じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

【 2006年10月12日-14:30 のつぶやき】

美味しかった週末の話。


木曜日になって先週末の話を書くのもおかしな話だけれども、先週末はあきる野市の秋川渓谷にサンマを食べにいってまいりましたですよ。

折しも前日までは台風と低気圧と西からの乾燥した風の吹き込みで、関東地方はグズグズの大泣き天気だったのですが、出発の早朝時には完全に晴天。それも現地に近づけば近づくほど晴れ上がって来るという素晴らしいコンディションでした。

まぁ現地では、前日に土砂崩れ・崖崩れ・落石などがあり、さらにキャンプ地の沢は川になっており、川は濁流で、河原に降りる階段は濁流に直結しているというデンジャラスコンディションでしたけれども(笑)。

あ、でもキャンプエリアは渓谷の上なので、影響はないんですけどね。川遊びをすると命に関わるっ程度のもんで、そもそも川遊びをするつもりなんかありませんでしたし。やだなぁもう、僕ももう三十路ですよ?いくらなんだって、10月のキャンプで川遊びなんかするわけないじゃないですか(しょんぼりしながらビーサンを片づけつつ)


さて、毎年秋の恒例になっているこのサンマ大会。そもそもは「直火・炭火で遠慮なくサンマを焼いてくいたい!」「それなら酒も飲めた方が良いよ!日帰りだとドライバーだけ悲しい!」「それなら焚き火もしたいよねえ」「じゃあキャンプ場でいいんじゃね?」ということから始まったわけですが、メンバーも入れ替わり立ち替わりで、主催としてはもう6・7年目になります。

まぁそんなわけで楽しくやってきたわけですが、今年はビールサーバーと10リットルビールを2缶用意して、ヤフオクで購入した大ジョッキをも持ち込むという気合いの入りよう。主役のサンマも刺身にも出来る、新鮮で大振りなトロサンマが今年は50匹。ちなみにビールは現地近くの酒屋さんに頼んでおいて、サンマは通販でキャンプ地に送るという荒技です。

まぁ焼きサンマだけだと飽きるので、去年は刺身にしたりもしたんですが、薬味だのなんだのがめんどくせーので、今年はさらに一捻り。おろしたサンマをポン酢醤油でヅケにしたり、塩胡椒・サラダオイル・酢でカルパッチョにしたり、酢飯を大量に作って丼にしたり突発性寿司職人が現れてにぎり寿司を作ったりと、1/3位は生食したと思います。


また基本的にサンマ以外は、おもたせで成立しているこのイベント。毎回チーズとハチミツをもってきたり、日本酒を持ってきたり、ウイスキーをもってきたり色々あるんですが、今回僕は先日から話題にしていた果実酒を作って持参。桃酒とパイナップル酒と、変わり種の秘密兵器としてダージリンの紅茶酒を持って行きました。

果実2酒は砂糖大根から作ったウォッカを使って即製機にかけて作成したもの。氷砂糖をいれていないので甘さは自然の甘さだけ。オススメはジンジャーエール割や炭酸割だったのですが、作って手渡すと「香りはいいけどアルコールがうすーい」と原酒やロックで飲み出すヤツもいたりして大わらわでした(笑)。

しかしながら一番売れたのは紅茶酒。これは夜寒くなってきたときに焚き火を囲みながらお湯割りで飲もうと思っていたのですが、これまた原酒やロックで飲み出して潰れる人や暴れる人などが数名(笑)。

どれもこれも、なまじ飲みやすい果実酒に出来上がってしまったので、実にアレな感じになってしまいましたね。まぁそれでもトイレにこもったり、ローゲーしたりするようなバカ助がいなかったのは、さすがの面子だと思いましたけどね。そんなことになったら、出禁ですから出禁。

結局空いてしまったのは、そもそもの量が少なかった紅茶酒。パイナップルも桃も人気はあったんですが、遠慮しがちに飲みのみだった人が多かったのかなって感じでしたね。


そしてそんなわけで、帰宅後材料を調達して今度は大瓶で紅茶酒を作ってみました。同じダージリンを葉を使って、パイナップルと桃をそれぞれの瓶から一かけ移して、レモン汁と砂糖を少々加えてウォッカをどぼどぼり。あとは即製機にかけて待つだけ。

で、出来上がったわけなんですけどもね。昨日〆切が空けたんで、軽く飲んでみたんですよ。牛乳で割って飲むというオーソドックスな飲み方なんですけど「なにこれ?!」ってくらい美味いです。やばいですコレ。試しにホットミルクに注いでみたら、さらにヤバいです。

今回は前回に比べ砂糖を少し増して、若干甘みを強くしたんで、そのままの甘さで相当楽しめます。ホットミルクにウイスキーやらラムを後注ぎするホットミルクティよりも、甘さも味も香りもこなれていて、本当にアレな感じです。前回よりつけ込みの時間が長かったんで、渋みもでているんですが、それはそれという感じで、もう少し漬け込んだら、漉して詰め替えようかなと思っています。


ちなみに果実酒作りにすっかりハマってしまい、今度はウォッカ2リットル、ホワイトラム2リットル、テキーラ2リットルを購入し、ベリー系果実も大量にオーダーしてみました。近隣のダイソーで即製機にも使えるナイスなボトルも発見しましたし、今年の秋は、かなり色々楽しめそうです。



以上、冬眠に備えているクマが
現場からお伝えしました。

(やーでも、果実酒作りはしばらくハマりそうです)



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../2006/200610102040.html
果実酒本格始動。
この記事の直後の記事です。
../2006/200610152148.html