【 2007年05月14日-16:39 のつぶやき 】
■ とんでみろ!
「飛んでみろよー!」
「怖いんだろー!」
そんな挑発を受けながら、ぼくは石垣の上から下を覗き込んで息を呑むと、ちょっとした眩暈を覚えた。
――高い。
下から見上げたらどうということはないと思っていたのだけれど、上から見下ろしたら予想以上に高く感じたのだ。
――こんなところから飛び降りて転んだら。頭を打ったりしたら。
子供にもわかる危険性。失敗したときのことを考えてぞっとした。でも、それでも飛ばなくちゃいけない。いつまでも泣いているだけじゃ、この先「このまち」でやっていけないからだ。
引っ越してくる前の幼稚園では、ずっと泣き虫だった。引っ越してきた後も知らない子ばっかりで、なかなか友達が出来なかった。拳法の道場に通って体は丈夫になってきたけれど、心までそう簡単に強くはならなかった。
ようやくうち解け始めた団地の子達と遊びに来た公園。彼らの「危ない遊び」に対応出来るかどうかで「ぼく」の今後は決まるようだった。ブランコ立ちこぎからの飛び降り、鉄棒からの回転飛び、団地の階段五段からの飛び降り、公園の築山から自転車で駆け下り…。そして噴水の石垣からの飛び降りがとどめだった。
口の中がカラカラに乾き、足がすくむ。でも、これさえ一つ年上の子でも躊躇するこれをできれば…唇を噛みしめてから息を吐き、眩暈をねじ伏せて着地地点をよく見据えると、僕は一気に石垣から飛び降りた――。
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というわけで、突然ですが所用で6歳から18歳までを過ごした街にでかけたので、ついでに昔よく遊んでいた場所を回ったりしてきました。とはいうものの、ロマンチックな思い出巡りというわけでもなく、車の中で友人と「そういえば、俺子どもの頃は結構身軽で、木にひょいひょい登ったり、2mくらいの石垣から飛び降りて遊んだりしてたんだよー」という話をしたら、どうも今の僕の巨体からは想像できないようで、「うっそでー」とまるで信じて貰えなかったので、そのまま強制連行したというのが裏事情だったりするんですけどね(笑)。
最寄りの駐車場に車を止めて、あんまり気乗りしなさそうな友人を急き立てながら公園に向かい、石垣のある噴水についたわけですが、今見ると大して高くないんですよね。なんかちょっと拍子抜けしました。

こんな感じです。ちなみに身長173cm。
まぁ当時から考えれば、僕の身長がそこそこ伸びたせいもあるわけなんでしょうけどもね。初めて飛び降りたのは小学校2年生ぐらいのときだったので、身長なんか150cmもないわけですからね。さすがに何cmだったかは覚えていませんが、ほんとやせっぽちのちびっ子だったんですよね。

こんな感じです。当時8歳?
ね?細いでしょ?ちっこいでしょ?DB歴長いですが、生まれたときからDBだったわけじゃあないのです。こんなほそっこい時代もあったわけなんですよ。だから今細くて悩んでる若い皆さんも、育とうと思えばここまで育てるので安心して太って下さいね(自分でも何云ってんだかよくわかってない表情で)。
で、友人も「へーこりゃ子どもにとっちゃ高いねー」と納得してくれたんで、「そうだろうそうだろう」と鼻息も荒く妙に鼻高々だったのですが「でも過去の栄光っていうか、特に栄光でもないし、まぁ今やったら体重で衝撃に耐えられなくって足の二・三本いっちゃうだろうねえ」なんて失礼極まりないことを云いやがったので、ついカっとなって、とりあえず飛んでみました。

カメラが捕らえた決定的瞬間。この後周囲に地震が。

で、やっぱり足が痛いことに。
なーんてことをホントにやっちゃったら、ホントに足の二・三本ポッキリ持ってかれて救急車で運ばれたなんていうオチになりかねなかったんですけど、さすがにもういい歳ですから、飛び降りはしませんでした(笑)。なので、さっきの写真は「飛び降りた」んではなく、「飛び上がった」瞬間を撮影したもんなんですよね(笑)。
ですが、ケータイのカメラで撮影してもらってたもんですから、そうそうタイミング合わせられないじゃないですか。シャッターボタンを押した直後のオートフォーカスが聞き始めるタイミングでジャンプしてって感じで何度もトライしてようやく撮れたんですよ。
まぁそんなこんなで「おーいいの撮れたじゃん!」とか喜んだりしてたわけなんですが、どうなんでしょうね。日曜の昼下がりに家族連れで賑わう公園、そしてベンチが多数設置された噴水広場で、アロハシャツの巨体熊が、何度も飛び跳ねては「いいの撮れた?!どうよ?!」とかやってる姿って。

なんか足の2・3本ポッキリ
持っていかれるよりアレな気がするのは
僕だけでしょうか?
(そして携帯のメモリーには様々な姿で飛んでる熊の写真が…)
「怖いんだろー!」
そんな挑発を受けながら、ぼくは石垣の上から下を覗き込んで息を呑むと、ちょっとした眩暈を覚えた。
――高い。
下から見上げたらどうということはないと思っていたのだけれど、上から見下ろしたら予想以上に高く感じたのだ。
――こんなところから飛び降りて転んだら。頭を打ったりしたら。
子供にもわかる危険性。失敗したときのことを考えてぞっとした。でも、それでも飛ばなくちゃいけない。いつまでも泣いているだけじゃ、この先「このまち」でやっていけないからだ。
引っ越してくる前の幼稚園では、ずっと泣き虫だった。引っ越してきた後も知らない子ばっかりで、なかなか友達が出来なかった。拳法の道場に通って体は丈夫になってきたけれど、心までそう簡単に強くはならなかった。
ようやくうち解け始めた団地の子達と遊びに来た公園。彼らの「危ない遊び」に対応出来るかどうかで「ぼく」の今後は決まるようだった。ブランコ立ちこぎからの飛び降り、鉄棒からの回転飛び、団地の階段五段からの飛び降り、公園の築山から自転車で駆け下り…。そして噴水の石垣からの飛び降りがとどめだった。
口の中がカラカラに乾き、足がすくむ。でも、これさえ一つ年上の子でも躊躇するこれをできれば…唇を噛みしめてから息を吐き、眩暈をねじ伏せて着地地点をよく見据えると、僕は一気に石垣から飛び降りた――。
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というわけで、突然ですが所用で6歳から18歳までを過ごした街にでかけたので、ついでに昔よく遊んでいた場所を回ったりしてきました。とはいうものの、ロマンチックな思い出巡りというわけでもなく、車の中で友人と「そういえば、俺子どもの頃は結構身軽で、木にひょいひょい登ったり、2mくらいの石垣から飛び降りて遊んだりしてたんだよー」という話をしたら、どうも今の僕の巨体からは想像できないようで、「うっそでー」とまるで信じて貰えなかったので、そのまま強制連行したというのが裏事情だったりするんですけどね(笑)。
最寄りの駐車場に車を止めて、あんまり気乗りしなさそうな友人を急き立てながら公園に向かい、石垣のある噴水についたわけですが、今見ると大して高くないんですよね。なんかちょっと拍子抜けしました。

こんな感じです。ちなみに身長173cm。
まぁ当時から考えれば、僕の身長がそこそこ伸びたせいもあるわけなんでしょうけどもね。初めて飛び降りたのは小学校2年生ぐらいのときだったので、身長なんか150cmもないわけですからね。さすがに何cmだったかは覚えていませんが、ほんとやせっぽちのちびっ子だったんですよね。

こんな感じです。当時8歳?
ね?細いでしょ?ちっこいでしょ?DB歴長いですが、生まれたときからDBだったわけじゃあないのです。こんなほそっこい時代もあったわけなんですよ。だから今細くて悩んでる若い皆さんも、育とうと思えばここまで育てるので安心して太って下さいね(自分でも何云ってんだかよくわかってない表情で)。
で、友人も「へーこりゃ子どもにとっちゃ高いねー」と納得してくれたんで、「そうだろうそうだろう」と鼻息も荒く妙に鼻高々だったのですが「でも過去の栄光っていうか、特に栄光でもないし、まぁ今やったら体重で衝撃に耐えられなくって足の二・三本いっちゃうだろうねえ」なんて失礼極まりないことを云いやがったので、ついカっとなって、とりあえず飛んでみました。

カメラが捕らえた決定的瞬間。この後周囲に地震が。

で、やっぱり足が痛いことに。
なーんてことをホントにやっちゃったら、ホントに足の二・三本ポッキリ持ってかれて救急車で運ばれたなんていうオチになりかねなかったんですけど、さすがにもういい歳ですから、飛び降りはしませんでした(笑)。なので、さっきの写真は「飛び降りた」んではなく、「飛び上がった」瞬間を撮影したもんなんですよね(笑)。
ですが、ケータイのカメラで撮影してもらってたもんですから、そうそうタイミング合わせられないじゃないですか。シャッターボタンを押した直後のオートフォーカスが聞き始めるタイミングでジャンプしてって感じで何度もトライしてようやく撮れたんですよ。
まぁそんなこんなで「おーいいの撮れたじゃん!」とか喜んだりしてたわけなんですが、どうなんでしょうね。日曜の昼下がりに家族連れで賑わう公園、そしてベンチが多数設置された噴水広場で、アロハシャツの巨体熊が、何度も飛び跳ねては「いいの撮れた?!どうよ?!」とかやってる姿って。

なんか足の2・3本ポッキリ
持っていかれるよりアレな気がするのは
僕だけでしょうか?
(そして携帯のメモリーには様々な姿で飛んでる熊の写真が…)