じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)


【過去のつぶやき】
 2007年01月の【家元のつぶやき】のバックナンバーです。

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2007年01月のバックナンバー

三が日が開けましたね。(2007年01月04日-08:36)
とある新年のラプソディ(2007年01月07日-15:35)
メガショーック!(2007年01月13日-12:17)
違闘家の食卓。(2007年01月15日-15:18)
ひさびさのダーツの話。(2007年01月17日-03:45)
まず、まぜる。まず、脱ぐ。(2007年01月18日-23:43)
納豆の名誉を守りたい。(2007年01月22日-04:05)
納豆大好き道を邁進します。(2007年01月23日-19:58)
納豆といえば(2007年01月25日-07:16)


三が日が開けましたね。


皆さんおはようございます。そして、あらためまして、あけましておめでとうございます。

本日から仕事始めの皆様、おつかれさまでございます。週末まで二日。お屠蘇気分も抜け切らぬ頃とは思いますが、頑張ってスタートダッシュを切ってみて下さい。さてさて、僕の方も昨晩の内に山から降りてきまして、仕事に取りかかっております。

昨年末から、『ちょい悪フジ』なる夕刊フジのブログにて週刊連載をさせていただいておりまして、毎週末近辺はその〆切に追われている感じなんですよね。連載内容は超絶手抜きな男料理です。

なにやら世間では「料理の出来る男」がモテる為の必須要素の一つということになっているらしいのですが、まぁなんというか、やっと僕の時代がきたか、と(勘違いMAX)

生まれてこの方、モテた試しはないですが、女友達などにも料理だけは好評を博してきた僕ですからね、なんやら雑誌なんぞで公開されている、妙に手の混んだ料理なんぞとは縁遠い、料理なんかやったことねぇよ的な男性諸氏にも、見栄えを誤魔化しつつ手早く作って「簡単な料理で悪いんだけど…」なんて供するだけで、好感度が若干上がるような料理の作り方(厳密にいうとレシピではありません)を書いていこうと思いますので、一つよろしくお願いします。ちなみに連載日は土曜日でーす。


そして絵心企画『カップラよりも速く! -届けマイ絵心-』にも多数の投稿ありがとうございます。山にいる間も電波の届くところを探してはケータイから見ていたんですが、いやはや皆さんなかなかの絵心じゃないですか(笑)。

そんなこんなで、とりあえず作品の細かい評価は後日に回すとして、最終御題を出したいと思います。


というわけで最終御題は『おっぱい』でお願いします。


【投稿時のきまりごと】
 @最初にレイヤーを切り換える。
 Aペンの太さは変えない。
 Bペンの色や濃度などは変えない。
 C投稿時には投稿者名を必ず書く。
 D投稿時にはタイトル(御題)を必ず書く。

 

 

世にあるおっぱいは、それこそその持ち主ごとに千差万別ですが、それを3分間という限られた時間で、最大限に表現していただきたいのです。特に僕の大好物であるところのきょぬー様などを描き、皆様の絵心で存分に楽しませて下さい!

男性読者の皆様は、理想のおっぱい的なモノを。女性読者の皆様は、自画像ならぬ自胸像とかで是非!もちろん「絵じゃ伝えられないわ☆」という方は、是非コチラから僕におめぐみくださったりしちゃってもいいと思いますYO!!カモンお年玉!!カモン初夢!!!



今年もこんなノリです。押忍。
(正月で顔をあわせる義兄もみているサイトでナニやってんだか…)



[ 2007年01月04日-08:36 ]  



とある新年のラプソディ


「王様ゲーム!」

「「「「「「いえー!」」」」」」

「王様だーれだ!」
「俺ー!」

「おー!じゃ、王様、命令を!」
「じゃあねー…全員順番に十代後半の恥ずかしい思い出ばなしー

「「「「「「えー?!」」」」」」
「しかも異性関係に限るー」

「「「「「「ええー??!!」」」」」」
「いいからはやくしろやー!」

「あのー王様、異性関係がなかったんですが」
「あのー王様、同性関係の話ならあるんですが」
「あのー王様、アニメの中での話ならあるんですが」
「あのー王様、マンガの中での話ならあるんですが」
「あのー王様、ゲームの中での話ならあるんですが」
「あのー王様、妄想の中での話ならあるんですが」

「お前達はダメだーッ!!」
「「「「「「えぇーッ!?」」」」」」


僕の記憶が確かならば、導入は違えども泥酔した新年早々の深夜帯にこんな話をしていた気がします。いやーヒドイもんですね(まるで自分は関係ないかのような表情で)

それはそうと多感な十代後半の時期の思い出話といえばですね、一応こんな僕にも奇跡が起きたりしていまして、一応恋人がいたんですよ。まぁまぁそれなりにカップルらしいことなんかもしていたりしたわけなんですが、その裏でエロゲー三昧の日々を送っていたりしたんです。

なんでしょうね。お付き合いをする前から、相当な勢いでのエロゲープレイヤーではあったのですが、恋人が出来てもエロゲーはエロゲーでやっていたんですよね。まぁエロゲーと現実の恋人っていうのは全く方向性が違うというところもありましたし、なにしろ高校生ですから、そうそうとホラ、思春期の情熱をぶつけるような行為も出来ませんでしたからねぇ。

そういうのも合わせ技で、恋人がいても抜けられない世界だったんですよねー。なにしろ高校卒業と時同じくして、恋人との別離を迎えてしまった後も、エロゲーはやり続けていましたから。あはははははは(乾笑)。


まぁそんなこんなで、新年早々R25世代の野郎ばかりでエロゲートークを繰り広げていたわけですが、これがまたヒドい話ばかりでして、結構コアにやっていた連中なもんですから、誰かがタイトルを思い出せなくても、必ず誰かがタイトルを覚えていたりするわけですよ。中には細かいシチュエーションやら、セリフや文章まで覚えている作品もあったりして、そうなるともう場のトークは必要以上に特濃になっていくわけです。いやー実に酷かった(他人のフリをしながら)

そんな中、僕の記憶が正しければ、会話の中で出てきた一番古いタイトルはAlice Softの『ランス』。「Basicでプログラム組まれてたよなー」とかいうコア過ぎる会話でる中、それでもさすがに一番新しい作品でもD.O.の『家族計画』だったあたりに、メンバーの「エロゲからの卒業」が垣間見えたりも(笑)。

そして次々と出される思い出深いタイトルの中で「イチオシの名作をあげよう」という話になったのですが、その中で挙がったのがelfの『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』、leafの『White Album』、そしてD.O.の『加奈 〜いもうと〜』だったんですよね。


まぁそこまではいいんですよ。過去の良作に想いを馳せつつ、当時の思い出を振り返りながら、エロゲーに青春の一部を注ぎ込んでいた若りし頃の悲哀を面白おかしく語り合う、なんてえのは酒宴の座興としては悪いもんじゃあありません。

が、問題はメンバーがメンバーだったせいで、暴走が始まってしまったところです。なにしろ手元にブロードバンド的なインターネット回線やらPCがあるわけでもないので、皆一様に「お、俺はもう我慢できなくなったぞ!」と言い出すや否や、必死にケータイをいじりだしたんです。

そしてしばらくの後、次々と部屋に響き渡ったのは、名作エロゲーの主題歌やBGM達。そう、なにを思ったか全員が全員着メロサイトを必死に検索して、それぞれの思い出作品の着メロをダウンロードして鳴らし始めたんです。もう、お前らバカ過ぎって感じです。


挙げ句、メンバーの一人は「ええい、俺にもう一度、もう一度加奈をプレイさせろ!いいや、加奈に、俺の加奈に逢わせろー!!」と吠えはじめ、パケ放題なのをいいことにケータイのブラウザで検索をはじめる始末。

調べていくと、初版発売日が1999年、再販版さえも2004年という事実にぶち当たり「もう7年前の作品なのか…」と、さすがに市場には流通していなさそうな気配を悟ってがっくりと肩を落とし、それでも諦めずに検索し続けた結果、古い作品でもダウンロード販売をしているサイトを発見して狂喜乱舞していました。

まったくもって、こういうバカな状況をなんと云えばいいのかと思うところですが、先人達は素晴らしい言葉を用意してくれていまして、『藪をつついて蛇を出す』とでもいうか『焼け木杭に火』とでもいえばいいのか、まさにそんな状況でした。


まぁそれでも酒から醒めれば、全ては酒宴での出来事。充電切れを起こすほど検索した結果も忘れて、後日その話になれば「ああ、そんなこともあったっけ(笑)」と笑い話になるのが普通の大人というものです。

が、どういうわけか、現在僕のPCには再販版の『加奈…おかえり!!』がインストールされているわけであり、今朝などは夕方前の今にいたるまでの時間、延々と主題歌であるところの『白い季節』が流れているわけで…。

挙げ句6種類のエンディングと全てのCGをコンプリートしており、良質なパセティックシナリオと、ゲーム自体との久しぶりの再会という少し早めのノスタルジーもあわさってのダブル効果で、目を真っ赤にして瞼を腫らしている僕がいるわけで…。



明日成人式を迎える皆さん。
間違ってもこんな大人にならないで下さいね。

(ちなみにこの数日の間に加奈をプレイしたのは僕だけじゃないです(笑))



[ 2007年01月07日-15:35 ]  



メガショーック!


『メガ』。なんとも心地よい破壊力をもった言葉ですよね。

そもそも『メガ』とはギリシャ語で『大きい』という意味を持つ言葉です。そこから転じて単位に冠して使用することで『百万倍』を表すそうです。PCに慣れ親しんでいる人には、こちらの単位の方が身近ですよね。

大きいという意味では巨大鮫の『メガマウス』なんてぇものがありますね。グーグル先生にお尋ねするとなかなかにグロい巨大生物の写真が出てくると思います。


さて僕がメガという言葉と初めて遭遇したのは、ファミコン時代の事。コナミがそれまでのファミコンゲームとは一線を画すような画像の鮮明さとゲーム容量を打ち出した「メガROMカートリッジ」シリーズの『キングコング2(1MBit)』のCMで、なんやらメガメガ云っていたのが最初だと思います。

そうはいっても当時はメガメガいわれたところで何がわかるわけでもありません。ケータイの予測変換じゃありませんが、「メ→ガ」と文字入力をしたとして、自分の中のボキャブラリーを検索すれば、第一候補に挙がってくるのは明らかに「メガネ」です。プロレスオタク的には、その後には「メガネスーパー」なんてのが出てくる程度でしょう。

ですが、わからないなりにもこの『メガ』という言葉はインパクトと共に印象に残るものでして「そうかぁ、メガなのか。それはすごそうだ。なにしろメガなのだから」と極めて曖昧な知ったかぶり状態ながらも、妙に興奮したものです。勢いあまって『キングコング2』の映画も観たりしちゃいましたからね。


まぁそんなこんなで『メガ』なわけですが、時は流れ2007年。SDカードだのCFカードだのの記憶メディアもすっかりギガ単位が主流になり、高校時代には40MB×2のSASIハードディスクが数万円していた頃も遠くになり、メガといえば音楽業界のメガヒットセールス(100万枚以上売れたよ〜ん)程度しか聞かなくなってきた昨今にあって、唐突に『メガ』が再び僕の視界に飛び込んできました。

それが1月12日からマクドナルドにて期間限定販売されている『MEGA MAC』なんです。このメガマック、2001年に店頭から姿を消した『ダブルバーガー』と、マクドナルドの定番メニューである『ビッグマック』を足して2で割らないようなモノでして、つまりはビッグマックの構成、バンズ−パティ−バンズ−パティ−バンズのパティ部分をダブルにしてあるんです。

つまりバンズ−パティ−パティ−バンズ−パティ−パティ−バンズという構成。レタスやチーズなどが入っているあたりはビッグマックの姿を継承しているわけですが、あまりにも肉々しいフォルムじゃあありませんか。こんな食料をDBたる僕が見逃すわけもなく、是非トライしてみようと、打ち合わせのついでに都内のマクドナルドに立ち寄ってテイクアウトしてみました。


というわけで、購入してきたのがコチラなんですが

上から見ると「EGA MA」状態です。
ひょっとしたら「江頭MAX」の略なのかもしれません。



ボリュームが売りだそうですが、不安だったので二つ買ってみました。



オープン!あー既に電車移動で崩壊が始まっていますね。


誰でもやりたくなるであろう行為をしてみました。

ここで「やったー!2メガマックだー!」
はしゃぐのが、大人としての最低限のマナーです。

ちなみに様々なブログやサイトで同じ事が行われていますが
僕が確認した中で最長だったのは4メガマックでした。
そしてものの見事に崩壊したようで。

食べ物で遊んだりするのはやめましょうね。
(自分のことはオン・ザ・棚)


箱に入ったままだとどんな具合かわかりにくいので
ちょびっと、めくってみました。

なんだろう、このブラのカップを上から指でめくって
乳頭を視認するかのような背徳感に満ちたエロティックな気分は。

(そんな風に感じるのはお前だけだという声には耳を貸さず)



とまぁ、ひとしきりメガっぷりを堪能したところで、元に戻して一個ずつ食べてみます。もっしゃもっしゃ…うーん…もっしゃもっしゃ…えーと、食べにくさ的にはビッグマックと大差ない感じです。ただ、ビッグマックほどのレタスのヤケクソ感や、マヨネーズソースの飛び出し感はなく、若干乾燥気味に感じますね。

そしてバンズの量に対して、明らかにパティがオーバーサプライ状態であり、マクドナルドのパティはしっかりと塩味がつけられているため「くどい」とか「あぶらっこい」とか「肉過ぎる」とかではなく、単純明快に「しょっぱい」です。うん。果てしなくしょっぱい。

このしょっぱさに対抗するには、相応量のレタスを増やすか目玉焼きを一個追加するか、バンズを追加するかしないと多分ダメですね(笑)。そしてパティの味が濃厚すぎるため、おなか一杯になるとかならない以前に、飽きてきます。半分くらいで飽きが来ますね。


そんなわけで、2個目を食べる前に、1段目と2段目のパティの間にみじん切りにしてケチャップで和えたさらしタマネギを追加。さらに2段目のパティとバンズの間に、カラシマヨネーズを追加。3段目のパティと4段目のパティの間にオールスパイスを混ぜたマヨネーズソースと輪切りのトマトを追加し、付け合わせにレタスサラダと目玉焼きを添えて、ナイフフォークで食べてみました。

結果はまぁ非常に美味しく食べられたわけですが、明らかにこれはもうマックじゃないですね(笑)。どこのクアアイナやフレッシュネスバーガーかってな話です(笑)。

結論としては、単品350円の食材としては悪くはないですが、そのまま食べるのはあんまりオススメできないかなーといったところです。店頭でなら、ナゲットのバーベキューソースとマスタードソースを別口で買うかもらうかしつつ、同時にサラダも頼んで、メガマックに仕込めば、もっとそれなりなのかしら、ってなところです。

まぁ、いずれにせよ期待通りといえば期待通りではありましたが、めったやたらと食べたいものではないです(笑)。ビッグマックが単品280円ですから差額は70円。つまりパティ1枚が35円単価。チーズバーガーが100円ですから、チーズ・バンズ・ピクルスやその他を考えれば、なるほど真っ当な商売の価格だなぁと感心しましたね(笑)。



改造メガマックの写真を取り損ねたので
次回は店頭で改造メガマックにチャレンジします。

(あくまでも美味しく食べるために、ですよ(笑))



[ 2007年01月13日-12:17 ]  



違闘家の食卓。


☆誰でもできる!オイルがNGでもクリームでヌルヌルの身体を作る裏技!☆

どうしても勝ちたい総合格闘技の試合がありませんか?体重も契約制限があるから、あとは実力だけの勝負になります。相手の方がキャリアもネームバリューも上、実力もひょっとしたらかなり上かも知れません。

相手の斬れ味鋭いタックルで、グラウンドに持ち込まれたら、あっという間に負けてしまうかも…。そんなときの裏技がコチラ!まず用意するのはOlayクエンチ(エキストラドライスキン)ボディローションb!これは乾燥肌の人が、肌に潤いを与えるためのアメリカ製スキンローションなんですが、まずはこれを用意しましょう!

なんとこのローションは、乾燥した身体に塗った状態ではスベスベとした感触になるのですが、汗や水分を吸収すると、驚くべき変化が起こるのです!先ほどまではスベスベだったのに、汗をかいたり汗で濡れた手で、こちらのローションを塗ったところに触れると、あら不思議!!途端にヌルヌルとした感触になるんです!これは驚き!


これならグリセリンやワセリン類が主成分のオイルの塗布が禁止されているルールでも「乾燥肌なんですよ」と云いながら、カメラ前やスタッフの前でも堂々と塗っていれば、とりあえず咎められることはありません!試合直前まではスベスベ状態をキープして、試合になったらヌルヌルチェンジ!

足首を狙った低空タックルも、取られた足を軸に回転すればヌルヌルっと抜けることができます!これはすごい裏技ですね!でも臭いが強いですし、対戦相手選手の抗議があったり、そもそも身体に何かを塗布して出場すること自体が反則の場合は、失格になってファイトマネーが全部没収されてしまうかもしれませんので、注意が必要ですよ!



☆誰でもできる!オープンフィンガーグローブで硬くて重い拳を作る裏技!☆

どうしても勝ちたい総合格闘(中略)対戦相手は関節技主体のグラップラーだから、打撃の撃ち合いやパウンドでならなんとかなるかも。でも体格や技術にそんなに差がないとなったら…?そんなときの裏技がコチラです!

まず用意するのはグローブの下に巻くバンテージです。これは主催者が用意してくれるので、もらえるだけもらっておきましょう!そして次に用意するのが3Lのオープンフィンガーグローブ。いつもは2Lかもしれませんが、ここは一番大きなサイズにしておきましょう!ここがこの裏技のポイントですよ!


パンチ力というものは拳の重さと硬さに正比例します。「重さ」といってもボクシングのスパーリング用12〜18オンスのグローブのように、中のウレタンの量を多くしたのでは、クッション性がましてしまいますし、体積も大きくなってしまいますからガードもされやすくなってしまいます。ですので「重く」かつ「密度が高い」拳ほど威力があるわけです。

さあ、それでは早速裏技です!まず用意するバンテージは3本くらいにしておきましょう。一つめのバンテージはよーく水につけ込んでおきます。「1日に水を6リットル飲みますし、多汗症なんで緊張すると掌の汗とかスゴイんですよ」といっておけば、トラブルの心配もありません!

水を含んだバンテージは、重量を増しますし密着度もアップします。これを普段通りにまずは巻いてみましょう。さらに2本目のバンテージも水をたっぷり含ませておきます。あんまり水を含ませたままだと、いくら多汗症でも拳から汗がしたたり落ちるようなことはありませんから怪しまれてしまいます。ほどよい水加減が大事です。もしくは若干粘性のある水分を含ませておくのもいいかもしれませんね!


2本目のバンテージは、結び目をいくつか作ったりネジリコブを作ったりして、その部分が掌側に握り込めるようにしておきます。これは拳を握る際に掌に何かを握りこむことで、拳の硬さが増すという効果を狙うもの。

ガッチリ握った拳のつもりでも、空手の達人のように高密度に握り込めるように変形させた拳以外では、指の関節にはどうしても隙間ができます。その拳は喩えるならば中身の入っていないアルミ缶のようなものです。

衝撃を受ければ缶自体がひしゃげてしまいます。ですが中身入りの場合は衝撃が一切逃げませんので、ひしゃげてもある程度までですよね。そしてその中身が硬いモノだったら…?缶は一切潰れないでしょう。この原理を利用した裏技なのです!


最後に3本目のバンテージを乾燥させた状態のまま、2本目のコブや結び目をしっかりカモフラージュできるように巻けば完成です!ジャッジ陣は硬性ゴムのナックルガードや鉄板・鉄粉シートや寸鉄などがバンテージに巻き込まれていないか程度のチェックしかしませんので、これならチェックもパスできます!そもそも、とある大会のルールにはバンテージを多く巻くことの規制は何一つないそうですから、問題ありませんね!

オマケの裏技として、支給された3Lのオープンフィンガーグローブをよく水につけて、ナックルガードやリストガード部分の座布団(ウレタン)に、たっぷりと水をふくませましょう。その上で、座布団部分を思い切り踏み付け続ければ、ウレタンは柔軟性と弾性を失い、密度を増します!

ただし、このオマケの裏技は熱圧着させたスポンサーロゴなどが剥がれ落ちてしまう可能性もありますので、注意が必要ですよ!


さぁこれで貴方の身体はヌルヌルで、拳は硬さと重さを伴った凶器になりました!あとはこれで「滑る!滑るよ!すっごい滑る!アクションじゃないよ、滑るって!反則だよ!オイ!」とアピールし続ける対戦相手をタコ殴りにすれば勝利は目前です!試合前の入場には柔道キッズや野球選手を伴うのがベストかも知れませんね!



上記の裏技は個人の空想の産物であり
特定の人物や格闘技(?)大会に
基づくものではありません。

(意外とはやく沈静化しちゃいましたね。まだこれからかな?)



[ 2007年01月15日-15:18 ]  



ひさびさのダーツの話。


ここのところダーツの話題を全くと云っていいほど出していなかったわけですが、それには諸般の事情というやつがありまして。

ご存知の方はご存知の通り、というか前にサイトでも記事にしましたが、我が家にはダーツバカが熱暴走を起こして構築した15.5インチのボードがあり、疑似スペクトラムマシーンとして動作しています。

元は姉らの部屋だった客間を利用しているので、いつでも投げ放題な環境なのですが、年末から年始にかけて次姉と姪っ子が里帰りして、そこに陣取っていたため、その間は全く家でダーツを投げられていなかったんです。ソフトとはいえバウンスしたダーツが姪に当たりでもしたら、叔父道不覚悟で切腹せねば自分の気も済みませんからね。

そんな中、年末年始のスケジュールの問題で参戦しているリーグ戦も2週おやすみ。ただでさえダーツバーに行かない人間なもんですから、すっかり実戦から遠ざかってしまっていたんです。そして練習もしていないわけですから、無論腕は下がり放題。

さすがに年末に3日ほど時間がとれて、20T狙い501を連続100ゲームこなすというノルマを自分に課して猛練習した結果10ダーツを達成したりもしたんですが、それ以外はバレルを握ることすらありませんでした(ちなみに達成したときは意識朦朧としていて9ダーツ達成だと思いこんでいた。後日計算し直して消沈(笑))


そして年が明けて、ようやく姉らも帰宅。家の中も一段落したわけなんですが、リーグ戦に復帰するためには、がっちりと練習して少なくとも以前の腕前に戻すくらいまではリハビリをしなくちゃあいけないわけです。

なにしろ、リーグ戦というのは自分のレーティング(どれくらいの腕前かという数字)を事前登録してから参加するので、調子のよかったときの自分の腕前で申請している僕としては、その申請レーティングに見合う腕前に戻さなければ、チームに迷惑をかけてしまうことになるんです。

というのも対戦相手とのレーティング差は、そのままハンデとして採用されてしまうんですよね。調子のよかった申請時のレーティングが10で、対戦相手の申請レーティングが8だった場合は、相手にハンデは2になりますが、練習不足で調子が悪くレーティング6程度しか打てていない場合は、4+2で実質ハンデ6が相手についてしまうような状態になってしまうわけです。

単独参戦でのシングルスなら自業自得で済みますが、現在参加中のリーグ戦はダブルス・トリオスしかありませんので、チームにもパートナーにも迷惑をかけてしまうわけです。こりゃあ練習しないわけにはいかないでしょう(笑)。


そんなわけで、まぁ投げられない間もイメージトレーニングやバレルのセッティングとかグリップの研究は欠かしていなかったんですが、いざ投げられるようになって実践してみると、これがもう頭で描いていることの2割も出来ないんですよね。もしくは出来たつもりで結果がついてこないというダメパターンばかり。

つまるところターゲットスポーツなんていうのは、如何にイメージ通りに自分の身体をコントロールできるかってことなんで、これが出来ないのは自分の肉体を支配出来ていないということに他ならないわけですよ。

で、そうなると某邪眼師じゃありませんが「あまりにも言うことを聞かんので、少々痛めつけてやった」的に、自分自身を責めて、ひたすら投げ込むしかないわけです。

かといってこれまでのバレルでは迷いが断ち切れないこともあり、ブランクで腕がこれまでの動きを忘れているのを逆にチャンスと思って、ひたすらなーんにも特徴がないフラットなハウスダーツを投げ込んで、フォームやグリップの改造と刷り込みに腐心し続けていたわけです。

で、ここ10日ほどそういう練習をやり続け、なんとか新しいフォームとグリップが「ハウスダーツでなら」出来るようになってきたところで、散々迷った挙げ句新しいバレルを設計&久しぶりに旋盤回して削り出して、21:00開始のリーグ戦に19:45に完成させたバレルを持って臨んできたわけです。いやはや、我ながら無茶だと思います(笑)。


20:00過ぎに到着後、仮セッティングのままバシバシ投げ込んでみたんですが、どうにもしっくり来ず、その場でセッティングをバシバシ変更。最終的にエクストラショートにティアドロップというセッティングで落ち着き、リーグ戦で実戦投入をしてみたわけです。

で、試合はどうだったかといいますと、まーこれが肝心なところで1本入らないという、実戦離れがモロに響いた結果が出たりもしたんですが、2週おやすみした分今回は11ゲーム中7ゲームに出場し、個人戦績は5勝2敗の勝ち越し。チームも7勝4敗で勝利することが出来ました。

スタッツ的にもまぁまぁ満足のいく結果というか、そこそこ申請レーティング通りの数字がでていたので、復帰戦としてはよしといえばよしかな、と。もちろん満足していい数字ではありませんし、もっともっと精進しなければいけないのは当然なんですけどね。


そんなわけで、なんだかんだありながらも、3年目に突入するダーツライフを楽しみたいと思います。今年の目標はなんとか1000点プレイヤーとAAフライト(レーティング13以上)入りですかねぇ。Aフライト(レーティング10−12)に居座って、はや1年になりますからね。新フォームとグリップの改良で若干見えてきたものもあるし。頑張りますよー。

でも、ほぼ丸2年間、結構熱心にやってても大して上手くもなっていませんし、しかもダーツブームも安定して、周りのレベルもガンガン底上げされていますから、既に僕程度の腕前なんて埋もれまくりですからねぇ。



そんなこんなで、ダーツはじめた当初の
「ガンガン練習して上手くなって初心者女性に
教えたりしてモテモテになるぜ!!」
とかいう目標は、遙か彼方に消え去りました。

モテルカルフォルニアでも観ながら練習します…)



[ 2007年01月17日-03:45 ]  



まず、まぜる。まず、脱ぐ。


なにやら巷では納豆食がブームだそうで。

まぁ確かに納豆は大豆タンパクのみならず、さまざまな栄養成分が入っているわけで身体にはいいですし、そのなんですか毎日食べることでダイエット効果もあるとかそういうことで人気になっちゃってるというような話らしいですね。

でも、納豆だけ食ってるってのならまだわからんでもないですけど、納豆美味しいでしょう。納豆オカズでしょう。納豆ほかほかご飯にかけて食べるでしょう。そしたらもっと美味しいでしょう。ご飯いっぱい食べちゃうでしょうが!!痩せるかそんなもんで!!(唐突に沸点到達)


すみません、少々取り乱してしまいました。まぁそんなわけで納豆ですか。納豆いいですよねぇ。納豆は添付されてる出汁醤油とカラシだけでも十分ではあると思うんですが、僕は色々混ぜて食べるのもまた美味しくて好きなんですよね。

マイベストオブ納豆ズパートナー(?)としては、やはり梅干しを叩いたペーストですね。これに梅しそキザミを加えちゃってもナイス。梅の酸味が納豆の旨味とよーくマッチして、非常に美味しいんです。

んで第2位としては生卵ですかねえ。生卵ご飯用醤油なんてものが最近じゃ出回っているわけですが、これを一緒にあわせると、これがまた滅法美味いんですよ。茶碗によそったほかほかご飯の真ん中に軽く穴をあけて、そこに生卵納豆をそーっと注ぎ、茶碗の底の方にも浸透するようにして、よくかき混ぜてから食べる。いやー最高ですね、最高。

他にも大根おろしやら、もずく酢やらネギやらカツオ節やらミョウガやらなんやらと色々ありますが、とにもかくにも納豆は古来からのご飯の友であり、非常に美味しいおかずなわけです。もう納豆大好きー!みたいなね。


で、納豆といえば食べる前にかき混ぜるという行為をするわけなんですが、人によって回数って全く違うらしいですね。メーカーの推奨も手早く20回ほどというところもあれば、じっくり1分以上かきまわしてくださいなんてところもあったりして、実に様々です。

納豆はかき混ぜることによって粘りのある糸が粘膜上に豆をコーティングするわけですが、この粘りにグルタミン酸という旨味成分が含まれるんですよね。つまりよーく粘り気を引き出した方が、より美味しくたべられるというわけです。

んで醤油だのタレだのの水分を先にいれてしまうと、粘りが出にくくなってしまうので、まずは先によくかき回して粘りをだしてから、タレをくわえて、それを馴染ませる程度に軽くかき回すっていうのがベストらしいですね。


そんな感じで「納豆」といえば「味付け」と「かき混ぜる回数」というところにスポットが当たるわけですが、他にも食べ物で食べる前によくかきまぜるというものがありまして、先日食べたインスタントパスタなんかがそんな感じだったんです。

正確にはクノールのスープパスタなんですけれど、熱湯を注ぐだけでスープパスタが出来上がるというスグレモノなんですよね。実は、僕はこれを食べるのは初めてだったんですけれども、徹夜明けの朦朧とした状態で空腹を抱えてキッチンを漁っていたところ、家人の買い置きをみつけて、こりゃあいいとばかりに開封してみたわけです。

なにしろ初めてのものですから、一応注意書きを読んでみたわけです。すると「カップを開けて中の線まで熱湯を注ぎ、その後手早く15秒ほどかき混ぜて、3分で出来上がります」というようなことが書いてあったんですよね。

なるほどなるほどと思いながら指示通り、徹夜明けフラフラ状態でカップ内側の線を確認して、徹夜明けフラフラ状態で電気ポットから熱湯を注いだわけですが、徹夜明けフラフラ状態ではやっぱりなにかがおかしくてですね、僕は15秒間じーっと待ってからおもむろにカップに箸をつっこみ、その後3分ほど、ずーーーっとかき回し続けていたんです。

そして「あ、順番違うよな」と気がついたのが、既に3分ほど経った後だったというのが、またなんとも意識朦朧クオリティだなーと自分でも思うわけなんですが、まぁ味に変わりがあるわけでなし、ドンマイドンマイともさもさ食ったんですけどね。


ただし、徹夜明けのフラフラ状態ってのはよくこうした間違いを起こすもので、以前もトイレに入って大をいたそうとした時にズボンとパンツを全下げする前に、うっかりと「ふーやれやれ」とかいいながら便座に座り込んでしまい、危うく大変なことになるところだったりもしましたからねぇ。

ちなみにその時は、ロールペーパーホルダーの残量を確認しようとして便座に座ったまま手を伸ばしたときに「あれ、なんか腹キツイな」という理由で気づいたんですが、本当に危機一髪の状態でしたからね。若干、ビッグベン的なものが「こんにちわ」しかけてましたから(いわゆる半漏れ)



以来徹夜明けのトイレや
寝起きでのトイレでは
指差確認をしてから用を足しています。

(尿意に押し込まれて膝をガクガクさせながら「パンツよおーし!(指差し)」)



[ 2007年01月18日-23:43 ]  



納豆の名誉を守りたい。


なにやら納豆ダイエットはねつ造だったようで。

まぁなんですか、各種報道の消費者の意見の中に「2週間やってみたけど体重が落ちないからおかしいと思った」とかいうのがあったんですが、それは他の食生活はどうだったのかとか思うわけなんですが、どうなんでしょうねえ(苦笑)。

それにしても品不足で叩かれ、そして今度は増産してみたら番組の情報はねつ造だったということの余波で叩かれ、納豆業界は本当に気の毒です。納豆は何千年も昔から続く日本の伝統食品なのにね。


そもそも納豆愛好家の僕からしてみたら、そんな一部番組の過熱で騒いでみたり、その余波で美味しい納豆を提供して下さっている納豆業界の皆さんをはおろか、納豆そのものに被害が及ぶなんてのは全く持って迷惑甚だしいことこの上ないわけですよ。

ダイエット効果があろうがなかろうが、そんなこととは全く関係なく、納豆の栄養成分は大したものですし、そもそも美味しいものなんです。

納豆100gあたりのカロリーは200kcalでタンパク質含有量は16.5g。脂質は10gに炭水化物は12.1g。食物繊維:2.3g、カルシウム:90mg、鉄分:3.3mg、カリウム:660mg、ビタミンB1:0.07mg、ビタミンB2:0.56mg、ビタミンK:870μg、イソフラボン:100mgです。1パックが大体40〜50gなんで、この半分が一人前の含有量ってことになるんですけどね。

まぁこんな数字並べたところでさしたる意味はないんです。美味いもんは美味いんですよ。美味しいから食べるんですよ!好きだから食べるんですよ!!それ意外に理由なんざないんです!!!


そんな美味いもんを一日に2パック食べて痩せようっていうのが、そもそもの間違いですよ。ちなみに納豆1パックあったら、僕はご飯2膳はいけますからね。1パック100kcalで、ご飯が2膳で500kcalですか。それを一日二回ですって?その時点で1200kcalじゃないすか。

もちろん1日の総摂取量がそれだけであるならば、2週間も続ければそれだけで十分痩せそうではありますけど、大豆タンパクとはいえタンパク質と炭水化物ですよ。

血となり肉となる成分MAXじゃないですか。脂質が少なく、良質なタンパク質が取れるってことでレスラーやボディビルダーが進んでメニューに取り入れるようなもんなんですよ?

大体、栄養素を考えたらビタミン類、特にCやAが圧倒的に足りないですし、カルシウムも足りないですから、他のモノも食べなくちゃいけないわけで、絶対に副菜も食べるでしょう。まぁそっちのカロリーを抑えれば、糖分やら脂質やらが圧倒的に少ないわけで、ダイエット効果はあるでしょうけどねえ。


まぁそんなわけで、おそらく売り切れ店続出で販売店やら消費者から増産をせかされた納豆業界から出荷され、なおかつ売上げ増を見込んで仕入れを増やそうとした各種販売店さんの店頭に、今週来週辺りは納豆が溢れ返りそうな予感がするわけですよ。明らかなオーバーサプライでね(苦笑)。

納豆愛好家としては、店頭に納豆が増えるのはありがたいことです。ですが、納豆は保存食の一種とはいえ、やっぱり賞味期限はあります。オーバーサプライで大量に店頭に並んだ納豆が、見向きもされずに廃棄されてしまうのはあまりにも悲しい。

そんなわけで、もしスーパーの店頭に大量の納豆が並び、なおかつ安売りされているようだったら、どかーっと買い込んで、さまざまな納豆料理や納豆の食べ方をしてみたいと思います。あーなんか考えただけでおなかが空いてきたぜ!納豆大好きッ!!



そして納豆食でも元気に太れるってことを
ばっちり証明してやりますよ!!

(ねつ造はなしのガチンコ勝負だぜ!!<精一杯の皮肉)



[ 2007年01月22日-04:05 ]  



納豆大好き道を邁進します。


今日も納豆を食べました。

近所のスーパーを見回ってみたところ、どうやら今のところオーバーサプライ&過剰発注で店頭に納豆が溢れかえるというようなことにはなっていないようです。

ただ納豆の製造工程から考えると、今回の問題発覚は、発注を受けていつもより多くの材料を発注して製造にかかっている最中の出来事でしょうから「余った!!すげー余った!どうしてくれるんだ!!」の状態になるのは、まだ少し後かもしれませんね。

僕は惜しみなく協力するつもりでおりますですよ。納豆大好きですから。痩せるとか痩せないとか関係ないですから。大事なご飯の友ですからね!!


まぁそんなこんなで今朝も納豆でご飯を食べたわけですが、そもそも納豆の良いところは醤油という発酵食品、そして大豆の旨味であるグルタミン酸に馴染んできた我々日本人の味覚にガッチリとあうだけでなく、その旨味と独特の粘りが、様々な味を柔軟に受け止めてくれる所にあると思うんですよね。

僕が大好きな梅干しペーストを混ぜあわせるのもそうですし、ネギ・カツオ節・みょうが・しょうがなどは、納豆独特の臭味を打ち消す薬味の効用としてだけではなく、納豆の旨味が、それらを文字通り包み込むことで、新しい味を提供してくれるわけですよ。

今朝なんかはウドの味噌炒めが残っていましたので、それを細かく刻んで、よく混ぜた納豆に加えて、さらに混ぜてみたわけです。するともうね、ウドの野趣溢れる香りと、その風味がしみ出した味噌が、納豆の香味と混ざり合って、それはもう素晴らしい味になるわけですよ。

もうなんといいますか完全に「大人の味」です。「むおーん朝から一杯いっちゃうかー?!」ってな具合ですよ(笑)。いやー本当に美味しかった。おかげで朝からご飯2杯いっちゃいましたからね!ああ、だから太るのか!!エウレカ!エウレカー!!(納豆の糸をふりまきながら)


そして納豆のもう一つの美点は、納豆に何かを混ぜて主菜にすることが出来ながらも、納豆自体もトッピングに使えたりすることですね。特にいい具合なのが豆腐とカレー。挽き割り納豆をよーくかきまぜてとろとろにしたのを豆腐にのせて食べる。これが実に美味いんですな。納豆と豆腐のダブル大豆ですよ。もう「畑の恵」過ぎます。

カレーに納豆といえばココイチのメニューの一つだったりもしますが、これに目覚めたのは実は結構最近なんですよね。そもそもココイチを頻繁に利用するようになったのも20代半ばを過ぎてからですから(笑)。

これはご飯をよそってカレーをかけた上に、よく混ぜた納豆をのせて、ルーにまぶして食べるわけなんですが、非常にこうカレーの味がマイルドになるんですよね。そしてもちろん美味い。加えて、なんといっても大豆タンパクの塊ですから、物凄い満腹感が得られるんです。腹持ちもいいですしねー。


こういうトッピング的な使い方以外にも、お好み焼きの生地に入れてみたりするのもなかなかにグッドなんですよ。これもまた尋常じゃなく腹持ちがいいというか、普通のお好み焼きでは得られないような満腹感が得られて、非常にナイスなんです。

他にも、トンカツやコロッケなどのフライ系の揚げ物のソースに納豆なんていうのも非常に美味しいんですし、ステーキソースにすりつぶした納豆なんていうのも美味しいんですよ。他にも以前に紹介した納豆うどんなんていうのも暑い季節にはうってつけですしね。実に振り幅の広い食材ですよ、納豆は。

そんなわけで、まだまだしばらく当サイトでの納豆プッシュは続く予定です。既に読者さんから「そばつゆ・わさび・マヨネーズを入れる(ころさん、ありがとうございます!)」、「ツナ缶を混ぜる(スコルさん、ありがとうございます)」などの納豆レシピをいただいておりますが、他にも「ウチはこんな食べ方をしてるよー」というものがありましたら、是非是非御紹介下さい!



じーらぼ!と春九堂は納豆を応援します!
全国の納豆業者の皆さん頑張って下さい!

(でも、実際の所、生産状況とかどうなんだろう…)



[ 2007年01月23日-19:58 ]  



納豆といえば


皆さん多数の納豆レシピをありがとうございます!まだまだ募集していますので、どんどん教えて下さいませ!

なるほどなぁ世の中色々な食べ方があるもんですな。多く目についたところではオクラと混ぜるというヤツ、これは結構メジャーですよね。オクラのぬるぬると納豆のぬるぬるのダブルぬるぬるで、こりゃーもう随分と精がつくなぁなんて感じですよね。

ここに豆腐を混ぜるというのも実はアリなんですよね。っつーかそういう丼を出す飯屋が西新宿にあるんですけどもね。ちなみに「ヒーホー」という名前のお店だったりします。懐かしいなぁ、今もあるのかなぁ?

で、そこの「スタミナ丼」って名前だったかなぁ、そんな感じのものなんですけどね。ご飯をよそった丼に納豆・刻んだオクラ・賽の目に切った豆腐がのっかっており、そこにカツオ節がどかーっとかかってるんですわ。んでそこに醤油をかけて、ぐちゃぐちゃーっとかき混ぜるわけです。

するとそこには、オクラの緑、豆腐の白、納豆の茶が描くコントラストも鮮やかな食欲をそそる丼が出来上がる…わけもなく(笑)。メインは納豆とカツオ節と醤油の茶色で、そこにところどころに砕かれた豆腐の残骸が混ざり、トドメにオクラの緑がぽつぽつとあるという、若干「食欲をそそらないだろう、コレ…」という光景が丼の上に広がるわけです(笑)。

まぁそんな感じで、見た目は若干悪いんですが、食べるとこれが実に美味い。もー丼いっぱいの飯を食い尽くしてもまだ足りないっくらい美味いんですわ。当たり前ですよね、相性のいいあっさりしたものばっかり集めたんですから。

ズルいような感じさえします(笑)。ちなみに、納豆・オクラは変えずに、こことろろ芋が加わると「三ねり」という歴とした和食の一品になるんだから侮れないですよね。


他にも何通かいただいたものは、納豆と様々な具材を混ぜ合わせたモノを油揚げに入れて、フライパンで焼き色をつけるというもの。これもちょっと気の利いた飲み屋なんかでは、よく出てくる酒菜ですよね。これも実に美味いものです。あとは大根おろしに納豆も多かったかなー。これもうまいっすよねー。

意外に思ったのが「納豆にマヨネーズ」という組み合わせを意外と多くの人がやっていることですねー。確かにマヨネーズを混ぜることで納豆の臭味が抑えられるなんていうこともあったりするのですが、随分と味が変わっちゃうと思うんですよねえ。どうなんだろう。納豆の味がマヨネーズに負けちゃわないのかしらん?

でもマヨネーズと納豆の出会いというのは、新しい味の地平線を開くかも知れませんね。納豆をドレッシングに使うなんてのもありますし、どんな風に調理をしてもある程度のぬめりは残るわけですから「和える」という調理にはもってこいなわけで。納豆をよくすり潰してマヨネーズを加えて、ふかしたてのジャガイモに塗って食べるなんてのもありかもしれませんね。


ちなみに一通も来なかった意外なものとしては、チーズと納豆をあわせるというもの。これ結構イケるんですよ。細かくちぎったり切ったりしたブルーチーズと挽き割り納豆を合わせてみたり、粉チーズ(パルメザンチーズ)と納豆なんてのも面白いです。

ただしご飯にあわせるのは若干無理がありまして(笑)。これはリッツなんかの塩味ビスケットやらクラッカーに乗っけて食べる、おつまみですね(笑)。日本酒にも焼酎にもあうので、是非おためし下さい。あと塩辛とかをこれに混ぜても美味いですよ。発酵食品のコラボレーションですな。


まぁそんなこんなで納豆三昧の日々を送っているわけですが、納豆といえば思い出すのが学校給食での出来事です。小学生当時の学校給食メニューに、時々現れる納豆というのは、そりゃーもー小学生の間では不人気極まりない食べ物でした。

小さいカップに入った、確か「お○め納豆」だったと思うんですが、やっぱり納豆って臭いますからね。小学生当時のキラワレ言葉としては「クサイ」というのは最悪の部類のものでしたから。学校給食で出された納豆をもりもり食うというヤツはあんまりいなかったわけですよ。

するってぇと未開封のカップ納豆が山の如く返却されてしまうわけです。そんな光景をみて、どれだけ胸を痛めたかわかりません。だってその当時から納豆大好きだったんですもの!!ですからね、こっそり持って帰って食べてたりしたんですよ。


ところが小学校5年生くらいの頃でしょうかねえ。なんやら担任の方針で「給食を残すべからず」という規則が出来まして。今なら「お前は忍たま乱太郎の食堂のおばちゃんか!『おのこしはゆるしまへんでー!』か!100%勇気か!!」とかコア過ぎるツッコミの一つも入れるところですが、小学生自分のガキにとって担任教師というのは絶対権力者ですからね、ツッコミなんかできません。

それに僕が小学生だったころなんてのはまだ1980年代ですからねぇ。アレルギーもさして取り沙汰されていませんでしたし、「偏食」なんて言葉もまだクローズアップされておらず「好き嫌い」と言い切られていたわけです。

まぁね、確かに小学生なんざ味覚がまだ固まりきってないようなガキンチョですから、「好き嫌いなんてのはワガママでしかない」と断ぜられて当然といえば当然ではありますし、「必要栄養素と食物への興味および学習教育」という建前も持っている学校給食ですから残さず食えといわれれば、確かにその通りなんです。

その通りではあるんですけれども、まぁ若干厳しい先生でもあったんですよね。当時はそれが当たり前といえば当たり前だったんですけれども。


で、そうなると納豆というのはなかなか強敵になるわけですよ。僕みたいにもりもり食える子も多かったですけど、これまでは「くさいからやだー」なんて逃げていた子も、食べなくちゃ行けないわけです。

そうすると今度は「くさいのが恥ずかしいからイヤと逃げていたけれど、実は食べられるし家では食べている子」と、「本気で食べられない子」に分かれてくるわけです。で、どうあっても戻すことは出来ないとなると、これはもう膠着状態に入ってしまう子も出てくるわけですよね。


そんなある日のこと、席替えをしたばかりの日の給食時間。本格的に納豆を食べられない子であった隣の席のKさん(女子)が、あんまりにも長時間パックを開封するかどうかの段階で降着してしまっているのを見かねた僕は「…納豆苦手なの?」と見りゃわかんだろ的な事を聞いてみたわけです。

するともう既に半泣き状態のKさんは「臭いは平気なんだけど…どうしてもダメなの…」と小さな声で返してきたわけです。Kさんは二学期からの転校生でして、配属されたクラスが運悪くこんなスパルタ給食部隊のところだったもんですから、相当困惑していたようでして(笑)。

さっすがに気の毒になった僕はこっそりと「じゃあ、俺食うから。先生に見つからないように、下から回して」と同じく小さな声でいうと、Kさんは顔をぱっと輝かせて、机の下でこっそり僕にカップ納豆を渡したわけですよ。


で、僕はナニもなかったかのような顔で、既にご飯は食べ終えてしまっていたので、かき混ぜて添付の出汁醤油を加えてよく混ぜた納豆を、カップのままずるずるっと一息に食べたわけですよ。いやーそのときのKさんの僕を見る目といったら、なんでしょうねぇあれは、いわば救世主を見るような?救世主と書いてメシアと読むような?そんな感じでして、ええ(笑)。

Kさんは、そんな感謝のこもった眼差しで僕を見ていたわけですが、もうそんな目で見られましても、照れるやら誇らしいやらしょっぱいやら美味いやらで、実に複雑な気分でしたね(笑)。そんなんでまだ口の中で納豆をむにゅむにゅさせながら、ぶっきらぼうに「ん」とか云いつつ空いたカップを彼女に戻したんですけどね。

そしたらKさんも「…ありがとう」なんて云って、こそこそと他の食器の陰にカップを隠したりしたわけなんですが、なんといいますか、他人様のおかずを食って、あんな眼差しで見つめられたり感謝されたりなんてことは、後にも先にもあれっきりでしたねぇ(笑)。


以来、同じ班でいる間は、納豆が出る度にKさんの納豆を僕が食べていたわけなんですが、どこからどうなったのか、次第次第と何人もの女子が納豆を持って「みやもとくん…これ…」と来るという珍現象が発生するようになり、最大で10個のカップ納豆を食べるにいたるようになったりもしました。いやーあとにも先にもあんなにモテたのは、あの時だけでしたねぇ…。

なんですかね、別にKさんとその後どうにかなったとか、他の納豆を持ってきた女子からなにかがあったとかそういうことはまるでなかったんですが、後日Kさんが「これ、この間のお礼。ありがとうね」と、手作りらしきクッキーを持ってきてくれたのは嬉しかったですねぇ。思えばあれも僕の初恋の一つなのかもしれませんな。

「だめなの…」と弱々しく云った時のKさんの表情に「ああっこれは俺が守らねばっ」と思ったりしたわけですからねえ…。あー青い青い(笑)。まぁここで照れて終われば懐かしい過去の甘酸っぱい想い出話になるんですが



さすがに「初恋は納豆の味」ってのは
いくら納豆大好きでも、若干キツいです。

(当時からこんなことやってたから太ったんだな…)



[ 2007年01月25日-07:16 ]