【 2006年11月07日-06:01 のつぶやき 】
■ くま酒の日々。
いくつかお問い合わせをいただいたのですが『くま酒』と書いて『くまざけ』と読みます。
「くまさけ」だとクマが鮭くわえちゃっているような感じですし、「くましゅ」と書くとハブ酒のように、アルコールの中にクマがどっぷり浸かって、じんわりクマエキスを抽出されてるようなイメージがわいてしまいそうなので、「ざ」と濁らせることにしました。まぁだからなんなんだって話なんですけれどもね?

とまぁそんなこんなで、相変わらず作っております。上の画像は、先週末に友人宅に招かれた際に「おもたせ」として持って行ったものです。
しかしなんですかね。「おもたせ」ですよ。実は全然よくわかっていないのですが、オトナはホームパーティーを開いて家にお客を招き、招かれたお客は「おもたせ」という名のおみやげを持って行くというオトナルールが、世の中には存在するらしいのです。
「おもたせ」と「おみやげ」の違いがまるでよくわかっていないのですが、やっぱりレオンだのなんだののオトナ雑誌を読めば、そのあたりのことも書いてあるんでしょうか。
ちなみに、僕がこのオトナルールを知ったのは8月に「新・内村プロデュース」だったのですが、番組内で、さまぁ〜ずの三村さんの新居でのホームパーティーという名目で襲撃をかけた芸人達は、野球セット(室内でやる気まんまん/前科アリ)・バーベキューセット(室内でやる気まんまん/前科アリ)・油性マジックセット(ラクガキする気まんまん/前科アリ)・花火セット(室内でやる気まんまん/さすがにこれはやってなかった…かな?)・ペット用子豚(生きてる)などを持って来るという、非常にアレな感じだったものですから、余計に「おもたせ」の定義がわかりません(出展が悪すぎ)。
だもんですから、今回お誘いを受けた友人にも、とりあえず「お持たせはやっぱり生きてるブタとかでいいの?」などと聞いたところ秒殺で却下されてしまったので、「花火は?花火でいいの?」などと食い下がったのですが、どうにもどれもダメな感じだったので、仕方なく、くま酒を用意したという感じです。
他にも貧弱極まりない自分脳内ライブラリーを「おもたせ」で検索してみたのですが、今や専務にまで出世してしまった島耕作の第一期作品の『課長 島耕作』で見かけたことがあるくらいです。
単行本が今は手もとにないもんで、記憶からの曖昧極まりない引用になるんですが、確か島耕作がフィリピンに飛ばされているときの話だったと思います。現地のマンションに入居した後、隣に住んでいる関西人サラリーマンの所に挨拶にいったときに、ウイスキーかなんかを持って行ったところ、軽く呑むことになるんですよ。
で、その関西人サラリーマンが「おもたせでもうしわけありまへんけど、早速あけさせていただきますわ」とかいって、ウイスキーを開けたような気がするんですよね。多分それが僕と「おもたせ」という言葉の初遭遇だったと思うんですよねー。
ちなみにgoo辞書によるとこんな感じなんですが、この『課長 島耕作』での使われ方は、こっちの意味なんでしょうね。いただいた手土産に対して、ある種へりくだった云い方で、それを指すって感じですか。それが、いつの間に「手土産」そのもの自体になってしまったわけで、言葉というものの移り変わりというものを、なんとなく実感したといったところです。
まぁそんなことはどうでもよく、持って行った「くま酒」を簡単に御紹介したいと思います。
・いちご酒
時季はずれの苺で作りました。もちろん冷凍品で、アメリカ産の冷凍ストロベリーです。ベースはウォッカ。以前に紹介したブラック・デスというウォッカを使っています。ブラック・デスは黒地にシルバーのドクロというヒドイデザインとは裏腹に、ビート(砂糖大根)を使った、甘く飲み口の優しいウォッカですので、非常に果実酒には適していると思っています。
700ccの瓶に対して、苺自体は未解凍のまま300gほど。砂糖は普通のグラニュー糖で大さじ3杯程度。あとはウォッカを流し込んで即製機にGOという荒っぽい作り方です。即製6時間過ぎで、綺麗なピンクになりました。色がくすんでしまうのは勿体ないので、レモンを追加。さらに12時間即製して、漉して瓶詰めです。ストレートだとアルコールがキツいので、水割りかソーダ割がオススメですね。甘いのがいい人は、ジンジャーエール割がオススメです。
・べりぃ紅茶
前回はアールグレイで作ったのですが、今度はダージリンでトライ。分量的に同じくらいで試してみたら、アールグレイより渋みと苦味が強かったので、若干失敗気味になってしまいました。もちろん水割りなどで美味しくは飲めるわけですが、紅茶の風味がちょうど好くなるとアルコールが薄くなり、アルコールがちょうど好くなると紅茶の風味が濃いといった具合です。
でも牛乳で割れば、それらの問題は結構クリアされますね。優しい飲み口で、濃厚なアイスミルクティーになります。アルコール臭がほとんどなくなってしまう割にアルコールがまだ高めなので、明らかにレディキラーです。ペース配分を間違えると、あっさり酔っぱらいます。ベースはロンリコのホワイトラムにしました。こういう甘さと香りと味を濃厚に出すタイプのお酒を造るのには、ラムは非常に向いていると思います。
紅茶は茶葉によっても、購入先やブランドによっても全然味が変わりますから、結構デリケートですね。しっかりレシピをメモして、計量して作らないとダメです。そうでなくとも色と味を見ながらやるべきかな。いずれにせよワイルドな作り方は禁止(笑)。要研究ですね。即製時間も短くて大丈夫そうです。
ちなみになぜ「べりぃ紅茶」かというと、瓶詰めの際に余ったストロベリーとラズベリー酒を風味付けにくわえたからだったりします。
・らずべりぃ酒
これもまたアメリカ産の冷凍ラズベリーとウォッカで作りました。ラズベリーというと日本人にはあまり馴染みのない果物ではありますが、綺麗な赤紫が出ました。分量は「いちご酒」と変わりません。香りが強くて華やかでびっくりします。水割りかロック、ジンジャーエール割がオススメですが、牛乳割も結構イケます。
・とまとせろり酒
以前レビューしたので割愛します。
・ぶるーべりぃ酒
これもまたまたアメリカ産の冷凍ブルーベリーとウォッカで作りました。どんだけ冷凍フルーツ大好きなんだって感じですよね(笑)。ブルーベリーは色素が強いので、色はハッキリ出ますが、果実を多めにしないと風味がアルコールに負けそうになります。色だけでは判断できない、ちょっと難しい果実酒になりますね。
とにかく色がステキです。炭酸割りやジンジャーエール割がオススメです。実に魅力的な青紫色になります。牛乳で割ると、若干見た目にアレな感じの色になります。もちろん味はいいんですが、「なるほど“ブルー”ベリーなんだなあ」と納得出来る色になりますよ(笑)。
・みっくすべりぃ酒
余ったブルーベリー・ラズベリー・ストロベリーを全部ぶち込んでウォッカで作りました。即製機にかけるだけでなく、時間をかけて寝かせればもっとこなれてくるのかもしれませんが、色はブルーベリーの濃い紫、かげば臭いはストロベリー、味はラズベリーの華やかさという、まさに文字通りの「ミックス」になりました。もちろん美味しいのですが、組み合わせで、まったく意外な味になることを期待していたので、ちょっとガッカリですね(笑)。濃厚な味になっているので、ミルク割りをオススメしたい味です。
とまぁ、こんな感じで持って行ったのですが、嬉しいことに、いずれも大好評でした。一番人気だったのは「いちご酒」と「とまとせろり」ですかねー。特にトマトセロリで作る、特濃ブラディマリーは、みんなに感動してもらいました。いやーやっぱ喜んでもらえるのは嬉しいですね。
ところで、こんな風に果実酒を作っていると、よっぽど僕が大酒飲みと思われているのか「家元、肝臓大丈夫ですか?」と心配していただいたりもするんですけれど、いやいや、そんなに呑んでいませんから!週に一度くらい呑むか呑まないか程度ですよ(笑)。それも晩飯時にグラスに二・三杯呑む程度ですから。
まぁそれでも、ただでさえ健康な身体ではないのですから、くれぐれも酒の飲み方には気をつけたいとは思います。ご心配いただきました皆さん、本当にありがとうございます。
でも、酔ったところでスペイン国王に
狩られる心配はしないでもOKですから。
(タワリーシチ・ミトロファンの冥福をお祈りします…)
「くまさけ」だとクマが鮭くわえちゃっているような感じですし、「くましゅ」と書くとハブ酒のように、アルコールの中にクマがどっぷり浸かって、じんわりクマエキスを抽出されてるようなイメージがわいてしまいそうなので、「ざ」と濁らせることにしました。まぁだからなんなんだって話なんですけれどもね?

とまぁそんなこんなで、相変わらず作っております。上の画像は、先週末に友人宅に招かれた際に「おもたせ」として持って行ったものです。
しかしなんですかね。「おもたせ」ですよ。実は全然よくわかっていないのですが、オトナはホームパーティーを開いて家にお客を招き、招かれたお客は「おもたせ」という名のおみやげを持って行くというオトナルールが、世の中には存在するらしいのです。
「おもたせ」と「おみやげ」の違いがまるでよくわかっていないのですが、やっぱりレオンだのなんだののオトナ雑誌を読めば、そのあたりのことも書いてあるんでしょうか。
ちなみに、僕がこのオトナルールを知ったのは8月に「新・内村プロデュース」だったのですが、番組内で、さまぁ〜ずの三村さんの新居でのホームパーティーという名目で襲撃をかけた芸人達は、野球セット(室内でやる気まんまん/前科アリ)・バーベキューセット(室内でやる気まんまん/前科アリ)・油性マジックセット(ラクガキする気まんまん/前科アリ)・花火セット(室内でやる気まんまん/さすがにこれはやってなかった…かな?)・ペット用子豚(生きてる)などを持って来るという、非常にアレな感じだったものですから、余計に「おもたせ」の定義がわかりません(出展が悪すぎ)。
だもんですから、今回お誘いを受けた友人にも、とりあえず「お持たせはやっぱり生きてるブタとかでいいの?」などと聞いたところ秒殺で却下されてしまったので、「花火は?花火でいいの?」などと食い下がったのですが、どうにもどれもダメな感じだったので、仕方なく、くま酒を用意したという感じです。
他にも貧弱極まりない自分脳内ライブラリーを「おもたせ」で検索してみたのですが、今や専務にまで出世してしまった島耕作の第一期作品の『課長 島耕作』で見かけたことがあるくらいです。
単行本が今は手もとにないもんで、記憶からの曖昧極まりない引用になるんですが、確か島耕作がフィリピンに飛ばされているときの話だったと思います。現地のマンションに入居した後、隣に住んでいる関西人サラリーマンの所に挨拶にいったときに、ウイスキーかなんかを持って行ったところ、軽く呑むことになるんですよ。
で、その関西人サラリーマンが「おもたせでもうしわけありまへんけど、早速あけさせていただきますわ」とかいって、ウイスキーを開けたような気がするんですよね。多分それが僕と「おもたせ」という言葉の初遭遇だったと思うんですよねー。
ちなみにgoo辞書によるとこんな感じなんですが、この『課長 島耕作』での使われ方は、こっちの意味なんでしょうね。いただいた手土産に対して、ある種へりくだった云い方で、それを指すって感じですか。それが、いつの間に「手土産」そのもの自体になってしまったわけで、言葉というものの移り変わりというものを、なんとなく実感したといったところです。
まぁそんなことはどうでもよく、持って行った「くま酒」を簡単に御紹介したいと思います。
・いちご酒
時季はずれの苺で作りました。もちろん冷凍品で、アメリカ産の冷凍ストロベリーです。ベースはウォッカ。以前に紹介したブラック・デスというウォッカを使っています。ブラック・デスは黒地にシルバーのドクロというヒドイデザインとは裏腹に、ビート(砂糖大根)を使った、甘く飲み口の優しいウォッカですので、非常に果実酒には適していると思っています。
700ccの瓶に対して、苺自体は未解凍のまま300gほど。砂糖は普通のグラニュー糖で大さじ3杯程度。あとはウォッカを流し込んで即製機にGOという荒っぽい作り方です。即製6時間過ぎで、綺麗なピンクになりました。色がくすんでしまうのは勿体ないので、レモンを追加。さらに12時間即製して、漉して瓶詰めです。ストレートだとアルコールがキツいので、水割りかソーダ割がオススメですね。甘いのがいい人は、ジンジャーエール割がオススメです。
・べりぃ紅茶
前回はアールグレイで作ったのですが、今度はダージリンでトライ。分量的に同じくらいで試してみたら、アールグレイより渋みと苦味が強かったので、若干失敗気味になってしまいました。もちろん水割りなどで美味しくは飲めるわけですが、紅茶の風味がちょうど好くなるとアルコールが薄くなり、アルコールがちょうど好くなると紅茶の風味が濃いといった具合です。
でも牛乳で割れば、それらの問題は結構クリアされますね。優しい飲み口で、濃厚なアイスミルクティーになります。アルコール臭がほとんどなくなってしまう割にアルコールがまだ高めなので、明らかにレディキラーです。ペース配分を間違えると、あっさり酔っぱらいます。ベースはロンリコのホワイトラムにしました。こういう甘さと香りと味を濃厚に出すタイプのお酒を造るのには、ラムは非常に向いていると思います。
紅茶は茶葉によっても、購入先やブランドによっても全然味が変わりますから、結構デリケートですね。しっかりレシピをメモして、計量して作らないとダメです。そうでなくとも色と味を見ながらやるべきかな。いずれにせよワイルドな作り方は禁止(笑)。要研究ですね。即製時間も短くて大丈夫そうです。
ちなみになぜ「べりぃ紅茶」かというと、瓶詰めの際に余ったストロベリーとラズベリー酒を風味付けにくわえたからだったりします。
・らずべりぃ酒
これもまたアメリカ産の冷凍ラズベリーとウォッカで作りました。ラズベリーというと日本人にはあまり馴染みのない果物ではありますが、綺麗な赤紫が出ました。分量は「いちご酒」と変わりません。香りが強くて華やかでびっくりします。水割りかロック、ジンジャーエール割がオススメですが、牛乳割も結構イケます。
・とまとせろり酒
以前レビューしたので割愛します。
・ぶるーべりぃ酒
これもまたまたアメリカ産の冷凍ブルーベリーとウォッカで作りました。どんだけ冷凍フルーツ大好きなんだって感じですよね(笑)。ブルーベリーは色素が強いので、色はハッキリ出ますが、果実を多めにしないと風味がアルコールに負けそうになります。色だけでは判断できない、ちょっと難しい果実酒になりますね。
とにかく色がステキです。炭酸割りやジンジャーエール割がオススメです。実に魅力的な青紫色になります。牛乳で割ると、若干見た目にアレな感じの色になります。もちろん味はいいんですが、「なるほど“ブルー”ベリーなんだなあ」と納得出来る色になりますよ(笑)。
・みっくすべりぃ酒
余ったブルーベリー・ラズベリー・ストロベリーを全部ぶち込んでウォッカで作りました。即製機にかけるだけでなく、時間をかけて寝かせればもっとこなれてくるのかもしれませんが、色はブルーベリーの濃い紫、かげば臭いはストロベリー、味はラズベリーの華やかさという、まさに文字通りの「ミックス」になりました。もちろん美味しいのですが、組み合わせで、まったく意外な味になることを期待していたので、ちょっとガッカリですね(笑)。濃厚な味になっているので、ミルク割りをオススメしたい味です。
とまぁ、こんな感じで持って行ったのですが、嬉しいことに、いずれも大好評でした。一番人気だったのは「いちご酒」と「とまとせろり」ですかねー。特にトマトセロリで作る、特濃ブラディマリーは、みんなに感動してもらいました。いやーやっぱ喜んでもらえるのは嬉しいですね。
ところで、こんな風に果実酒を作っていると、よっぽど僕が大酒飲みと思われているのか「家元、肝臓大丈夫ですか?」と心配していただいたりもするんですけれど、いやいや、そんなに呑んでいませんから!週に一度くらい呑むか呑まないか程度ですよ(笑)。それも晩飯時にグラスに二・三杯呑む程度ですから。
まぁそれでも、ただでさえ健康な身体ではないのですから、くれぐれも酒の飲み方には気をつけたいとは思います。ご心配いただきました皆さん、本当にありがとうございます。
狩られる心配はしないでもOKですから。
(タワリーシチ・ミトロファンの冥福をお祈りします…)