じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)


【過去のつぶやき】
 2014年02月の【家元のつぶやき】のバックナンバーです。

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2014年02月のバックナンバー

デブマインカンプ。(2014年02月04日-02:34)


デブマインカンプ。


なんだかんだありまして、総合病院のクソ医者から本日をもってめでたく離脱することができました。思えば昨年8月19日に、皮膚科に行ったら総合診療内科に回され「このままだと糖尿病で死にます。すぐ入院して透析しないとダメです」と云われたところがスタート。

実際数値的にはヤバかったんですが、透析も注射も「いやいや、もともと糖が出やすい体質ですし、食生活的にも思い当たるところたっぷりあったんで、まぁまぁ」とスルーして飲み薬で経過をみることにということになり、そこからは節制の日々。

で、また数値を測ってみたところ、まだひっかかるけどそんな緊急事態になるような数値ではまるでなく「じゃあ次は1ヶ月後に……一番いいのは減量ですから、3kgぐらい落としてみましょうか」と云われたときの体重が125kg。以前にも書きましたが、まぁその言葉にカチーンと来まして。

『テメェ、すぐ死ぬとかいい加減な診断しやがった上に、痩せろと云っておいてたかだか3kgだと? おいそりゃ「おめーみたいなデブは意思が弱いからせいぜい3kg落とせればいいほうなんだよ」ってことか? あ? そういうことなんだな?』勝手にカチーンと来ただけなんですけどね。まぁいいんです。そこがモチベーションになったのですから。


閑話休題。そんなわけで、節制生活に加えて運動をちょこちょこやり始めまして。最初は病院に行く以前からフリーウエイトを使ってベンチプレスで筋肉を鍛えていたのですが、カロリー的にプロテインもとれないし、筋肉で重くなるしこれを続けていてはイカン。根本的な問題としては贅肉を削ぎ落としつつ、筋肉を「重い重量を低回数上げられる筋肉」から「酸素をたっぷりとりこんで有酸素運動的に使える筋肉」にシフトさせて行こうと考えたわけです。

と、同時に十数年前に母が「健康のために」と購入したはいいものの、あっさり放置されていた上に、動力の電池が腐って中身が漏洩して電源部分が壊れたエアロバイクを修理して、ACアダプターで使用できるようにして、スタート。最初は50kgという軽重量に設定したベンチプレスをやって、10kmほど平地走行くらいの負荷でチャリを漕ぐという形ではじめたのですが、次第にチャリ中心の運動にシフトしていきました。まぁその間に、チャリのサドルがどうしても股間を責めてきて痛いので、バイクのシート用のウレタンを発注・加工して、防水布でサドルカバーを作って、えらい快適仕様にしたりもしたのですが。

続いて、バーベルでのベンチプレスから、これまでのリハビリの相棒であるジャンボアームバーに上半身の運動を完全にシフト。代謝をあげるために、下はジャージ、上はスエット+フード付きのヤッケ+ドカジャンという、どこに出しても恥ずかしくない不審者スタイルで、45秒インターバルでクイック曲げを1000回ほどやり、体を暖気してからチャリを10km〜20kmくらい漕ぐという形に。

次第に太腿の筋力が戻ってきたので、だんだんと距離を伸ばし、強制終了させられる90分間(当時大体36km)を漕ぎきるというスタイルに変えていきました。この頃に体重が110kgを切るくらいだったんですが、「3kgくらい落としましょうか」といわれていたところに15kg落としていったもんですからクソ医者びっくり。血液検査の結果も極めて良好で「次の診察はまた1ヶ月後で大丈夫です」とのたまう。薬も軽いモノに変えられて、「おいおい、すぐ死ぬ。今死ぬ。注射しなきゃ死ぬ、透析しなきゃ死ぬ」はどこへ行ったという感じでした。

ちなみに節制生活の方は、酒:飲まない。飲むとしたら焼酎のお茶割りなど。日本酒・ビールは一切飲まない。米:食わない。主食:生キャベツ→生大根→生白菜。塩分:控えめ。水:大量に飲む。甘いもの:食わない・飲まない。朝食:無調整豆乳と無塩無糖のトマトジュース→温めた低脂肪乳。間食:一切しない。どうしても空腹の場合は味噌汁。夕食の主菜・副菜:まぁそんなに気にしないで食う――という、結構詰めた感じだったのですが、そんなに苦にはなりませんでした。野菜好きですしね。


さて、そんなこんなで年末頃になりますと、体重が100kgを切ったりしまして、体も軽く感じるようになったり。必然チャリで股間とケツにかかる負荷も減ってきたので、距離を伸ばして90分間フルタイム漕いだ距離(この頃38〜40km)プラス、10分間のケツ休みを入れて、トータル50kmになるようになるまで漕ぐ、というスタイルになりました。体力的・心肺能力的には問題はないのですが、なかなかこの90分間を潰すのが大変でして、PCに入れてある動画をiPadに飛ばして、音楽PVやニコニコ動画の「歌ってみた」や「踊ってみた」を観たり、持っているDVDを動画ファイルにエンコードしたりして、退屈にならないように工夫していました。

一番多く観たのは、ももクロのライブDVDでしたね。以前は姉らが使っていて今は僕のダーツ部屋兼トレーニング部屋兼両親のパソコン部屋となっている部屋でやっているものですから、親父殿がソリティアをやったり麻雀をやったり書き物をしている背後で、居候の息子が不審者スタイルで若干息を荒げているだけでも十分不思議空間なのに、そこにももクロライブが流れるという超亜空間状態。「それにしても下手な子達だなー」と背中越しに笑われ、「アイドルが歌上手くってどうするんだよ!」と訳の分からない返しをすることもしばしばでした。ももクロちゃん達は可愛いからいいのです。歌も上手くなってきたし。たぶん。


で、また診察を受けたわけですが、この時が確か93.8kgまで落としたのですが、最後のシメにコーヒーで水抜きしようとして、風呂上がりに濃いめのコーヒーをぶち込んだところ、急性カフェイン中毒+脱水症状になりまして、正直命が危うかったんじゃないかという状態になり、せっかく落とした体重をスポーツドリンクガブ飲みして戻すという無意味なことをしてしまい、98kgで計量。それでも前回よりマイナス10kg以上ですから、またもクソ医者びっくり。血液検査の数値も完全に落ち着いていて、あまりのことに心配になったのか、「血管の検査をします!」と云われ、上肢下肢の血管年齢的なモノを調べたのですが、結果は健康そのもの。「年齢より若いですね……」などと云われました。ざまーみろ。

この頃になるとウエイトコントロールが自分である程度以上できるようになってきていたので、爆発日をもうけたり、友人等と焼き鳥を食いに行ったり飲みに行ったりしても平気になってきましたが、遂にやってきてしまいました「停滞期」「太らない代わりに減りもしない」という状態になりまして、こーれは結構きつかったですねー。カロリー計算をして、節制もして、運動もしているのに、体重計に乗ると体重が変わっていない、むしろ増えていたりする……というのは結構精神的ショックが大きかったです。

まぁそれでも「次は薬多めに出しますので年明けでいいです」「体重がもう少し減って数値が安定すれば、地元の病院に転院しても問題ないでしょう」という言質を引っ張り出したので、ここからテコ入れがはじまりました。停滞期なんぞクソ喰らえというわけで、だったらもっともっと汗をだして代謝をあげてやろうじゃねーかということで、ゴールドジムのサウナスーツを購入。

暖気のジャンボアームバーは毎回2000回。チャリは時折全力漕ぎを入れて90分間フルタイム(41〜45km)という運動にシフト。そこからさらにジャンボアームバーを2300回。チャリは30分毎に1分間の全力漕ぎで90分間フルタイム+5分間のケツ休み+残距離最後の1kmは全力漕ぎでトータル50kmという攻めに入りまして、それまでの最低体重93.6kgを大きく下回る92.5kgというスコアになり、最後の一押しは前日にプチ断食(オレンジ3個、低脂肪乳1リットル)で最後の運動をしまして、ハイ出たドン。


前日最終計量で写真の通り90.6kgという数字になりました。


そして迎えた本日。前回なぜか高かった中性脂肪値も、友人に勧められたネイチャーメイドのフィッシュオイルカプセルの効果が出て正常値以下に。血圧はもともと異常もなにもなかったのですが、下70の上107という、「おいおい若干低いんじゃないか?」という程度に。血糖値も正常値、現在糖尿病の診断に使われる基準値であるヘモグロビンa1Cは5.2%という超健康体になりました。

最終的な体重ですが、90.6kgはドライウエイトですし、計量は着衣でしたので91.5kgでしたが、「これなら問題ありません」ということで、遂にクソ医者をギャフらせて、近所のかかりつけ医への紹介状と診療情報提供書を書かせるに至りました。「グッバイクソ医者! アスタラビスタベイビー!」であります。

そんなわけでクソ医者との(勝手に始まった一方的な)抗争はこれにて終了。結果は約5ヶ月を戦い抜いて125kg→90.6kgの-33.4kgほど体重を落とした我が軍の勝利となったわけです。まー診察終わった後で爆発して牛丼は食うわ、蕎麦はすするわ、ミスドは食うわで今多分94kgくらいになっていると思いますが(笑)。

しかし戦い終わって日が暮れて。健康な身体になったものの「90.6kg」というギリギリの数字を見てしまったので、欲が出てきましたね。デブの一念岩をも通すといいますか、意地と怒りがモチベーションでしたが、90kgなんてまだまだ巨デブです。強烈に「痩せたい」とは全く思いませんが「80kg台」という数字は魅力的です。ツイッターで「85kgになったら誉めて上げる」っくらいのことを云ってくれた女性フォロワーさんもいたりしますしね。げへげへ。す、素足で後頭部踏んでくれたりす、するのかなぁ。こほん、まぁそれはおいといても、運動と節制はは継続して、そのくらいまで落としてみようかな、と思ったりしています。

このクソ寒い時期にこれだけ落とせたのだから、これから暖かくなっていくのでもっと落としやすくなると思いますしね。95kg〜98kgをウロウロしていた停滞期とやらも、どうやら抜けたような手応えもありますので。笑点の自己紹介大喜利じゃありませんが「一度でいいから見てみたい、俺が85kgになるところ」なんて感じで、運動と節制を続けていきたいと思います。ゆるゆる、と。ゆるゆる、とね。



そんなわけで、とりあえずは「我が闘争」一旦終結!!
(明日からまたジャンボアームバー曲げて、チャリも漕ぎまーす)



[ 2014年02月04日-02:34 ]