相談室バックナンバー
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【圧縮分割人生相談室】
マナーアップバットマン先生と、クリーンナップカリコ嬢による、よろず人生相談コーナーです。専用フォームから投稿された相談に、二人が不定期にお応えします。最新のお応えはトップページにも表示されます。
【使用上のご注意】
マナーアップバットマン先生およびクリーンナップカリコ嬢へ多くの御相談を寄せて頂き、誠にありがとうございます。先生本人も大変お喜びですが、先生の御意見は非常に偏っている為、実行してしまうと一般社会では常識や法律に抵触どころか、ノーガードで体当たりしてしまう可能性もあります。
あくまでも先生の御私見（ネタ）であることを御理解の上、用法用量をよく守って、良い子もクソガキも精神年齢の若い大人も決してマネすることのないよう御注意の上、お読み下さいますよう、お願いいたします。
なお、バットマン先生からのお応えに関する全てのトラブルに、みやもと春九堂および「じーらぼ！（Ｇ−ＬＡＢＯ【言戯道場】）」は一切責任を持ちません。
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初期圧縮相談室
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【Ｂ＆Ｋ 圧縮分割人生相談室】
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| 【マナーアップバットマン先生からのお応え】 |
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大捜査だ。 |
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突然電話をかけ、「俺だよ俺、俺俺！」などと切迫した調子でまくし立て、名乗らず相手側から「○○かい？どうしたの？」と自分の名乗るべき名を引き出し、「事故を起こして今すぐ金が必要だから振り込んでくれ」等と、お年寄りを騙す詐欺。それが「オレオレ詐欺」である。
気の毒なことにｓｉｏ君の御祖母様がこの詐欺にひっかかってしまったという。とても無念な事だ。孫の立場としてこの事件の犯人に強い怒りを感じるｓｉｏ君は正しく、肉親への情愛すら稀薄になったといわれる現代社会にあっては見習うべきであろう。
そんなｓｉｏ君は「犯人を懲らしめたい」と云うわけだが、なるほど、その意気やよろしい。ここは一つ「オレオレ詐欺」に対抗し「お前か！お前か！捜査」を勧めたいと思う。
方法は簡単だ。まず圧縮バットを帯刀し、オレオレ詐欺を働きそうな輩を物色。おもむろに近づき「お前か！お前か！」と、問いただすのだ。
一見乱暴な方法の様に思えるかも知れないが、全くその通りだ。だが、こうして繰り返していけばいずれ犯人に突き当たる可能性は決してゼロではない。その為にはまず人間を見抜くだけの眼力が必要になる。そしてよもやの逆襲に備えて十分に力を養っておく事も大事だ。
まずは、毎日圧縮バットで素振りをするところから鍛錬を始めることをお勧めする。掌に血マメを作り、その血マメが破けたその上にさらに血マメをつくり、血マメのパイの様に掌がなったときに、初めて最初の功が成ったと云える。そしてその先も果てしなく続く鍛錬を必要とするだろう。この方法はそれほどまでにリスクの高いものなのだ。御祖母様の仇を討つ為にも怒りの炎を強い覚悟にかえて、ｓｉｏ君ならやり遂げてくれるものと思っている。以上。
なお、この手口の詐欺は首都圏から全国に広まっており、被害数も増えているという。だが口座振り込みの引き落としなどは細かにチェックされており、この程度の詐欺犯に完全な架空名義口座などを作るだけの力はないと思われるところからも、やがて犯人は捕まる可能性が高い。だが複数の媒介を通している場合は、事件は闇の中に至るであろうし、犯人も数をうっているであろうから、逮捕されたとしても余罪追及の中で正確な被害者が割り出されるのは難しいだろう。
いたずらに復讐心にかられるよりも、捜査は警察に任せ、犯人の追及よりも、傷ついた御祖母様の心を癒し、ｓｉｏ君自体が「こんな事を僕はしないし、おばあさんに連絡をするときは、ちゃんと名乗るから」となだめ、再犯を防止するとともに改めて絆を深め「オレオレ」程度の名乗りでは動じない様にし、御祖母様孝行をすることの方が、よほど大切であると私は思う。無論、これは余談である。 |
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| 長野県にお住まいのナカザワさん（20代女性の方)からの御相談 |
きのこの生産メーカーに就職希望なのですが、
じつはきのこが大嫌いなんです、ワタシ。
きたるべき面接に備え、シュミレーションをしてみたのですが、お約束通り面接官がこう質問してきたとします。
「あなたはキノコはお好きですか？」
先生、ワタシはどう答えれば良いんでしょうか。
本当に悩んでいます。 |
| 【マナーアップバットマン先生からのお応え】 |
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かえって好都合だ。 |
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この相談は一見すると、きのこが嫌いなのにキノコ生産メーカーに就職希望とは、働く方もパニックなら雇う方もパニックであるというだけに見える。だが甘い。
これは相談を寄せたナカザワ君にも云っておきたいのだが、君の「キノコが嫌いである」という素質は、まさにこの仕事にうってつけではないだろうか。そもそもキノコが大好きで大好きで、寝ても覚めてもキノコの事ばかり考え、三度の飯は当然で、洗面するのもうがいをするのもナメコ汁。寝床にはびっしりとサルマタケなどという人間がキノコ生産メーカーに就職したら、それこそ大パニックである。その会社の生産管理部などに配属に鳴った日には、６時間後には在庫が消え失せるだろう。
確かに自分が生産することになるであろう物品に対して、愛着がないというのは問題であろう。だが愛着と食事の嗜好はまた別問題である。生産者として商品に誇りをもち客観的に評価できる、そのくらいのスタンスが丁度良いのだ。このことは無論他の職業にもいえるだろう。
さて、相談の要は面接の際の受け答えのようだが、今までの私のコメントを読めばどう応えれば好いかは、既に判っていることと思う。そう「あなたはキノコはお好きですか？」と問われたならば、「はい。得意種目です」と、自信を持って応えればいいのだ。付け加えるならば、「毎晩寝る前に庭木に吊して圧縮バットで叩いています」くらいの勢いがあっても好い。
大切なのは勢いだ。ナカザワ君の面接が上手くいくことを切に願う。以上。 |
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| 北海道にお住まいのCさん（30代人妻の方)からの御相談 |
結婚して１年、夫に大きな声で突然、変な独り言をいう癖があるのに気づきました。
レパートリーは「いぬー」「ねこだねぇ」「ぽこりん、ぽん」「ぱんつぅぱんつぅ」などです。
どうやらこの癖、外出中でも出てしまうようなのです。
特に「ぱんつぅぱんつぅ」なんて聞かれたらと思うと、私まで社会生活が送りにくくなりそうで困っています。
どうしたらこの癖をなくすことができるでしょうか？ |
| 【マナーアップバットマン先生からのお応え】 |
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彼はもののふである。 |
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そんな素敵ワードを突然叫び出すとは、Ｃ君の旦那も随分と豪気な人であるな。特に「ぽこりん、ぽん」などとは、そこいらのヘラヘラした男にはなかなか口に出せぬ。Ｃ君は御主人の男気度を高評価していいと思うぞ。
おそらく御主人は、こうした羞恥漲る言葉を咄嗟に放つことで、行往坐臥、いついかなるときも自らに羞恥を課し、自らの男気を高めているものと思われる。こうした日常の中にも緊張感を忘れぬ様は、まさに現代ニッポンが忘れ去ってしまった、もののふの姿といえよう。
しかし、こうした男気ワードを突如と発するという癖がＣ君にとっては社会生活を脅かすものであるという。だが、なくなったらなくなったでＣ君はきっと今後の結婚生活になんらかの欠落感を覚えるはずだ。それほどに御主人の癖は尊い。
私としてはこの癖は是非継続して欲しいのだが、Ｃ君の要望にも一応こたえておくことにしよう。方法は簡単だ、毎晩御主人が眠った時に耳元で別の言葉を繰り返し囁けばよい。御主人の男気ワードはボキャブラリーが少ないようであるので、いくつも重ねて刷り込みを行えば、やがて『ただの脈絡のない独り言をよく云う不思議な人』にクラスチェンジできるであろう。ご近所の評判にも変化が起こるはずだ。
また、この隙のないもののふを油断させるのは至難の業であるが、隙を見計らって圧縮バットで頭部にある経絡秘孔死環白を甘打ちし、新しい言葉を刷り込む、という手段もある。だが、この甘打ちは極めて難易度が高いので、鍛錬が必要だ。事件にならぬよう十分に気をつけて欲しい。
Ｃ君夫妻に幸多からんことを祈る。以上。 |
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| 【マナーアップバットマン先生からのお応え】 |
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とりあえず座れ |
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彼女が出来たとはめでたいことだな。まずは祝ってやろまぁ座れ。ところで身長差に悩んでいるということだが、君の自らを圧縮しようという気概があれば、さほど気にすることもなかろう。いい心がけだと思うぞ。
だが問題は彼女の方にそれだけの気概があるかどうかだ。自ら神社の鳥居や鉄棒の一番高いところにぶら下がり、足を君に持たせて自分の身長を伸ばす――「愛のマッスルドッキング」――そこまでの気概があるかが問題だ。
愛とは艱難辛苦を乗り越え共に歩むもの、キドクラッチをするときに屈まなければならないくらいの障害は、協力して是非乗り越えてもらいたい。
ちなみに君がそんな低劣な行為に思い悩んでいるとは考えられないが、もしキスの場合…無論これは余談だが、キスがしたけりゃかがみこんだりせず、レスラーらしく堂々とネックハンギングで吊しながらというのもよかろう。圧縮バットを忘れるな。
さて、話が終わったところで祝福の時間だ。―動くなよ。（圧縮バットを素振りしながら） |
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