■ 続・六本木で地獄を見た

先日の「六本木で地獄を見た」の続報です。いやーすごいです。これが六本木クオリティなのかという感じですね。えーと、まず某六本木的なクリニック(仮)から「連絡します」と云われていたのですが、連絡は一切ありませんでした。てへ。

頭に来たので19:00過ぎにこちらから連絡。すると事務長不在だが担当者がいるので代わるといわれ、出てきたのがI氏なる人物。こちらの方は富士火災の人身担当氏と交渉した相手で、名前だけは聞いていたんですよね。

んで、第一声が「留守電を入れさせていただきましたIでございます。このたびは検査で2時間半もお待たせしてしまいまして大変申し訳ございませんでした。その件で詫び状を書けとのことを伺っておりますが…」と。物腰は極めて丁寧かつ下手に出ていますが、ものすごいこと云っちゃいました。ここ後で試験に出ますので覚えといてください。

というわけでこちらからの返答以降はこんな感じ。「ご連絡いただけるとのことだったのですが、いただけておりませんので、こちらから連絡させていただきました」「いえあの、お詫びの件で留守電を入れさせていただいたのですが」「入っていませんが…」「…それは失礼いたしました…」

「お詫びがどうこうというかですね、待たされたこと云々じゃなくて、いったいどうしてああいうことになってしまったのか、事情をお伺いしたいとお願いしたのですが」と切り込むと、恐縮した態度で次のように説明しました。


・予約を受け付け、保険会社との話し合いでも僕がMRI検査を【自由診療】で受けることとなり、それを富士火災が全額負担するということで話はついていた。

・その旨も医事に伝達していたが【金曜日】に富士火災から送られてきた書類を【検査当日】に開封したところ【自賠責保険のレセプト】が封入されていた。

・当クリニックは【自賠責保険】の適応許可を取っていないので、このままでは検査も診察も出来ないことが【検査当日】にわかり、医事がパニックになった。

・予約をとって来院していただいているのに、今更検査が出来ないのでお帰りいただくことは心苦しいので、なんとか【他の方法】で検査を受けられるよう調整した結果、かなりお待ちいただくことになってしまった。

・結果としてはDrと医事で相談し【自賠責保険ではMRI検査は一回につき一部位】というルールがあるので【保険診療】として受診していただき、頚部のみのMRI撮影をすることになった。

・腰部のMRI検査は【自由診療】ないし別の機会に撮影していただくことで、僕の負担を減らそうとした。


とりあえず、一通り受けた説明はこの通りなんですが、つっこみどころが満載過ぎて思わず吹き出しそうになってしまいました。まず一点目から整合性がありません。富士火災と【自由診療】で首と腰のMRI検査を受けることが決まっていて予約を取ったというならば、送られてきた書類に【自賠責保険のレセプト】が入っていようが、関係ないはずです。まず、この時点で【伝達の不行き届き】という巨大なミスがあります。

さらに【金曜日】に届いている書類に対して【検査当日】になって開封確認するという業務上の不自然極まりない怠慢さもあります。これもまた超絶ミスですね。

で、他の方法で検査をするという判断はまぁ別にいいんですが、僕は健康保険証を提示していません。そしてその旨も当日一度も云われていません。予約の段階で持ち物や服装を確認したときに「健康保険証を」と云われたのですが、その後保険会社から「立て替えは発生しないよう医事課のI氏と交渉しましたので、当日はなにもお持ちにならないで結構です」と云われています。

そして【金曜日】に予約時間の確認をすべく連絡をした際にも、持ち物や服装について確認しましたが、その際にも云われませんでした。


しかし診察室での受信時にDrから云われたことは「自賠責保険では、同じ期間に2カ所の病院で治療を受けることはできないんで、それが心配なんですよね」という説明。そして頚部のみのMRI撮影が終わり、画像の説明を受けているときに頚部のみの撮影だけしかしないことについて尋ねたときの解答は「自賠責保険では、一回の検査につき一カ所しか検査できないんです」というもの。

つまり【他の方法】で検査を受けられるようにしたというのは【自賠責保険】での診療で行ったということになるわけです。少なくともDrはそういっていたわけですね。ところがぎっちょん、この某六本木的なクリニック(仮)は【自賠責保険】診療の適用認可を受けていないというわけです。これは一体どういう事なんでしょうか?

後付でレセプトを提出する前に【自賠責保険】診療の適用認可を申請して、その後レセプトの日付なりなんなりを改ざんして提出、保険点数を確保しようという腹だったりしたんでしょうかねえ?

そしてさらに、診察時には頚部および腰部のX線写真まで撮影しています。【自由診療】で【MRI検査】で予約を取って来院しているのにX線撮影ですよ。枚数は1枚鍵が写ってしまっていたので5枚ですね。これも点数として申請するつもりだったんでしょうか?

そしてどこぞの保険機関なりに提出するつもりだったんでしょうかね?健康保険証は提示していませんし自賠責保険は適用認可がないというのに。不思議なことだらけです。


さらに後日なり別の機会にて腰のMRI検査という事も一切Drからは説明されていませんでした。僕は頚部・腰部のX線写真と頚椎のみのMRI撮影を受け、その後画像の説明をされた後、現像したフィルムをお渡しするのでロビーでお待ちくださいと云われ、待っている間に受付の医事の方に疑問をぶつけたわけです。

つまり僕があそこで何も云わなければ【自賠責保険】内での診療として全てを済ませてしまい、腰のMRI検査については何も説明されていなかったわけですから、腰のMRI検査はここでは受けられなかったわけです。しかも自賠責保険適用認可の病院ではないといっているのにのに。


もーめちゃくちゃです。しっちゃかめっちゃかですよ。ですんで、とりあえずはI氏の上記の説明に対して疑問をぶつけていたんですが、話している間にあちらからかけ直すということになり(通話記録上12分34秒後)、かけ直すことになったわけですが「お電話番号を」といわれたので「そちらが留守電に入れたと仰る番号を確認していただけますか?」と切り返したところ末尾の一桁が違う(笑)。

少なくとも被害を受けたとクレームを入れている人間に対して「折り返す」といって受けた連絡先(しかも電話を受けた人が復唱した)を間違えるという途方もなく斜め上をいく展開に驚きましたが、一旦終電。


すぐにコールがあり、さまざまな疑問をぶつけていくと、ひたすらしどろもどろです。なんかもう後処理までグダグダだったようで、まるで情報が連携取れてないんですよね。保険診療云々に関しては、まだ僕自身はつっこんでない段階でこれですから。「詳しい事情を説明して欲しい」と云っただけで、まるでその説明に整合性が取れていないわけですよ。どこのミスだとも云ってませんしね。

さらにDrに「診療情報提供書があれば…」と云われたこともつっこんでませんし、さらにいえば予約時に「主治医にもそちらで検査をと許可をいただいたんですが、診療情報提供書や医療連携申請とかした方がいいですか?」と聞いたときに「特に必要ない」と云われたこともつっこんでいません。


さて、これ以上はどうしようもないと思ったので、ここからは苦情です。「まだ電車も乗れないような状態ですし、もちろん車の運転もできませんから、朝一番で現在かかっている医院で痛み止めの注射を受けて、頚椎カラーに腰椎コルセットをつけて、MRI検査を受けるために来院したんです。必要な手続きはないかと確認の電話までしているんですよ。それで14:30の予約で、14:00に来院してるんです。検査するから着替えろと云われて着替えてから一時間近く放置ですよ。MRI検査をするために来ているわけですから、金属関係のモノは取り外さなくちゃいけない。それで装具も外したんです。自分で云うのもなんですが重症患者ですよ。それをその状態で放置されたわけですよ。診察記録を見ていたければわかりますが、当日炎症で発熱までしていたんです(当日の腋下検温37.2℃)。こんなこと云いたくないですが、僕がこういう症状ではなく外していたら命に関わるような装具や機器をつけていて、それで同じように放置されたらどうですか?死にますよね?」と、ほとんどこのまま云うと、言葉を失っているというか、ひたすら恐縮して「本当に申し訳ありません…」と云われましたが、話はまだ終わっちゃいません。

「どういう事なのか状況を知りたいんです。なんでそんな患者を放置していたのかということと、保険云々とDrに云われましたが手続き上に問題があるならば、昨日の支払面などで保険会社との折衝をしなきゃいけないわけです。そんなトラブル状態で支払面に問題が出たら困るわけなんですよ」と続けると、I氏、勢い込んで「その点は大丈夫です。今朝ほど富士火災の大貫さんと今回の支払の面で、そちら様に面倒が行くことのないよう、全て話し合い整理いたしましたので」と云うわけです。

はい、やっちゃいました。対象者本人不在のままの処理です。そもそもが自由診療での支払というのも僕は聞いていませんが(ここは保険会社のミス)。加害者が任意保険に入っていない場合、諸々含めた支払上限は120万円です。この限度額を超えた場合、加害者は身銭を切って保証しなければなりません。

医療行為に対する支払は保険会社に直接行きますが、自由診療ならば被害者が立て替えたものを保険会社との交渉で「どの支払義務から支払うか」という取り決めがなくちゃいけないわけですよ。場合によっては、そのまま自賠責支払上限に一気にいっちゃうこともあるわけですから。そのせいで自賠責の治療費打ち切りが早まってしまう事だってあるわけです。

今回の場合保険会社側が既にそれをしていたとしても、クリニックから僕への説明は【自賠責保険】内診療で云々だったわけですから、これは保険会社以前に僕に説明して説明・交渉する義務があるはずです。ですが、まぁこれはつっこまないでおきました。あんまりにも自信満々だったんで(笑)。

そんなわけで「じゃあトラブルはないということで、後は僕の疑問だけになるわけですね。自分がなぜそんな目に遭うことになったのかという」と云いますと、「とりあえず、状況が把握しきれておりませんので、担当したDrや事務長、医事の者にも再度詳細に事情を聞きまして、改めてお電話させていただきます。明朝以降になってしまいますが、お電話の方ご都合のよろしいお時間はございますでしょうか」と来たので、待っていましたとばかりに云ってやりました。はい、序盤に云ったの「テストに出るところ」ですよー。

「電話は病院に行っている以外の時間でしたら、基本的にはいつでも問題はありません。ですがIさん、先ほど貴方は開口一番に『詫び状を書けと云うことで』と仰いましたが、私は一言もそんなことは申し上げておりません。こんな事云いたくないですが、昨日の出来事で明らかに悪化していまして、今日も病院で痛み止めを打ってもらっているんです。今は腕も上がらないですし、身体を起こして電話で話すのも辛いような状態なんです。ですから『詳しい事情と責任の所在を明らかにして、書面で送っていただきたい』とお願いした次第なんですよ。それを『詫び状を書け』なんて一方的に受け取られた上に云われては非常に不愉快です。ひどい侮辱ですよ。どういう事ですか?なんでこんな扱いを受けなくてはいけないんでしょうか」と。

さすがに絶句してましたね。大変申し訳ありませんを何度も繰り返して、明日再度お電話いたしますので、と終電した次第です。


まーなんでしょうね。この墓穴掘り掘りマシーンは。あまりにも面白くて痛み止めも効きませんよ。とりあえず、全ての疑問に納得のいく整合性ある説明をしていただき、その上で責任の所在を明確にしてもらいましょう。謝罪だなんだはその後です。予約して検査をしにいった病院で症状を悪化させられて帰らされた患者である僕にはそれを知る権利があると思いますので。

マスコミも絶賛のクリニックだそうですが、まぁ随分とやらかしてくれましたよね。六本木クオリティ謝罪編をしっかりと見届けたいと思います。

(C) G-LABO Gengi-DOJO.