで混ぜます。比重の関係で挽肉が沈殿しやすく、鍋底に焦げ付きやすいのでよくよくかき混ぜましょう。ちなみに僕はこの段階での煮込みはガンガンに強火でやっちゃいます。水分飛ばさないとパスタに絡みにくいので、どろどろなのが好きなんですよね。

パスタがゆであがったら網かごに流し込んでお湯を切り、オリーブオイルを振りかけてよくよく馴染ませます。ついでにドライパセリなんかもふりかけるのも一工夫でしょう。あとは皿にパスタを盛った上に出来上がったソースをかければ出来上がりです。お好みで市販のパルメザンチーズなり、パルミジャーノレッジャーノをおろすなりしてかけて喰ってもよいでしょう。


というわけで、具材の炒めを野菜と肉で分けて鍋とフライパンを交互に使いつつ、ヤカンでお湯を沸かしながら同時進行で煮込みや煮詰め、パスタのゆであげも進めることで、大体20分程度で、ミートソーススパゲティが出来上がるというわけです。

ちなみに残ったミートソースは、軽くサワークリームか生クリームを加えて、さらに少し煮込み、グラタンやドリアのソースとして使ったりも出来るので、色々楽しめます。ご飯にかけて喰っても美味しいですよね(笑)。

というわけで、春九堂流まかない風ミートソーススパゲティの簡単レシピでした(笑)。またRumicの粉末パウダーを使った簡略版のレシピはコチラを御覧下さい。これも非常に美味しいですよ。



ちなみに中鍋一杯に作ったんですが
既に鍋はキレイに洗われています。

(挽肉600g、タマネギは大玉を三個使ったんですけどね…)

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