じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)


【過去のつぶやき】
 2007年06月の【家元のつぶやき】のバックナンバーです。

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2007年06月のバックナンバー

ようやくこちらまで手を回せるようになりまして(2007年06月14日-19:10)
六本木で地獄を見た。(2007年06月18日-20:53)
続・六本木で地獄を見た(2007年06月21日-21:19)
事故から一ヶ月の流れをまとめてみた(2007年06月28日-09:49)


ようやくこちらまで手を回せるようになりまして


いつまでもビリーのままどうしようもないので、とりあえずこちらの記事も更新しておきます。5月27日午後22:10頃、さいたま市の路上で赤信号停止中に運送会社のトラックに追突されまして、現在通院加療中です。

腰・背中・首の痛みに加えて、右足・右腕の痺れと筋力低下がありまして、とにかく長い時間座っていることができませんので、PCに向かっていられません。キーボードを打ち続けたりマウスを握ったりという動作がすごくきついんですね。深く腰掛けてよりかかって、ジャバザハット状態になっていると幾分楽なんですが、そんな状態じゃあいろいろな作業ができるわけもなく、グダグダな状態です。

そんなわけで、現在日記的な記事の更新はこちらでやっています。こっちはケータイからも適当に打ち込めるんで。

読者の皆様には、ご心配をいただいたり、あたたかい励ましのお言葉をいただいたりと本当にありがとうございます。最初に入った病院の医者が無能な上にヤブで治療やら検査が遅れに遅れて、かなーりぐったりしておりますが、現在は転院して普通の治療を受けている感じです。

必ず全快して復帰しますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。


特に女性読者の皆様からの
励ましの素敵慰メールなども
本気でお待ちしております。


(しかしこれをこのまま残しておくのもどうなんだろう…はよ快復したい…)



[ 2007年06月14日-19:10 ]  



六本木で地獄を見た。


そんなわけで午前中に腰のコルセットを受け取り、痛み止めの注射を打ってもらってから行ってきましたですよ、六本木に。力士でも入れるというMRIで検査を受けるために。

予約は14:30からだったんですが、事前に確認したところ14:00くらいに入っていた方がいいと云われていたので、12:00に着いて食事などで時間をつぶし14:00に入って受け付けを済ませ、検査衣に着替えをさせられたのが1415。んが、その後1520までそのまま放置ですよ。もちろん着替えているので装具は外したままです。

受付のおねーちゃんに、保険手続き云々で時間がかかってると説明受けたのが15:00くらい。その後なぜか診察を受けて一から説明し、さらになぜかレントゲン撮影。さすがに2時間近くタクシーに揺られて来て、1時間近く装具を外したまま放置されていたんで、この時点で痛みはMAXです。

続いて首のMRIを撮影となったわけなんですが、撮影中に痛みの限界を迎え、腰と首の痛みから動悸と吐き気が止まらなくなり、呼吸すら怪しくなる始末。身体が動いてしまうわけなんですが、なんとか撮影終了。


MRI撮影後再度診察室へ。説明を受けると「動いてしまっているから写りが悪いので、判断はちょっと難しそうだけど、まぁ大丈夫でしょう」とのこと。「腰は検査しないんですか?」と聞くと「一度に二カ所は云々」「それに交通事故の保険では一度に二つの病院にかかることはできない」「診療情報提供書とかがあればもっと手続きが簡単なんですが」と医者にいわれましてね。一応再度イチから状況を説明したわけですよ。

「予約の時に電話で全ての状況を説明しましたし、もっていくものはないか今かかっている転院先の医師の紹介状やらなんやらは必要ないのか。医療連携届け出やら手続きやらは必要ないかと確認したんですが、いらないといわれて今日は手ぶらで来ました」と。

しかしそうやって説明をしても、首をかしげられる。とりあえず交通事故では基本的にMRIとるのは発症から3ヶ月以上経ってからなんで今日は撮れないと断じられ、じゃあ後はフィルム受け取ってくださいと云われ退室。


腰のことには何も触れられず、云われるがままに着替えて待つことしばし。フィルムのプリントに30−40分かかるといわれ、まぁ待っていたんですけど、装具も付けて落ち着いたところで次第に疑問と怒りがこみあげてきまして、受付のおねーちゃんに聞いたわけですよ。

「今日なんかもう随分グダグダだったんですけど、なんでなんですか?最初に予約したときに状況は全部説明しましたし、診療情報提供書の件や保険についてもお伺いしましたよね?再度予約を確認したときにも聞いたはずです。保険証以外特になにも持ってこないでいいといわれて、その後保険会社から保険会社に直接請求するよう手続きしましたんで、手ぶらで結構ですと云われて来たんですが。それに問診票にも書きましたが首と腰のMRI検査を希望して、その旨も予約時に伝えた上で来ています。ですが首しかとってもらっていません。そもそも14:30からといわれて14:00に来ているのに、なんで装具を外させたまま1時間近く待たせてるんですか?責任の所在を明らかにして説明してください」

と。するとおねーちゃんが消えて背広姿のおっさんが駆けてきて、なんぞ説明を始めたわけです。なにやら保険手続きについて受け付けた営業の人間がいないがどうこうだのなんだで、Drとの間に行き違いがあっただのなんだのと。が、まるで要領を得ない。

そもそも名乗りもせずに突然低姿勢で話し始めたので「失礼ですがどちらさまですか?」と聞いたところ、慌てて名乗って名刺を渡されたわけですが、そこには統括部事務長なる、要は事務方の最高責任者の肩書きが。

そこで「14:30からということで、前もって確認をとって14:00には来院した方がいいという確認をした上で、痛みに耐えられるよう午前中に痛み止めの注射を打ってもらってから来ているんです。痛みで身体を起こしていられないような状態ですが、検査の為に装具も付けて準備してきたんですよ。それを着替えろといわれて装具も外して着替えて、そのまま一時間近く放置されて、それから診察・X線・MRI。薬も切れますし、痛くてじっとなんかしていられませんでしたよ。当たり前でしょう。動いてしまっているのでうまく撮れていません、腰は撮れませんって、そんなの納得できるわけがありますか?」と伝えると、ひたすら申し訳ない云々と繰り返され、結局腰の方の撮影もすることになった次第。しかも今度はDr同伴で、行き帰りエレベーターですよ。痛みについて心配するそぶりまでしてます。さっきのはなに?階段でしたけど?

どちらも撮影し直してくださいと伝えて、首も撮り直すように希望したのですが、まずは腰からと云われ、今度はクッションをいれたり腰のところに熱をあたえたりするするなど工夫もされつつ撮影開始。こちらは無事に終了。で、首は?ときくと「ブレてはいるが診断はできるので」といわれ撮影し直しはなし。なんかもー不信感ありまくりです。他の医師に提供する診断素材が素人目にみてもこんなブレブレで、君はそれでいいのかねと思うほど。


戻って着替え、装具をつけなおして診察室に行くと、腰にヘルニアが三カ所ありL4・5が一番酷く、それが影響して下半身の神経症状を出しているのだろうといわれる。首の方は言葉を濁されたが神経根症状云々と。んが、椎間板などに圧迫されてもいないのに神経根症状出てたら、もっとやばいんじゃねーのかと思うんですけどどうなんでしょう。まぁもうこの医者はまるで信用できないので放置しましたが。

診察室を出て、また30−40分現像にかかるのかなと思いきや、すぐにフィルムセットを渡される。わけわからんですたい(ちなみに診察室ではPC画面で見ていた)。最後に受付のねーちゃんに謝られたりもしつつ出たがどうにも納得いかないので、タクシーを捕まえて乗車後、痛みが落ち着いてきたところでクリニックにTEL。

なんでこんなことになったのか責任の所在を明らかにして欲しいので、事情と状況の説明を書面にして送付して欲しいと伝えました。保険屋の落ち度なら保険屋を叩きのめさなきゃいけないし、クリニックの落ち度ならば、頚部のMRIはあまりにも酷いので再撮影することにもなりかねないですしね。そのときにどんな対応をしてくれるのか楽しみです。

さっきの事務長の某が今日はもう出てしまって戻らないとのことで、先方から明日必ず連絡をさせると言を受けて終電。そもそも問診票にも症状や処置などをしっかり書いているのに、装具外させた上で放置って。命を繋ぎとめるための点滴やら機械なんかをしけている人だったら、着替えてそれらを外させて放置してる間に死にそうですよね。

まぁこれが六本木クオリティなのかな、と。事故以来医者や病院の凄まじく杜撰でいい加減で非道な面ばかり見せていただいて、本当に勉強になっています。すごいですよね。アメリカだったら訴訟起こされて負けてますよね(苦笑)


[ 2007年06月18日-20:53 ]  



続・六本木で地獄を見た


先日の「六本木で地獄を見た」の続報です。いやーすごいです。これが六本木クオリティなのかという感じですね。えーと、まず某六本木的なクリニック(仮)から「連絡します」と云われていたのですが、連絡は一切ありませんでした。てへ。

頭に来たので19:00過ぎにこちらから連絡。すると事務長不在だが担当者がいるので代わるといわれ、出てきたのがI氏なる人物。こちらの方は富士火災の人身担当氏と交渉した相手で、名前だけは聞いていたんですよね。

んで、第一声が「留守電を入れさせていただきましたIでございます。このたびは検査で2時間半もお待たせしてしまいまして大変申し訳ございませんでした。その件で詫び状を書けとのことを伺っておりますが…」と。物腰は極めて丁寧かつ下手に出ていますが、ものすごいこと云っちゃいました。ここ後で試験に出ますので覚えといてください。

というわけでこちらからの返答以降はこんな感じ。「ご連絡いただけるとのことだったのですが、いただけておりませんので、こちらから連絡させていただきました」「いえあの、お詫びの件で留守電を入れさせていただいたのですが」「入っていませんが…」「…それは失礼いたしました…」

「お詫びがどうこうというかですね、待たされたこと云々じゃなくて、いったいどうしてああいうことになってしまったのか、事情をお伺いしたいとお願いしたのですが」と切り込むと、恐縮した態度で次のように説明しました。


・予約を受け付け、保険会社との話し合いでも僕がMRI検査を【自由診療】で受けることとなり、それを富士火災が全額負担するということで話はついていた。

・その旨も医事に伝達していたが【金曜日】に富士火災から送られてきた書類を【検査当日】に開封したところ【自賠責保険のレセプト】が封入されていた。

・当クリニックは【自賠責保険】の適応許可を取っていないので、このままでは検査も診察も出来ないことが【検査当日】にわかり、医事がパニックになった。

・予約をとって来院していただいているのに、今更検査が出来ないのでお帰りいただくことは心苦しいので、なんとか【他の方法】で検査を受けられるよう調整した結果、かなりお待ちいただくことになってしまった。

・結果としてはDrと医事で相談し【自賠責保険ではMRI検査は一回につき一部位】というルールがあるので【保険診療】として受診していただき、頚部のみのMRI撮影をすることになった。

・腰部のMRI検査は【自由診療】ないし別の機会に撮影していただくことで、僕の負担を減らそうとした。


とりあえず、一通り受けた説明はこの通りなんですが、つっこみどころが満載過ぎて思わず吹き出しそうになってしまいました。まず一点目から整合性がありません。富士火災と【自由診療】で首と腰のMRI検査を受けることが決まっていて予約を取ったというならば、送られてきた書類に【自賠責保険のレセプト】が入っていようが、関係ないはずです。まず、この時点で【伝達の不行き届き】という巨大なミスがあります。

さらに【金曜日】に届いている書類に対して【検査当日】になって開封確認するという業務上の不自然極まりない怠慢さもあります。これもまた超絶ミスですね。

で、他の方法で検査をするという判断はまぁ別にいいんですが、僕は健康保険証を提示していません。そしてその旨も当日一度も云われていません。予約の段階で持ち物や服装を確認したときに「健康保険証を」と云われたのですが、その後保険会社から「立て替えは発生しないよう医事課のI氏と交渉しましたので、当日はなにもお持ちにならないで結構です」と云われています。

そして【金曜日】に予約時間の確認をすべく連絡をした際にも、持ち物や服装について確認しましたが、その際にも云われませんでした。


しかし診察室での受信時にDrから云われたことは「自賠責保険では、同じ期間に2カ所の病院で治療を受けることはできないんで、それが心配なんですよね」という説明。そして頚部のみのMRI撮影が終わり、画像の説明を受けているときに頚部のみの撮影だけしかしないことについて尋ねたときの解答は「自賠責保険では、一回の検査につき一カ所しか検査できないんです」というもの。

つまり【他の方法】で検査を受けられるようにしたというのは【自賠責保険】での診療で行ったということになるわけです。少なくともDrはそういっていたわけですね。ところがぎっちょん、この某六本木的なクリニック(仮)は【自賠責保険】診療の適用認可を受けていないというわけです。これは一体どういう事なんでしょうか?

後付でレセプトを提出する前に【自賠責保険】診療の適用認可を申請して、その後レセプトの日付なりなんなりを改ざんして提出、保険点数を確保しようという腹だったりしたんでしょうかねえ?

そしてさらに、診察時には頚部および腰部のX線写真まで撮影しています。【自由診療】で【MRI検査】で予約を取って来院しているのにX線撮影ですよ。枚数は1枚鍵が写ってしまっていたので5枚ですね。これも点数として申請するつもりだったんでしょうか?

そしてどこぞの保険機関なりに提出するつもりだったんでしょうかね?健康保険証は提示していませんし自賠責保険は適用認可がないというのに。不思議なことだらけです。


さらに後日なり別の機会にて腰のMRI検査という事も一切Drからは説明されていませんでした。僕は頚部・腰部のX線写真と頚椎のみのMRI撮影を受け、その後画像の説明をされた後、現像したフィルムをお渡しするのでロビーでお待ちくださいと云われ、待っている間に受付の医事の方に疑問をぶつけたわけです。

つまり僕があそこで何も云わなければ【自賠責保険】内での診療として全てを済ませてしまい、腰のMRI検査については何も説明されていなかったわけですから、腰のMRI検査はここでは受けられなかったわけです。しかも自賠責保険適用認可の病院ではないといっているのにのに。


もーめちゃくちゃです。しっちゃかめっちゃかですよ。ですんで、とりあえずはI氏の上記の説明に対して疑問をぶつけていたんですが、話している間にあちらからかけ直すということになり(通話記録上12分34秒後)、かけ直すことになったわけですが「お電話番号を」といわれたので「そちらが留守電に入れたと仰る番号を確認していただけますか?」と切り返したところ末尾の一桁が違う(笑)。

少なくとも被害を受けたとクレームを入れている人間に対して「折り返す」といって受けた連絡先(しかも電話を受けた人が復唱した)を間違えるという途方もなく斜め上をいく展開に驚きましたが、一旦終電。


すぐにコールがあり、さまざまな疑問をぶつけていくと、ひたすらしどろもどろです。なんかもう後処理までグダグダだったようで、まるで情報が連携取れてないんですよね。保険診療云々に関しては、まだ僕自身はつっこんでない段階でこれですから。「詳しい事情を説明して欲しい」と云っただけで、まるでその説明に整合性が取れていないわけですよ。どこのミスだとも云ってませんしね。

さらにDrに「診療情報提供書があれば…」と云われたこともつっこんでませんし、さらにいえば予約時に「主治医にもそちらで検査をと許可をいただいたんですが、診療情報提供書や医療連携申請とかした方がいいですか?」と聞いたときに「特に必要ない」と云われたこともつっこんでいません。


さて、これ以上はどうしようもないと思ったので、ここからは苦情です。「まだ電車も乗れないような状態ですし、もちろん車の運転もできませんから、朝一番で現在かかっている医院で痛み止めの注射を受けて、頚椎カラーに腰椎コルセットをつけて、MRI検査を受けるために来院したんです。必要な手続きはないかと確認の電話までしているんですよ。それで14:30の予約で、14:00に来院してるんです。検査するから着替えろと云われて着替えてから一時間近く放置ですよ。MRI検査をするために来ているわけですから、金属関係のモノは取り外さなくちゃいけない。それで装具も外したんです。自分で云うのもなんですが重症患者ですよ。それをその状態で放置されたわけですよ。診察記録を見ていたければわかりますが、当日炎症で発熱までしていたんです(当日の腋下検温37.2℃)。こんなこと云いたくないですが、僕がこういう症状ではなく外していたら命に関わるような装具や機器をつけていて、それで同じように放置されたらどうですか?死にますよね?」と、ほとんどこのまま云うと、言葉を失っているというか、ひたすら恐縮して「本当に申し訳ありません…」と云われましたが、話はまだ終わっちゃいません。

「どういう事なのか状況を知りたいんです。なんでそんな患者を放置していたのかということと、保険云々とDrに云われましたが手続き上に問題があるならば、昨日の支払面などで保険会社との折衝をしなきゃいけないわけです。そんなトラブル状態で支払面に問題が出たら困るわけなんですよ」と続けると、I氏、勢い込んで「その点は大丈夫です。今朝ほど富士火災の大貫さんと今回の支払の面で、そちら様に面倒が行くことのないよう、全て話し合い整理いたしましたので」と云うわけです。

はい、やっちゃいました。対象者本人不在のままの処理です。そもそもが自由診療での支払というのも僕は聞いていませんが(ここは保険会社のミス)。加害者が任意保険に入っていない場合、諸々含めた支払上限は120万円です。この限度額を超えた場合、加害者は身銭を切って保証しなければなりません。

医療行為に対する支払は保険会社に直接行きますが、自由診療ならば被害者が立て替えたものを保険会社との交渉で「どの支払義務から支払うか」という取り決めがなくちゃいけないわけですよ。場合によっては、そのまま自賠責支払上限に一気にいっちゃうこともあるわけですから。そのせいで自賠責の治療費打ち切りが早まってしまう事だってあるわけです。

今回の場合保険会社側が既にそれをしていたとしても、クリニックから僕への説明は【自賠責保険】内診療で云々だったわけですから、これは保険会社以前に僕に説明して説明・交渉する義務があるはずです。ですが、まぁこれはつっこまないでおきました。あんまりにも自信満々だったんで(笑)。

そんなわけで「じゃあトラブルはないということで、後は僕の疑問だけになるわけですね。自分がなぜそんな目に遭うことになったのかという」と云いますと、「とりあえず、状況が把握しきれておりませんので、担当したDrや事務長、医事の者にも再度詳細に事情を聞きまして、改めてお電話させていただきます。明朝以降になってしまいますが、お電話の方ご都合のよろしいお時間はございますでしょうか」と来たので、待っていましたとばかりに云ってやりました。はい、序盤に云ったの「テストに出るところ」ですよー。

「電話は病院に行っている以外の時間でしたら、基本的にはいつでも問題はありません。ですがIさん、先ほど貴方は開口一番に『詫び状を書けと云うことで』と仰いましたが、私は一言もそんなことは申し上げておりません。こんな事云いたくないですが、昨日の出来事で明らかに悪化していまして、今日も病院で痛み止めを打ってもらっているんです。今は腕も上がらないですし、身体を起こして電話で話すのも辛いような状態なんです。ですから『詳しい事情と責任の所在を明らかにして、書面で送っていただきたい』とお願いした次第なんですよ。それを『詫び状を書け』なんて一方的に受け取られた上に云われては非常に不愉快です。ひどい侮辱ですよ。どういう事ですか?なんでこんな扱いを受けなくてはいけないんでしょうか」と。

さすがに絶句してましたね。大変申し訳ありませんを何度も繰り返して、明日再度お電話いたしますので、と終電した次第です。


まーなんでしょうね。この墓穴掘り掘りマシーンは。あまりにも面白くて痛み止めも効きませんよ。とりあえず、全ての疑問に納得のいく整合性ある説明をしていただき、その上で責任の所在を明確にしてもらいましょう。謝罪だなんだはその後です。予約して検査をしにいった病院で症状を悪化させられて帰らされた患者である僕にはそれを知る権利があると思いますので。

マスコミも絶賛のクリニックだそうですが、まぁ随分とやらかしてくれましたよね。六本木クオリティ謝罪編をしっかりと見届けたいと思います。


[ 2007年06月21日-21:19 ]  



事故から一ヶ月の流れをまとめてみた


いつまでも悪質クリニックの非常識な対応顛末をトップにさらしておいても不愉快なので、随時携帯電話のメモやmixiなどにまとめていた、事故からこれまでの一ヶ月をまとめてみました。

読者の皆さんが追突事故にあわれたり、医療機関で不当な扱いを受けた際などの対策などに参考になれば幸いです。ってまぁこんなに連続してそんなことが起こるのは、極めて稀だと思うんですけどもね(笑)。

05月27日 埼玉県内国道17号バイパス円阿弥交差点にて赤信号待ちで後部よりトラックに追突される。
救急車にて『さいたま記念病院』へ搬送。救急担当当直医は整形外科担当のY医師。搬送時、下半身に力が入れず右足・右手に痺れなどあり。首・腰・背中に激痛。X線・CTなどの所見から骨折などは認められず、検査中に歩行出来るようになったこともあり帰宅。脳のCTなどは撮影されないという不思議な処置。湿布を渡される程度。
05月28日 全身に痛みはあるが、動けないこともないので置き薬の痛み止めを飲んで生活。
早朝7:30に加害者である運送会社社長(?)からTEL。「9時頃に保険屋から電話させる」とのこと。
待てど暮らせど連絡は来ず、折り返しTEL。加害者本人の母が出た(?)「連絡先は持って出勤したので、連絡があるはず」。
11:00。保険会社から連絡。最初からグダグダなことにつっこむと丁重に詫びを入れられる。
13:00。別の保険会社から連絡。保険会社が間違っていた(!)とのことで、以降、こちらとのやりとりに『富士火災』。
物損担当からもTEL。怪我人捕まえて「車の年式や車両名などを教えろ」などとすっとぼけたことを抜かすので、事故の報告もなにも全部あがってんだし、怪我した翌日の被害者に聞くことじゃない。調べてからかけ直せと切る。
夕方近くに連絡があり、代車を用意させることに。
05月29日 担当医が出勤しているので初診。痛み止めの静脈注射と内服薬を処方される。
腰椎MRI検査を提携先の『双樹記念病院』にて受けることに。日程は6月10日。
警察提出用の診断書を依頼。
05月30日 痛み止めの静脈注射。警察提出用の診断書を受け取り。内容は「頚腰椎捻挫 現時点で2週間の治療見込み」とのこと。
浦和西警察署へ。調書作成。
加害者の言い分を少し聞くと「黄色になったのでいけるかなと思って踏み込んだ。前方不注意だった」だそうで。
現場は停止線から交差点向こうまでの距離が深い交差点で、黄色になった時点で停止線まで50メートル以上の距離があった。このままいけば「赤信号中に交差点通過」になると判断し、通常減速。停止線前停止時には信号は「赤」。それ以前に「黄色信号」は「停止せよ。ただし交差点内に進入および急停止時に危険が伴う場合のみ通過」です。従って加害者の発言は虚偽。前方不注意どころか、車間距離保持をしていない・速度超過・確信的信号無視意図がなければ、追突などありえないのでその旨をはっきりと言い、厳罰に処して欲しいと告げて終了。
代車到着。軽く動かしてみようとするも、身体がいうことを効かないわ痛いわで、まるで無理だということがわかる。
05月31日 痛み止めの静脈注射。
症状としては背面全体の痛み、右腕の痺れ、右足に力が入りにくい。ほぼ不眠。
代車を引き取りに来る。
06月01日 午後に病院にいくと整形外科がやっていなかった。不覚。
症状変わらず。注射なしなので痛みがひどい。身体を起こしていられない。ほぼ不眠。
06月02日 痛み止めの静脈注射。
そろそろ腕が穴だらけに。症状は変わらず。不眠。
06月03日 日曜日なので休診。注射なしなのでキツい。
右足にまるで力が入らなくなるときがある。身体は起こせない。右手が痺れてどうにもならない。
痛みと共に動悸が激しく、吐き気を催し、嘔吐。救急車を呼ぼうか迷ったが痛み止めを飲んでベッドに潜り込んで朝を待つ。不眠。
06月04日 痛み止めの静脈注射。担当医がいないので診察は受けられず。
待合いでの時間に耐えきれず、簡易ベッドで横にならせてもらう。
動悸・吐き気。嘔吐。不眠。痛みや痺れの症状は変わらず。
06月05日 診察。前日にまとめておいた症状書きを渡すが、一切スルー。
入院を希望する旨も記しておいたが、それもスルー。
腰よりも首が心配なので、MRI検査の内容を頚部にしてもらう。処方も変化なし。
移動のタクシーでも振動がきついので頚椎カラーを希望するが断られる。
入浴するなともいわれていなかったが、身体を支えていられる自信がなかったので清拭だけにしていたのだが、一応許可が出る。ちなみに当時の主治医『さいたま記念病院』整形外科担当Y医師に渡した書面全文
06月06日 痛み止めの静脈注射。症状は相変わらず。
寝ていても痛い。身体は起こしていられない。箸を持つ程度で腕が震える。茶碗は持ち上げるのが困難。左手生活へ移行。朝夜二回の服用と処方されていたが、3回へ自己判断で変更。若干楽になるも夜が辛く、深夜に4回目の服用。
06月07日 昼夜を問わず吐き気・動悸・眩暈。事故後はじめて入浴をしたが、動悸と吐き気、胃になにも入っていなかったので風呂場で何度も空えづきをする。本当に入って好いのかこれ。症状はあからさまに増悪。
午後病院へ痛み止めの静脈注射のはずが診察室に呼ばれ「メモ読んだけど吐いたってことなんで、脳のCTとって8日に脳神経外科受診してください」と担当のY医師に言われる。今更読んだの?!そして今更脳CT?!とは思ったものの、大人しく撮影。
06月08日 痛み止めの静脈注射。症状は変わらず。動悸・吐き気も変わらず。
どうにもこうにも酷くて携帯電話から書いているmixiもヒトコトも書けないありさま。内服薬は一日4回。
06月09日 整形外科にて痛み止めの静脈注射。
同『さいたま記念病院』にて脳外科受診。まともな先生で助かる。脳内はカルシウムの骨化が見られるが、事故とは関係ないし他も特には問題ないだろうとのこと。さまざまな神経学的テストも行われたが、脳の異常はなさそう。万全を考えてMRIを撮ることも考えましょうといわれ終了。
06月10日 MRI検査のため『双樹記念病院』へ。受付を済ませ、検査を受けるも肩が検査機器の開口部につかえて入れない。すくめるようにして何とか入るも、今度は腕がつかえてエラーをはき出す。結果検査出来ず。検査技師に「患者さんの体格みれば、開口部にあうかどうかはわかるはずなんですけどねえ…」と云われ、担当医である『さいたま記念病院』整形外科担当Y医師の杜撰さといい加減さに我慢の限界を感じ、転院を決意。
帰宅後鎮痛剤をがぶ飲みして久しぶりにPCととっくみあい。命がけでMRI機器の情報と近隣の整形外科情報などを収集する。
06月11日 目星をつけておいた病院にTEL。タクシーの運転手などからも得た情報で、交通事故外傷や脊椎障害に強く、なおかつMRIを導入している医院ということで絞り込んだ『大和田整形外科』へ。さらに広い開口径MRIを導入している病院を調べた結果でてきた『メディファ元麻布クリニック』にTEL。事情を話し、6/18の検査仮予約を取る。
転院先の病院の主治医の判断をきいてからがよかろうと『大和田整形外科』を受診。院長が担当だったのも幸いしたか。状況を全て話したところ、各種検査を即行い、さらにX線へ。疼痛がある体位などでの撮影も行った結果『頚椎ヘルニア』『腰椎ヘルニア』の可能性を示唆される。痛み止めの静脈注射とレーザー照射・電気治療を受け、MRIのことを話すと「ああ、そんなに早く撮れるなら、そっちで撮ってフィルムもらってきてください」と即答。『メディファ元麻布クリニック』に電話し、予約を正式に取る。
『富士火災』に連絡し、保険の手続きおよび『大和田整形外科』および『メディファ元麻布クリニック』への連絡をしてもらう。
ついで『さいたま記念病院』へ向かい、MRIが撮影出来なかった件と医療行為にこちらでのY医師の対応および医療行為に信用ができないので転院する旨を告げ、診療情報提供書の作成および郵送を依頼する。
帰宅後活動限界を迎え倒れるも痛みが酷く不眠。
06月12日 転院先の『大和田整形外科』にてレーザー照射・電気治療。
新しく処方された1日3回の消炎鎮痛剤2種類と夜間用の胃薬、塗布薬などが効を奏したか、それともヤブ医者から転院できたからか、幾分楽。かといって症状は変わらず。食事は右肘から前腕をテーブルについて身体を支え、箸は左手。階段の昇降が負担。右足は相変わらず痺れ、力が入らない。
06月13日 転院先の『大和田整形外科』にてレーザー照射・電気治療。
症状は相変わらず。タクシーでの通院時に振動が辛いことを伝えると、頚椎カラーを処方される。日常生活で使い続けると、頚部の筋肉が落ちるので注意してくださいねと言われるが、これで通院が相当楽になった。
06月14日 転院先の『大和田整形外科』にてレーザー照射・電気治療。
症状は相変わらず。
06月15日 転院先の『大和田整形外科』にてレーザー照射・電気治療。
症状は相変わらず。転院初日に腰椎コルセットを作ることになっており、採寸。
06月16日 『富士火災』からTEL。『メディファ元麻布クリニック』の手続きで立て替えは一切必要ないよう処理したということ、さらに往復のタクシー代も保険で支払うとのこと。割とよくしてくれてるとは思う。『メディファ元麻布クリニック』にTEL。予約時間の確認と持ち物の確認。主治医の検査依頼伝票などは必要ないかと確認するが「必要ない」とのこと。なぜか「健康保険証を」と云われたので『富士火災』の方で必要ないと言われたがと伝えると、「失礼しました。特に何も必要ありません」とのこと。
06月17日 外出しなければいけない用事があったので、朝一で痛み止めの静脈注射を入れてもらい、レーザー照射・電気治療を受け、さらに内服薬と塗布薬をつけて頚椎カラーと祖母の杖を借りて移動。たった3駅の電車移動だったがあえなく撃沈。やっぱり無理か。
06月18日 MRI検査当日。やはり、朝一で痛み止めの静脈注射を入れてもらい、レーザー照射・電気治療を受け、さらに内服薬と塗布薬をつけ、この日完成した腰椎コルセットを装着。さらに頚椎カラーと祖母の杖を借りて六本木までタクシーで移動。『メディファ元麻布クリニック』にて受けた扱いは以前子細に書いたとおり。かいつまんで書くと
・14:30からの検査で14:00に来院。検温腋下37.2℃。炎症による発熱がある。
・問診票記入。痛み止めの件やらなんやら
・14:15検査着に着替え、装具を外す。MRI検査は磁気を使うので金属物は身につけていてはいけないのだ。
・そのまま15:40まで放置。痛みMAX。
・医師診察、なぜか「自賠責保険だと一カ所しかMRIは撮れない」云々。
・なぜかX線撮影。
・ようやくMRI撮影(頚部のみ)。
・さすがに痛みがひどく、ピンボケの撮影結果に。
・再診察。ピンボケ画像を見て「異常なしです」。
・診察室のPCのタスクには「フリーセル」が…先生?
・「検査依頼伝票とかがあれば…」不要だと云われましたが?
・フィルムが出来るまで30-40分お待ちください。
・なんかおかしくね?と受付の人に尋ねる。
・事務長なる人物登場。頚椎と腰椎の撮影を依頼。
・「手違いで…」云々とグダグダ。
・手のひらを返したような態度で医師同伴で腰部も撮影。
・ヘルニアあり。頚椎撮影は「これでも診断できるから」と再撮影なし。
・帰路から「なんかおかしいので事情を調べて責任の所在を明らかにして書面でください」とTEL。
帰宅後明らかに悪化。痛みMAX。薬飲んでもおっつかない。こりゃマズいかなという感じ。
06月19日 痛み止めの静脈注射、レーザー照射・電気治療。医事課にMRIのフィルムと、『さいたま記念病院』から届いた診療情報提供書を渡す。『メディファ元麻布クリニック』からは連絡がないので、こちらから夕過ぎに連絡。云ってることがぐちゃぐちゃ。自由診療で手続きしたのに自賠責保険云々だのなんだの虚偽報告ばっかり。挙げ句「詫び状をかけとのことで…」と人を脅迫者扱い。ナメんな。この問題は未だ継続中。
『富士火災』人身担当と面談。電話で話はしていたものの、予想以上の重症っぷりにビビられる。加害者からまるで詫びがないことについて保険屋が連絡を差し止めているのではという疑いがあったので、面談中に確認をさせる。それ以前にも群馬(加害者は群馬県在住)の担当者に連絡させているのだが、まるで加害者からは連絡がないのでいい加減怒髪天だったのである。
人身担当→群馬の担当者→契約代理店へと連絡がつながり、確認したところ「被害者に連絡を」という旨は確かに伝わっているのだが加害者としては「加害者本人ではないが、母が謝意を表してある。以降は保険での対応で」とのこと。加害者の母…と思い出すも、保険屋から連絡があると電話があって待てど暮らせどなかったので、折り返し電話をいれたときに出た人がということなのだろう。車一台・人間一人壊しておいて随分太い態度だと大激怒。
さすがに保険屋の人身担当もあまりにも非常識だと代わりに詫びられたが、この人に謝ってもらって済む問題じゃない。おまけに「被害者の方もとてもお話出来る状態じゃないといわれた」とかいっているらしい。原則として医療機関は加害者側に被害者の容態は知らせないことになっているはずなのに、これはおかしい。
それに、この時まで、その加害者側の言い分というのが、僕にそのフィードバックがないというのもおかしな話だ。その点をしっかり調べて報告するよう保険屋に依頼。担当者自体は悪くない人だった。
なんかトイレ(小)の回数が多い事に気づく。確かに水分は摂っているものの…。
06月20日 主治医の院長が担当日だったので診察を受ける。MRI画像は頚部は「こんなんじゃ診断できないよ」と案の定。『メディファ元麻布クリニック』のお粗末さに、主治医と共にあきれ果てる。腰椎MRIではやはりヘルニアという診断。頚椎は改めて、新装する『大和田整形外科』に導入されるMRIで検査することに。7/2に新ビルに移転し(現在は仮診療所)、予約は2・3週先までいっぱいなのだが、緊急ということで7/9にねじ込んでくれた。本当に柔軟な対応をしてくれる医者だと思う。時間が夜10時からというのが、若干気になるが、ねじ込んだものなのだから仕方がない。
診察室の丸椅子にも座っていられない感じなのを見て、大至急筋肉注射。腰と首とにぶっすりいかれる。「これじゃおっつかないので、明日神経ブロック注射だね」といわれる。ついに出た神経ブロック注射。さよなら現世。
『メディファ元麻布クリニック』から再度連絡。相変わらずグダグダ。自賠責保険の取り扱いについて不勉強だった云々、ドクターが非常勤の方なので、詳しいお話を聞けていない云々。書面でと頼んだのは電話をしているのも辛いからだということを認識しておらず大変ご迷惑をとダラダラいわれる。おかしなところにツッコミを入れたことに対しては相変わらず進展なし。グダグダ話されるだけで、どうにもならない上に事実身体が辛すぎるので終電。
相変わらず頻尿。一時間に1回ペース。痛みと頻尿で不眠。
06月21日 神経ブロック注射当日。ぶっすりぐりぐりといかれる。事前にトイレを済ませておいたのだが、麻痺が抜けるまでの1時間半の間に、再度尿意。神経ブロック注射の後は足などに麻痺がでてしまうので歩行させないのだが、なんとか歩けたので事なきを得る。さらに痛み止めの静脈注射とレーザー照射・電気治療。
帰宅したものの、あまり神経ブロックの効果はないのか、やはり辛い。痛みと頻尿で不眠。
06月22日 受付で注射をどうするかと聞かれ、神経ブロック注射があまり効果がなかった旨を伝えると、診察室に回される。院長ではなかったが、さまざま問診後、静脈注射+背面と膝に筋肉注射。本日穴だらけ。おかげで痛みは若干楽になったものの、夜間になると痛みは戻る。相変わらず頻尿・不眠。
06月23日 痛み止めの静脈注射とレーザー照射・電気治療。病院からの帰りはタクシー乗り場のある駅まで300mほどなのだが、その距離を歩くのも辛い、というか右足が効かないのでコケそうになる旨を伝えて杖を処方してもらう。頚椎カラー・腰椎コルセット・歩行杖と、ついにフル装備へ。地元の友人が見舞いにくる。病院と自宅の往復ばかりでストレスたまりまくりだったこともあり、車を出してもらって寿司など食す。ありがたい。痛み止めの効いているうちに散髪も行い帰宅。夜、痛みと頻尿で不眠。相変わらず…。
06月24日 朝から病院。静脈注射とレーザー照射・電気治療。帰りにラーメンなど食す。買い物にもいけず、好きなときに好きなものを食べることさえできない状況というのは過剰なまでにストレスがたまるのだ。相変わらず頻尿と痛みで不眠。鬱になりそうだ。
06月25日 夜がキツいということは、注射の時間をズラせばいいのではないかと考え、夕刻に病院へ。静脈注射とレーザー照射・電気治療。若干夜間が楽にはなったかなという感じだが、相変わらず頻尿と痛みで不眠。具体的にいうと眠りに落ちて1時間するかしないかで尿意で目が覚める。痛みがあるので常に眠りが浅く、寝付くのに時間がかかる。とまぁこんなルーチンを3回ほど繰り返して、気がつくと朝というパターン。
『メディファ元麻布クリニック』からまるで連絡がないのでこちらからTEL。担当者不在の為、明日かけ直させるとのこと。風化狙いですか?
06月26日 不眠続きで、そろそろ頭がおかしくなりそうなので、注射を入れてもらっているときにナースさんに「痛みと頻尿で眠れんのです」と告げると、主治医の院長ではないのだがそのまま診察に回され、足のむくみなどを調べられる。水分の摂取量をガンガン増やして、とにかく身体の塩分を抜いてから寝ること、そして眠りに関しては睡眠導入剤を頓服処方された。「噛み砕いてから飲んでください」とのことだが、果たして。
『メディファ元麻布クリニック』から連絡あり。終日外回りとのことで携帯からだったのだが、話に少し進展がある。相変わらずドクターとの連絡がとれていないとのこと。一週一回の非常勤だったとしても検査した同曜日である月曜日には出勤されているはずじゃないのかなと思ったものの、一応つっこまないでおいた。とにかくひたすら僕の方に落ち度は全くなく、問診票にも重症である旨記載されているのに、私どもの教育不徹底が云々。
費用は全面的に当院で持ちますので、ご負担にもなるでしょうからしっかりと撮影できた腰はともかく、頚部と脳(問診票に書いた希望する治療・検査欄に記載)の撮影をさせていただけないでしょうか。もう一度チャンスをいただければと思うのですが云々。なんのチャンスだ?保険会社との交渉で「検査は一回だからタクシー代も保険で出します」といわれているので、行くにしてもそこはどうするんだというと、それもこちらで出すよう検討致しますので云々。…検討ってナニ?
まぁそんな疑問だらけの中「そうしたことで、ご勘弁願いないでしょうか」といわれる。えーと、ナニを「ご勘弁」?別に対応交渉したいわけではなく、僕が一貫して云っているのは「事情を調べて責任の所在を明らかにし、その内容を書面欲しい」ということだったわけなんだが、この一言でカチン。つまり「費用全面持ちでもう一回検査してやっから、穴だらけのウチらのやり方にこれ以上突っ込むなよ」ってなことですからね。
相変わらず説明にも進化がなく、調査しているとも思えない報告。さらにこちらから連絡しなければ連絡をしてもこないで、ともすれば風化させようというような姿勢。こちらから要求している書面での対応も結局されていません。検査のし直し、費用の全面持ちなんてのはクレームが入った段階で即対応すべき事です。というかまず直接詫びに行きたいのですが、ご都合のよろしい日は云々と訊ねるべきような事態でしょう。それが一週間経ってこれですからね。恐れ入ります。
これはもう、どうしようもないなということで「一応主治医に相談してみますが、事情説明はちゃんとしてください」といって終電しましたが、これまで「一応」伏せていたものの少なくとも人命を扱う【医療】にある機関・組織として、あまりにもお粗末というか悪質ですので、本記事から実名を表記するに至りました。皆さんも悪質医療機関『メディファ元麻布クリニック』には十分にご注意ください。
特記事項は、医療事務スタッフの医療および保険に対する知識不足と、医療連携に対する知識不足および不備対応。患者に対する非常識な対応および業務の怠慢、重症患者を悪化させる行為。同クリニックスタッフによる医療情報開示の要求に対する虚偽の報告。医師の誤診および検査の拒否。他院に提供する検査資料の不備などです。特に重症患者の方は予約検査時にご注意ください。僕の場合は装具を外して不当に放置されることによる悪化程度で済みましたが、生命維持に関わる機器を着用の方は不当な放置により命を落とす危険性すらあります。
06月27日 1錠では効き目が薄かったようで結局ほぼ不眠。「1錠でダメなら2錠で試してください」といわれているので、そうすることに。色々思うところがあって、病院にはいかず痛み止めやらなんやらも飲まないことにしてみた。全く治る気配がないどころか、日に日に悪化しているようにさえ感じるからだ。『さいたま記念病院』より対応も対処も全く問題ないのだが、効果があがっているのかどうかもわからないからだ。結果、全然ダメ。どれがどうということはないのだろうが、とてもじゃないが今受けている治療や投薬なしには動けもしないことを思い知る。夜、睡眠導入剤を2錠噛み砕いて飲む。
事故から一ヶ月。最初に『さいたま記念病院』で出された警察提出用診断書は『全治2週間』だったわけだが、まるでよくなっていないどころか、日に日に悪化しているようにすら感じる。最初にかかった医者のヤブっぷりにも驚かされるが、痛みや不自由との戦い以上に、ここからはストレスや精神的な疲労・病気との闘いでもあるなあと思う次第。


とまぁこんな具合なんですが、とにかく『医者は必ずしも正確な診断ができるわけでもなければ、公正な人格者でもない』云えることはということ。そして『医療機関はかなり悪質でいい加減なところもある』ということですね。僕の場合は運が悪すぎて、こんな短期間で2連続でそういうところにぶち当たったということもあるんでしょうけど。

まとめてみると『大和田整形外科』さんが極めていい病院に思えますが、多分これが極めて普通なんだと思いますよ。「どん底」から見上げれば「普通」は上にありますからね。

『医道は仁術』なんて言葉はもう通用しないです。おそらく技術も人格も尊敬に値する素晴らしい医師や医療関係者の方々も多数存在するとは思いますが、そうした方々に遭遇し、満足と納得を得られる医療行為を受けるというのは、ものすごく大変な事なのだと実感しています。

かつて医療に携わっていた時、『医療もサービス業だ』という言葉とともに現場意識を散々たたき込まれましたが、これを徹底しているところはあまりにも少ないと思わざるを得ませんね。

皆さんも「病院でひどい目にあっちゃったよ」なんて泣き寝入りをせず、どんどん声をあげましょう。というか、弱者である個人という単位の我々には、それくらいしか出来ないんですけどね(苦笑)。


それと加害者からは相変わらず一本の連絡もありません。こちらからかけ直した電話口で本人ではない方から「どーもすみませんでしたね」程度の事を云われただけで、車一台と人一人を壊した詫びになるっていうんだから、素敵です。ちなみに加害者は社会人であり二十代半ばの成年男性です。やっぱりこれもゆとり教育なんですかね。それとも群馬県の運送会社ってのはそういうもんなんですかね。


[ 2007年06月28日-09:49 ]