じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)





相談室バックナンバー

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【圧縮分割人生相談室】
 マナーアップバットマン先生と、クリーンナップカリコ嬢による、よろず人生相談コーナーです。専用フォームから投稿された相談に、二人が不定期にお応えします。最新のお応えはトップページにも表示されます。
【使用上のご注意】
 マナーアップバットマン先生およびクリーンナップカリコ嬢へ多くの御相談を寄せて頂き、誠にありがとうございます。先生本人も大変お喜びですが、先生の御意見は非常に偏っている為、実行してしまうと一般社会では常識や法律に抵触どころか、
ノーガードで体当たりしてしまう可能性もあります。
 あくまでも先生の御私見
(ネタ)であることを御理解の上、用法用量をよく守って、良い子もクソガキも精神年齢の若い大人も決してマネすることのないよう御注意の上、お読み下さいますよう、お願いいたします。
 なお、バットマン先生からのお応えに関する全てのトラブルに、みやもと春九堂および「じーらぼ!(G−LABO【言戯道場】)」は一切責任を持ちません。
初期圧縮相談室
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【B&K 圧縮分割人生相談室】


滋賀県にお住まいのneoさん(20代漢の方)からの御相談
先日、10年ぶり位に会った女性と食事をしたんですが、あまりにもきれいだったんでマジで惚れてしまいました。
ですが、なかなか会う機会に恵まれない・・・・
自分はもっと頻繁に会える女性を探すべきなんでしょうか?
その女性にとことん突っ走るべきなんでしょうか?

【マナーアップバットマン先生からのお応え】
運命を信じろ。
優秀なる復讐者(リベンジャー)は、スナイパーと化したとき、狙撃するターゲットに対して、その日常の行動パターンや着座位置、好みの食べ物まで至るまでを、ターゲットに気づかれぬよう「その時」が来るまで、じっと堪え忍び調べ続け、銃爪を引く「神の一瞬」が来るまで、ひたすら耐え続けるという。

キミに必要なものは、まさにそれではないだろうか。「マジで惚れてしまいました」と云うならば、近場で頻繁に会える女性でことを済ませるのではなく、その想いを大切にすべきだろう。キミのいう「マジ」がどこまでの「マジ」なのかが問われるところなのではないだろうか。

十年という歳月は人を大きく変える。相手の女性がキミをマジに惚れさせる程に成長したというならば、キミ自身も相手の女性をマジで惚れぬくほどの成長をしている可能性もあるのではないだろうか。

恋は復讐にも似るという。キミが優秀な復讐者(リベンジャー)になり「神の一瞬」が訪れることを、心より願う。だが、「頻繁に会える女性を探す」などと考えてしまっている内は不可能だろう。まずはその煩悩を消す為に圧縮バット素振り1000回を行うことを推奨する。以上。


東京都にお住まいのちんとうさん(20代漢の方)からの御相談
先日、テレビを見ていたらDAIGOが出演していました。
あまりにも馬鹿なので鼻で笑っていましたが
生年月日を調べたら同じ年齢でした。
衝撃の事実に鬱で死ねそうです。
どうしたらよいでしょうか

【マナーアップバットマン先生からのお応え】
擬態に騙されるな。
TVのバラエティ番組では、流行りに乗せられる形で「おバカ」っぷりを存分に見せつけている、ロックバンドBREAKERZのヴォーカルにしてタレントのDAIGO氏だが、彼を甘く見てはいけない。

なにしろ元の芸名はDAIGO☆STARDUST名前に『☆』を持つ猛者なのだ。名前に『☆』を持つ者といえば、それまでは、かの英雄つのだ☆ひろ氏以外いなかったところに、堂々とデビューしたわけである。この事実を忘れてはいけない。おまけに『☆』が既にあるところに、さらにSTARDUSTである。どれだけ星まみれなんだと戦慄すらおぼえるほどだ。

バラエティ番組は所詮、脚本家や放送作家が書いた台本通りに描かれているフィクションであり、DAIGO氏はバラエティ番組ののイメージ通りではないというのが私の見解だ。なにしろ箸の使い方が上手い・正座の姿勢が綺麗・時折出る素の言葉遣いが丁寧など、特殊な訓練を受けた者としか考えられない育ちの良さが滲み出てしまうあたり、やはり只者ではない。

そもそも、祖父が竹下登元首相であったことなどはともかくとして、彼の父は空手道の猛者であり、その道の著書も世に送り出している程の人物である。政治と格闘技の遺伝子を受け継いだその子どもが特殊な訓練を受けていないわけがないではないか。

名から☆を外した今でこそ『おバカ』として笑いを振りまく姿を茶の間に披露しているが、あのグローブも、あのポーズも、あの言動も、あの笑いを振りまく姿も、その全ては擬態であると私は考えている。

彼の真の姿や真の目的などは、正直私でさえも見抜くことができないほどだ。名に☆を着け地下活動をしていた時代を想像すると、なぜか硝煙の臭いすら感じるほどだ。まさに油断ならない人物である。よってキミの感じた衝撃は危険を察知する直感の発露であって、決して鬱になることはない。

余談だが、格闘技界にもキックボクシングの分野で、コスプレイヤー格闘家・長島☆自演乙☆雄一郎氏が大躍進を遂げている。名に『☆』を持つ男をナメてはいけない。以上。


神奈川県にお住まいのセリザワさん(10代女学生の方)からの御相談
私には、年の離れた兄が居るのですが。
兄の職業が全くわからないのです。
頻繁に日本語ではない言語(多分、ロシア語?)で電話をしています。

兄は、マトモな職業をしているのでしょうか?

【マナーアップバットマン先生からのお応え】
職業に貴賤なし。
兄の動向を心配するという妹の気持ちはわからんでもないが、それぞれの職業には守秘義務というものがあり、喩え家族、愛する妹に対してであっても、その義務を忠実に守らなければならない。

相談者の兄は、ロシア語で電話しているとのことだが、その事から察するに彼の仕事はロシアの電話相談室の相談員であろう。ほぼ間違いないはずだ。彼は日夜、ウォッカの価格高騰、マクドナルドにならんでいる間にシモヤケが出来た、揚げたてのピロシキを頬張ったら火傷した、ウチの鬼嫁が熱いボルシチをわざとかけようとしているといった一般的な悩みから、テディベアが可愛くて仕方ない実は脱ぐと意外とマッチョだ小さい男の子をみるとおなかにキスがしたくなるなどのパーソナルな悩みまで、ロシアの人々の様々な悩みに日々応えているのだ。

彼の妹である相談者には、彼の存在が日露関係にどれだけ貢献しているかを説明したいところなのだが、私にも守秘義務がある故、これ以上詳細を語ることが出来ない。ただ一つ云えることは、君の兄がどんな職業に就いていようとも、彼が君の兄であることに変わりはなく、それを誇りに思って欲しいということだ。古い文言を引用するまでもなく『職業に貴賤なし』なのだから。以上。


京都府にお住まいのさりゅうさん(20代男性の方)からの御相談
始めましてバットマン先生。
当方2年前に人間関係のトラブルで所属していたサークルを脱退しました。決断自体に後悔はなく、今、自分の置かれている環境は順調そのものです。
しかし、いまだにそのサークルのメンバーと顔をあわせるだけで当時の怒りがフラッシュバックし、どうにも収まらない気分になります。忘れようとしても苦い記憶ばかり纏わりついてきてうまくいきません。一体どうすればこの発作は治まるのでしょうか。

【マナーアップバットマン先生からのお応え】
顔をあわせるな。
古今東西、人間が二人以上集まれば「人間関係」というものが生まれる。そしてその中で交わされる様々な感情がもとになり、争いも起これば互いを助け合うことも出来る。それが人間関係というものだ。

相談者は人間関係のトラブルがもとで激しい怒りの炎を未だ燃やし続けているようだが、その炎は決して消え去ることはないだろう。人間の感情の中で「恩」は薄れやすいが「怨」は決して薄れることがないとする説もあるほどだ。よって、自己の感情を捨て去ることは難しいと云わざるを得ない。また、そこまで聖人君子になる必要もなかろう。

しかし、脱退したサークル以外の面では相談者の現状は順風満帆であるという。脱退したサークルのメンバーと、否応なしに未だに顔を合わせることがあるというからには、おそらく大学生活の中でのことなのだろうが、そうした望まぬ対面によって精神を害することは、他の平穏な日常にも支障を来しかねない。これは問題だ。

だが、この問題の解決は非常に単純である。そのサークルのメンバーとやらと顔を合わせなければいいのだ。キャンパス内を歩いているうちに対象者を発見したら、即手近な塹壕に飛び込んで伏せ凝固。これに尽きる。即ち、キャンパス内の遭遇しそうなポイント各所に塹壕を掘っておけば好い。

また、この方法よりアグレッシブな戦術としては、プライバシー保護ガラスを常に自身の前方方向180°に張り巡らしておくという方法もある。防弾強化ガラスにしておけば、突然の発砲にも対応できるスグレモノであり、重量もあるため肩・背・脚部等のウエイトトレーニングにもなる。まさに一石三鳥である。


根本的な怒りの記憶を消すことは難しい。人間の記憶や感情を完全にコントロールする術は、表だっては明らかにされていない。君の発作を止めるには、君に刻まれた「怨」の記憶や感情よりも、多くの「喜・楽」の記憶と感情を、その身に刻み、天秤を釣り合わせる他ないのだ。

思い切って、まずは全裸になって「楽しいー!」と叫びながら軽くスキップをするあたりから初めてみてもいいかもしれない。無論、その際には一人の屋内で行うことが肝心であり、そのまま屋外に飛び出すと、古代ギリシアのアルキメなんとかという学者以外は犯罪になるため、よくよく注意が必要である。以上。


京都府にお住まいのさん(20代男性の方)からの御相談
好きな子ができました。
その子と何度か会ってるうちに
「あなたがいないと困っちゃう」とか言われました。
それからしばらくたって、
「私いま二股なの」といわれました。
世の中の仕組みはこうなっているのでしょうか。
先生、私に足りないのは一体なんでしょうか。

【マナーアップバットマン先生からのお応え】
強さを身につけろ。
恋愛対象としての好意をもった相手が出来た瞬間、人はその相手に対して臆病になる。嫌われぬ様、そして少しでも好かれる様、行動言動を徹底する。俗に「恋愛は惚れた方の負け」というが、今の君の姿はまさにそれだ。

今の君は敗北者だ。いや、敗北者にも二つの種類がある。一つは最後まで抗いながらも敗れるという結果を受け入れざるを得なかった誇り高き敗北者、そしてもう一つが負け犬だ。今の君がどちらであるかの判断は、君の心に委ねるとしよう。

相手の言葉に一喜一憂し、あまつさえ二股であると宣言されたことを、世の中の仕組みという全く無関係の要素に委ねようとしている姿勢。まったく度し難い敗北者っぷりではないか。


だがまだ一縷の光明がある。君自身が「不足しているものがある」と考えているところだ。ならば逆転の可能性は消えない。「誇り高き敗者」と「挑戦者」は私の辞書では同意語として記述されているのだ。

まず君に不足しているものを指摘するとしたら、それは圧倒的な強さだ。好きな相手と何度も逢瀬を重ねているにも関わらず「あなたがいないと困っちゃう」レベルの事しかいわれず、さらには二股を宣言されるとは、段階を追うに従って見くびられている以外の何者でもないではないか。段階を経るに伴って強くなっていかなければならない。それこそが挑戦者のあるべき姿なのだ。

第一、この煮え切らない関係の状態がよろしくなかろう。そもそも君が好きだという相手に君は好きだとアピールしたのか。力強く宣言し、名乗りを上げたのだろうか。圧縮バットを天空に高く掲げ、両脚は巨木の根の如く大地を踏みしめ、大音声のバリトンヴォイスにて「好きだぁあぁぁーッ!!」というくらいはやったのだろうか。もしやっていないならば、今すぐ実行すべきだ。告白は恋愛という戦いにおける宣戦布告だ。奇襲という戦法もあろうが、今回のケースにはあてはまらない。まずはここから始めるべきだ。

さらに二股宣言である。これを君はよしとしないのであるならば、それを明確に彼女に伝えなくてはいけない。欲しいモノを欲しいという、嫌だということはイヤだという。こんな簡単なことが出来ない様ではどうしようもない。

君にも過去に経験があるはずだ。そして経験がないのであるならば、デパートの玩具売り場か予防接種の病院等にいけば、君にとっての師父となる人々の姿を見ることが出来るはずなので、是非出向いて欲しい。そこで君は目にするだろう、全身全霊を使って欲しいモノを欲しいとアピールする小さな強者達の姿を。絞り出す様に嫌なことから抵抗するもののふ達の姿を。

君には是非彼らの姿を見習って欲しい。そして今度彼女との逢瀬を迎えたならば、機を見て実行して欲しい。まずは彼女の目の前に仁王立ちし、幕内力士のぶちかましを喰らった蛙の様に四肢を全開に延ばつつ後方に吹っ飛びながら倒れ込むのだ。これでまずは第一段階が完了となる。これで周囲の視線もろとも彼女の視線は君に釘付けとなるだろう。

その上で目をこれ以上ないくらい大きく見開き、蒼穹の空、天空の果て、人工衛星はおろか太陽系の向こう、遙か第七銀河の彼方を見据え、そこに届かんばかりの裂帛の気合いを込めて彼女への想いを伝えるのだ「二股はいやだぁあぁぁーーッ!!」と。

さらに、その上で何度もその場での後受け身を繰り返す。ヘッドスプリングの要領で起きあがっては倒れるを繰り返す。時に宙を舞うほどの勢いをつければなおさらに完璧参考資料 ※ムービーなので注意/出典元:中国武術・武器博物館。これ以上ないほどの迫力と力強さを持って、君の想いは彼女に届くだろう。

なお、実行する際には芝生や土面などの軟路面より、アスファルトやコンクリートなどの硬路面などの方が迫力が増すし、君の覚悟の程も伝わるであろう。しかし硬路面で行うにはそれなりの功夫(こんふー)を積まなければならないので注意が必要であるが、君に不足しているのはこうした「強さ」だ。存分に精進せよ。以上。


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